試合結果
2016 明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第4節 2016年03月20日(日) 16:04 KICK OFF |
Shonan BMW スタジアム平塚 | 14419人 | 曇のち雨 | 飯田淳平 |
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試合終了 |
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41分 李 忠成 55分 興梠 慎三 |
70分 菊池 大介 →端戸 仁 70分 パウリーニョ →石川 俊輝 82分 藤田 祥史 →神谷 優太 |
75分 武藤 雄樹→青木 拓矢 75分 宇賀神 友弥→梅崎 司 79分 興梠 慎三→ズラタン リュビヤンキッチ |
14分 下田 北斗 79分 岡本 拓也 86分 神谷 優太 |
57分 槙野 智章 |
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1 村山 智彦 |
1 西川 周作 |
36 岡本 拓也 4 アンドレ バイア 6 三竿 雄斗 |
46 森脇 良太 6 遠藤 航 5 槙野 智章 |
14 藤田 征也 2 菊地 俊介 5 パウリーニョ 10 菊池 大介 |
24 関根 貴大 10 柏木 陽介 22 阿部 勇樹 3 宇賀神 友弥 20 李 忠成 9 武藤 雄樹 |
23 高山 薫 22 下田 北斗 11 藤田 祥史 |
30 興梠 慎三 |
25 タンドウ ベラピ 30 島村 毅 16 石川 俊輝 24 奈良輪 雄太 17 端戸 仁 19 大槻 周平 28 神谷 優太 |
15 大谷 幸輝 16 青木 拓矢 17 永田 充 7 梅崎 司 18 駒井 善成 11 石原 直樹 21 ズラタン リュビヤンキッチ |
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試合後コメント
- ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
- 「今日のゲームでは、ジャイアントキリングではないですけど、レッズが湘南に負けるのを期待して見に来られた方が多かったのではないかと思います。ただ、我々は今日のゲームで勝利できたことを、非常に嬉しく思っています。
サッカーの世界では、地方のクラブが大きなクラブに対して勝利することは、見る側にとって期待したいところでもあります。今日の湘南に、それを期待していた方が多かったというのも、サッカーの世界ではよくある話です。
その期待がなぜ起こるかと言えば、湘南がこれまで見せてきたアグレッシブな戦い方や、運動量の多さが、期待値を上げたからだと思いますし、彼らの強さは、誰もが認めるところでもあると思います。
そうした湘南の強さを、今日の我々は、上回れたと思います。運動量の多さ、球際の激しさや強さ、セカンドボールを拾う予測という、相手の強さである部分で、上回れたのではないでしょうか。選手は立ち上がりからプロフェッショナルに、規律を持って戦ってくれたと思っています。奪われた後の切り替えの速さで相手にカウンターをする機会を与えなかったと思いますし、運動量の多さでも、相手を上回れていたのではないかと思います。相手はプレッシャーがかかる中で、長いボールを蹴ることが多かったと思うんですが、長いボールの競り合いにも、勝つことが多かったと思いますし、その後のセカンドボールも、我々が拾うことが多かったと思います。今日の試合に関しては、選手たちが非常にプロフェッショナルな戦いをする中で、勝利に値するゲームができた試合だったと思います。
もちろん、今日のゲームの中でも、修正するべき、改善できるところがあったと思います。ただ、今日のゲームで、立ち上がりからアグレッシブに、リスクを負って攻撃的なサッカーを貫いたことが、こうした勝利に結びついたと思っています。日本のサッカーの中では、0-0で進む中で、守備的に戦い、相手のミスを誘ってカウンターから1点を取るようなサッカーが主流になっていますけど、我々は日本のサッカーをリードするチームとして、リスクを負って攻撃的に仕掛けていくサッカーを貫いていきたいと思いますし、貫いていると思っています。もちろん、そういう中で、負ける試合もあるでしょう。ただ、日本のサッカーの中で、アグレッシブに、リスクを負って攻撃を仕掛けていくようなサッカーというのは、私は必要なことだと思っています。皆さんがそうした戦い方をするチームを後押しすることが、日本のサッカーをよくしていくことにつながっていくと、私は思っています。
Jリーグの中でも、川崎は非常に素晴らしい戦いをしていると思います。リスクを負って、自分たちでボールを保持しながら、攻撃的なサッカーをしています。そうしたチームが、ボールを失ってカウンターを受けて失点し、0-1で負ける試合も、中にはあるかもしれません。ただ、日本のメディアで、残念ながらよくあるのは、そうして負けてしまうと、勝ったチームを非常に称賛する傾向があります。私はそうではないと思います。そうやって、リスクを負って攻撃を仕掛けていくチームというのは、特に負けたときに、みなさんがもっとポジティブに受け止めるべきだと、私は思っています」
相手チームコメント
- 曺 貴裁監督
- 「2試合連続のアウェイから帰ってきたホームの試合で、リーグを引っ張る浦和さんと戦う中で、いろいろな選択肢はあると思いますが、1stステージの始めの方の試合なので、自分たちの力を測る、勝つためにやる中での絶好のチャンスだなと思って、今日の試合に臨みました。
前半の立ち上がりから、勇気という話をしたんですけど、3つの勇気の1つ目、相手に対して向かって、ボールを奪いにいく、連動することと、ボールを運んだり、ワンタッチで前に入れたりするクオリティーで、相手のディフェンスラインと勝負する、あとは後ろからドリブルで運ぶというようなことを、3つの勇気という形で、選手たちに話して送り出しました。
前半の内容は、悪くなかったと思って見ていました。相手の出所に対するプレッシャー、奪ってひっくり返すことはなかなかできなかったですけど、その圧力で最後のパスの精度が乱れたりとか、我々の次のチャンスにつながったりするところはありました。ただ、今日は本当に典型的に、2つのミスが失点につながって、電車で言うと、すいすい走っているときに、たまたま停止線をオーバー、ショートするようなことが2回続いて、ダイヤが乱れたという感じです。その他のことは、そんなに大きく問題はなかったんですけど、そういった印象があります。特に2失点目は、本当にもったいなかったと思っています。彼らが楽にゲームを進められる、時間を使える、百戦錬磨の浦和さんのペースに、ちょっと持っていかれたかなと思いました。
ただ、0-2にされた後、残りの15分については、我々が点を取れるような形を何回か作れました。あれが0-1であれば、さらに相手に対して圧力をかけられたと思います。最近、アディショナルタイムに失点して追いつかれたとか、みなさんになんだかんだ言われて、たらればの話ばっかりしているので、そういうことを言うのは止めようと思っているんですけど、いろいろな意味で、これが今のウチの実力、力の立ち位置だと思っています。そんなのでいいのか、と言われればそこまでなんですけど、立ち位置が自分たちの中でしっかり分かったというところから、来週のヤマザキナビスコカップ、その後はホームで神戸さんとやりますけど、そこにつなげていかなければいけないと思います。
今、選手たちに言ったのは、この険しい道のりを進んでいけるのは、他でもない我々しかいない。今、違うことを考えたりとか、まっすぐ行っているのに、左に行った方がゴールが近いんじゃないかとか、そういうことを考える選手が一人でもいる方が俺は怖い、と。4試合で勝ち点2しか取れていないですけど、ゼロではありません。勝ち点12取ったら一番いいんですけど、12を取っているチームは、Jリーグにはありません。その中で、まだまだチャレンジをして、大きな壁なのか、少しチャレンジをすれば越えられる壁なのかは分からないんですけど、それを越えない限り、2016年の湘南は、最後にいい花が咲くかは分からないですけど、たくましく、しっかり生きているという花を咲かせることができないと思います」