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Web Little Diamonds Vol.10「レッズジュニアユース、19日から高円宮杯全日本ユース(U-15)選手権」

12月19日(日)から『高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)選手権大会』が始まる。今回の高円宮杯U-15は32チームによるトーナメント方式。浦和レッズジュニアユースは、大阪の堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターで愛知県の名古屋FCと1回戦を戦う。
11月の関東予選では、全国行きをかけたDブロック決勝で川崎フロンターレU-15と対戦。前半2-1で折り返したが、後半追いつかれると、その後は守勢に。2-2のまま延長もしのぎ、PK戦を制して全国大会の切符をつかんだ。
今年8月に行なわれた第25回日本クラブユース選手権(U-15)では準決勝で清水エスパルスジュニアユースに逆転負け。3位に終わった悔しさを選手の誰もが忘れていない。また19人の中学3年生にとっては、これがレッズジュニアユースでの最後の大会となる。12月11日(土)、12日(日)には練習試合を行ない、好感触も得た。2005年以来5年ぶりのU-15年代制覇を目指す選手たちと、池田伸康U-15監督、渡辺隆正同U-15コーチに話を聞いた。

GK 関口亮助
「みんな完璧な状態に近づいていると思います。夏に優勝できなかったので、今度はという気持ちでいます。クラブユースの準決勝はラスト10分でやられたので、最初の5分と最後の5分は特に集中するようにしています。
みんなが仲間のためにという強い気持ちを持ったチームで、関東予選の決勝も押されながら延長に入ったんですが、途中でケガした関根や、ベンチで見ている仲間のためにも全国に行かないといけないという気持ちでした。PK戦は今年初めてだったのですが、GKの自分にかかっているというところがあるので、仲間のその期待に応えて、1本止めることができて良かったです」

DF 斎藤一穂
「あと1週間でやれることを全部やって100パーセントで大会に臨みたいです。
関東予選は苦しかったですが、出場している者もいない者も一つになって戦えたと思います。一人ひとりがいつもチームのことを考えており、一人もその輪からはみ出していないのが結束の強さだと思います。
夏も優勝する気持ちでやって負けてしまいましたが、高円宮杯に向けてもう一度優勝を目指すという意思統一をみんなでしました。夏の大会を経験して、全国大会の雰囲気も知った中で、あらためて頂点を狙っています。今は一つひとつのプレーの質を高めるように練習してきていますし、自分自身は、夏よりも慌てないでプレーするように意識しています」

MF 條 洋介
「夏のクラブユースが逆転負けで3位で終わってしまったので、次はどのチームにも負けないように、チーム一丸となって戦いたいです。このメンバーでやれるのは高円宮杯が最後なので、一日一日の練習を大切にしていくというふうにみんなの意識が変わってきたと思います。自分の気持ちも高まってきて、優勝しないとノブさんに恩返しできないので、頑張ります。
どんどん前から仕掛けてゴールを狙っていくというチームのスタイルはずっと変わっていませんが、その中で自分は、誰にも思いつかないようなラストパスを出すのが持ち味だと思っているので、どんどん狙っていきたいです」

FW 進 昂平
「チームもだんだんできてきたので楽しみです。自分はケガから完全に治っていなくて関東予選に出場しなかったのですが、みんな本当によく戦ってくれたと思います。今はだいぶ良くなってきたので、あとは大会までに体力的なものをもっと上げていきたいです。
夏のクラブユースの準決勝は、自分が風邪を引いてコンディションが悪い状態で試合に向かってしまったので、コンディション作りの大事さを学びました。あとはメンタル面でも何が大事かをすごく感じた試合でした。
みんなの意識も高円宮杯に向けて高まってきて、絶対に優勝するという気持ちです。ノブさんのために優勝する、という気持ちを最後まで持って戦いたいです」

FW 関根貴大
「関東予選決勝の川崎F戦の途中でケガをして交代してしまい、悔しかったんですけど、仲間を信じて見ていました。今は早く治して、大会に良い状態で臨みたいです。
夏以降、みんな悔しさがあったと思うんですが、それを糧に、一日一日の練習を大切にして技術を磨いていったと思います。
自分自身、夏のクラブユースはケガから復帰してあまり時間がなかったので、コンディションがきつかったです。今回はケガさえ治れば、体力的にはそう落ちていないので、夏の自分とは違うところを見せたいです」

MF 須藤岳晟(キャプテン)
「今年2回目の全国大会なので楽しみですし、この仲間たちとできるのは最後なので、残り1週間悔いのない練習をして、2年半やってきたことを全国大会で出せれば良いと思います。夏のクラブユースのときよりも一人ひとりが、今チームに何が必要で、何をしなければいけないかということを自分から話せるようになりましたし、全員にそういう意識が出てきたことでプレーの幅も広がったと思います。
苦しいときに頑張れるのが自分たちの強みだと思っていますし、関東予選の川崎F戦でも苦しかったですが、最後まで自分たちを信じ切ることができて勝てたので、どんな状況でも下を向かないでやっていれば何かが起こると思います。
仲間たちと約束したことがあります。ノブさんとタカさんに恩返しをすること、悔いを残さないことです。3年生19人でした、その約束を守るために、自分はチームのために100パーセントの力が出せるように頑張ります。チームのため、というのが自分の持ち味ですから」


3年間の集大成として最後まで
池田伸康U-15監督

◆1年間通して、当たり前のことを当たり前にやろうということなので、全国大会が決まっても同じようにトレーニングしてきました。今年の高円宮杯は1回戦から一発勝負のトーナメント戦になりました。その難しさは選手たちもよくわかっていると思います。関東予選の決勝もPK戦まで行って、楽に勝った試合ではなくて、負け試合でもおかしくない試合でした。選手を相当入れ替えましたが、誰が出てもできるんだという価値のある1勝でしたし、今後に向かっても重要な試合だったと思います。
大会では初めてやる会場が多いですが、それも選手たちの経験としてはすごく良いことだと思います。大会の中で一つでも良いものをつかんで欲しいですし、3年間の集大成として最後までやってほしいと思います。


自分で考えて行動する選手たち
渡辺隆正U-15コーチ

◆選手たちはみんなメリハリがあり、サッカー以外のところでもみんなで協力して、仕事なり何なり自分たちが感じて行動できています。それが試合では、ボールのないところでの動きなどに表れています。こういう状況になったら自分で考えて、自分でポジショニングを変えたりサポートに回ったりということができています。また試合に出ていない選手が自分から水を用意したりと、全体で試合に向かっていると思います。
優勝という目標に向かって全員が同じ方を向いているので、選手たちが全力を尽くして最後まであきらめずに戦えるように環境を整えていきたいと思います。

[WEB版Little Diamonds vol.10]

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