Match Report
2024 Meiji Yasuda J1 League
Section 19
2024年6月22日
(Sat.)
19:03 KICK OFF
- Venue
- Saitama Stadium 2002
- Attendance
- 48,638
- Weather
- Cloudy
- Referee
- Jumpei Iida
update
Urawa Reds
2 - 2
0
1st Half
2
2
2nd Half
0

Kashima Antlers
- 77'
- Hidetoshi Takeda
- 90+2'
- Hidetoshi Takeda
GOAL
- 3'
- Yuma Suzuki
- 42'
- Yuma Suzuki
Substitution
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Yellow Card
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Red Card
Player
- 1
- Shusaku Nishikawa
GK
- 1
- Tomoki Hayakawa
- 4
- Hirokazu Ishihara
- 28
- Alexander Scholz
- 5
- Marius Hoibraten
- 13
- Ryoma Watanabe
DF
- 32
- Kimito Nono
- 55
- Naomichi Ueda
- 5
- Ikuma Sekigawa
- 2
- Koki Anzai
- 3
- Atsuki Ito
- 25
- Kaito Yasui
- 6
- Ken Iwao
MF
- 25
- 佐野 海舟
- 13
- Kei Chinen
- 30
- 名古 新太郎
- 33
- 仲間 隼斗
- 17
- オラ ソルバッケン
- 12
- Thiago Santana
- 21
- Tomoaki Okubo
FW
- 36
- Shu Morooka
- 40
- Yuma Suzuki
- 16
- Ayumi Niekawa
- 20
- Yota Sato
- 66
- Ayumu Ohata
- 27
- Ekanit Panya
- 47
- Hidetoshi Takeda
- 9
- Bryan Linssen
- 38
- Naoki Maeda
SUB
- 31
- 山田 大樹
- 16
- 須貝 英大
- 10
- Gaku Shibasaki
- 14
- Yuta Higuchi
- 15
- 藤井 智也
- 27
- Yuta Matsumura
- 7
- Cavric
Stats
Attempts
GK
Corners
Direct FK
Indirect FK
Offsides
Penalties
Post-match comments
Per-Mathias Hoegmo
(Manager)
- 「本日は、選手、そしてファン・サポーターのみなさんに感謝したいと思います。試合の流れを変え、勝利に限りなく近いところまでいった試合でした。
前半はよくありませんでした。早い時間帯で失点してしまい、その後は徐々に我々のプレーが出せるようになっていたと思いますが、プレスがうまくいきませんでした。またビルドアップのときに、中盤でうまくボールを回せませんでした。そして前半は、鈴木優磨選手が支配したと思います。彼の素晴らしいFWぶりを見せられました。彼が、前半で違いを生んでいた選手でした。
我々は、流れを変えることができると信じていました。ハーフタイムで(岩尾)憲、(伊藤)敦樹のダブルボランチにして、4-4-1-1という形にしました。そうすることによって、鈴木選手のところの問題を軽減することができたと思います。また、4-4-2の形でプレスをかけることによって、より良い流れに持っていくことができました。
そして今シーズン、プレーのところでも成長を見せていると思いますが、それが出たと思います。ボールをたくさん動かし、お互いのためにスペースをつくりあって、ボールホルダーの前にいる選手がランニングをしていました。敦樹がボランチの位置から前に抜けていくような場面も見せてくれました。今日は敦樹にとって、非常に素晴らしい試合だったと思います。
ヒデ(武田英寿)を投入したときは、(大畑)歩夢と絡みながら左足を使ってもらうことが狙いでした。それはうまくいったと思います。本日は65パーセント前後のポゼッション率だったと思いますが、その中でヒデのスキルや決定力が見られました。ヴィッセル神戸戦の後半と同じように、本日の後半も、我々が支配していたと思います。ただ、そこで点を取るには特殊な能力が必要になります。
(渡邊)凌磨もトップ下の位置でプレーしましたが、そこでスキルを見せてくれました。そして彼のシュートが決まっていれば、3-2にできた試合でもありました。
試合の中で、流れが悪くてもそれを良い方向に持っていくことができる能力、点を決めるところは、今後の試合にもしっかりと持ち込んでいかなければいけません。
また、素晴らしい姿勢と共に、フィジカルコンディションが上がってきているところも見られたと思います。後半は我々がしっかりと支配することができていました。神戸戦でも、アウェイのセレッソ大阪戦でも、後半は支配することができていました。これからも質を上げていきたいと思っていますが、それは練習からやっていかなければいけないことだと思います。そして、離脱している選手たちが戻ってくればと思います。
ファン・サポーターのみなさんの姿勢も本日は素晴らしかったと思いますし、敦樹とヒデは大活躍だったと思います。ファン・サポーターのみなさんの素晴らしさはいつも言っていますが、本日の最後の10分間の、ファン・サポーターみなさんの姿にはしびれました。本当に素晴らしかったと思います。一生忘れない姿が目に焼き付きました。3点目が決まっていれば、スタジアムが爆発するのではないかと思えるような応援でした。
我々に大きなエネルギーをもたらす応援ですので、クラブに連勝の文化をつくるためのエネルギーにもしていきたいと思います」
Opponent team comment
ランコ ポポヴィッチ
(Manager)
- 「結果的に引き分けで終わってしまったので、満足しているとは言えません。ただ、前半の出来は非常に良かったと思います。私も日本に長くいますが、質の高いプレー、そして賢さ、したたかさを見せられた前半だったと思っています。前半をひと言で表すなら、『完璧』という前半だったと思います。
後半に入って、相手もシステムを変えてきたところはありましたが、システムを変えてきたから対応が前半のようにうまくいかなくなった、というわけではなかったと思っています。それよりも、コンパクトにできてきた前半から少し距離が遠くなってしまった、そこには体力的な問題もあったと思いますが、前半よりもコンパクトさが消えてしまい、強度を同じように出すことができなくなってしまったところは、我々が修正しなければいけないところだったと思います。点の取られ方に関しても、2失点目はなんとも言えない形で決められてしまったのですが、ああいうことが起こるのもフットボールですし、その前に我々が相手を止められていれば、あの場面はありませんでした。まずはそこを考えて、チームでやっていかなければいけないと思っています。前半のような戦いを、試合を通じてやりきることが、勝ち点3を呼ぶことだと思っています。そこに目を向けてやっていくべきだと思っています。
会場の雰囲気は素晴らしかったですし、お互いがクオリティーを出して、日本のフットボールのいいところを見せられた試合だったと思います。ただ、結果的には最後に我々が勝ちきれなかったところは残念ですし、次につなげていかなければいけないと思います。
改めて言わせてもらいますが、我々の選手たちが見せた前半の出来は、私が長く日本にいた中でもベストと言えるくらい素晴らしいものを見せてくれたと思いますし、本当に誇りに思います。そういう前半を見せながら最後に結果を出せなかったところには全員で目を向けていかなければいけないのですが、自分のチームのことを大げさに言うつもりはないですが、前半に彼らが見せてくれた姿は、私の胸にしっかりと残った試合だったと思います。本当にいい試合でした。
浦和サポーター、そして我々の鹿島サポーターも素晴らしい雰囲気をつくってくれました。両チームのサポーターを本当にリスペクトしています。数は浦和さんのほうが多かったのですが、我々鹿島サポーターの声のほうが私には届いていましたし、大きかったと思います」