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試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

1993年や1994年、最下位を走っていたころだって、数字上の可能性が本当になくなるまでは「まだ優勝できるかもしれない」と思っていたものだ。彼我の力の差を知らな過ぎたのかもしれないが。
それを思えば今の位置は絶好のポジションと言えるほどだ。今季の混戦ぶりから言えば、もう一度首位獲りのチャンスが来そうな気がする。仏の顔も三度と言うが、まだ二回しか拝ませてもらっていない。
もう一つ。優勝を目指すのと同じくらい大事なことは、残り5試合で今季のサッカーをどこまで高めることができるかだ。来季もミシャが指揮を執ることが決まったのだから、今年どこまでベースを上げておけるかは重要だ。その意味では残り5試合の相手を見ると、前回負けた、追いつかれた、勝っても「訳あり」だったなど、レッズの成長度合いを測るには絶好のチームが多い。まずはセレッソ。後半追加タイムに同点にされた無念さは忘れていない。
仙台戦の後、クラブのスタッフには「次のMDP、大変ですね」と声をかけられ、サポーターには「次のMDPでモチベーションをさらに上げてくれることを期待してます」と言われた。ミシャや選手たちの言葉を借りて残り5試合に、そしてセレッソ戦に向かうMDPを作り上げました。明日もぜひ。(清尾)


浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合観戦が何倍も面白くなる記事が盛りだくさんです。

MATCHDAY PROGRAM 418
2012年10月27日(土)2012Jリーグディビジョン1 セレッソ大阪

■contents
・MIHAILO PETROVIC~監督からのメッセージ
 「我慢をし、規律を保って戦うことが勝利への道 スタンスを崩さず、ホームで勝って前に進もう」
・WILL TO WIN(選手コメント)
 「痛い敗戦ではあるが、やってきたことは崩さない セレッソに勝つことで自分たちの気持ちを見せる」
・TODAY'S TEAMS~本日の対戦
 「攻撃的な両チームの対戦、どちらが特長を出し勝利を手に入れるか」
・水上主務の何でもランキング
「”あの”選手の新人時代」
・URAWA NOTE~浦和レッズ取材メモ
 「よみがえる20年前の歓声」(山本 浩/NHK=当時)
・INTERVIEW~阿部勇樹
 「浦和レッズが好きだし、レッズは強くなくてはいけない。そのために」
・教えて!あなたのOSC
 「平川忠亮が選んだ『レッズが強くなっても応援し続ける会』」
 「加藤順大が選んだ『メラゾーマ・レッズ』」
 「土田尚史GKコーチが選んだ『浦和トリビ会』」

★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
 「ケガからの復帰に見る 19年間現役継続の要因」~山田暢久


■仙台戦の翌日に行われた「東日本大震災被災地復興支援 子供たちとのサッカー交流会」の取材をさせてもらった。非常にさまざまなことを感じたのだが、その中で子供が選手とプレーを楽しむ姿を見たとき、無条件にサッカーとは、やはり「楽しむ」ことが原点にあるものなのだなと思った。
ここ最近の、優勝を明確に意識したチームには、もしかするとそうした部分が少なくなっていたのかもしれない。もちろん、勝敗が残酷にさまざまなものに影響するプロの世界で、100パーセント純粋に楽しむということは難しいだろうが、どこかでそうしたものを持ったチームが自分たちの本来の力を発揮できることも事実だろう。
残りは5試合。そうした部分を取り戻し、まずは、この2ヵ月あまり勝利のない、ホーム埼スタでの勝利を挙げることを願います。そして、みなさんが試合を楽しむ過程で、MDPもお役に立てれば幸いです。(高野)

試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

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