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ルヴァンカップ vsG大阪「最後まで集中を切らさず、アウェイで完封勝利」

18日、浦和レッズはパナソニックスタジアム吹田で、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節、ガンバ大阪戦に臨んだ。

日曜日の清水エスパルス戦から先発10人を入れ替えて試合に臨んだレッズは、出番を得た選手たちが勝利への強い気持ちを見せて戦い抜き、後半に生まれた武富の決勝ゴールによって1-0で完封勝利。公式戦4連勝を飾った。

レッズは、中盤に入った直輝、前線の李や武富らフレッシュな選手が積極的なプレーを見せ、よいシーンも作ったが、ミスも多くなかなかペースを握るまでには至らなかった。守備では4バックの真ん中でコンビを組んだ遠藤、岩波を中心にG大阪の攻撃に対応。GKの福島も安定したプレーでゴールを守った。

その中で、37分にはアンドリュー ナバウトとの連係から荻原がチャンスをつくると、荻原は45分にもゴールまで30mほどの距離から思い切った左足シュートを放ち、G大阪ゴールを脅かした。

0-0で迎えた後半も一進一退の展開が続く中、57分には荻原に代わって、負傷から復帰した宇賀神が公式戦6試合ぶりにピッチへ。宇賀神はピッチに入った直後から数多くボールに触り、攻撃に緩急を生み出した。

そして70分、G大阪ゴール正面、ペナルティーアークの位置で青木からの縦パスを受けた武富が鋭くターンをしてドリブルで仕掛け、ペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得。これを武富が自ら決めて、71分にレッズが先制点を挙げた。

リードを奪ってからもレッズの選手たちは集中力を高く保って戦い、G大阪にチャンスをつくらせないまま試合を進めた。追加点こそ奪えなかったものの、最後まで無失点で戦い抜き、試合は1-0で終了。この勝利で、レッズはグループステージ4節を終えて、サンフレッチェ広島と勝ち点7で並んで1位タイに順位を上げた。

次戦は4月21日(土)16時3分に埼玉スタジアムでキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第9節、北海道コンサドーレ札幌戦となる。

【武富孝介】
(今日の勝利の感想について)
「すべてが完璧ではないですし、不細工な勝ち方でしたが、メンバーを変えながらでも勝てたことは、とても大きいことだと思います。勝った上で、内容だったり、修正ができることはとてもいい流れだと思います。とにかく一つ勝てたこと、YBCルヴァンカップで上に行くためにも大きな1勝だったと思います」

(自身のゴールが決勝点となったが?)
「自分が決めて勝てたことよりも、チームとして勝てたことが大きいと思います。上に行くために、何としても今日は勝ち点を持ち帰ろうと監督も言っていました。ファン・サポーターも来ていただいた中で、一つ大きな1勝だったのかなと思います」

(メンバーが大きく変わった中で、モチベーションも高かったのでは?)
「自分もなかなか試合に絡めていなかったので、なんとしてもという気持ちはありました。プロの世界なので、結果で出していくしか変えられないと思います。今日出場した選手はそういう気持ちがあったと思いますし、あって当然だと思います。これからもっともっとやらないといけないと思います」

(パスを受けてゴールに向かって行くプレーを出していたが?)
「もっともっとやりたかったですが、チームの戦術やポジションで求められていることがあるので、それをやりながら、自分のよさを出していきたいです。間で受けて仕掛ける感触はいいですし、もっと多くの試合で出せるようにやっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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