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原口元気移籍に関する山道強化本部長コメント

原口元気選手の移籍に関して、我々が手塩にかけて育てた選手が、名門ですばらしいクラブでもあるヘルタ・ベルリンに行けるということに対して非常にうれしい気持ちがあります。監督、クラブ内でも話をして、クラブ間の合意へのハードルを越え、本人も相手クラブとよい形で話が進んでいるようですから、できればセレモニーなどをして彼を送り出してあげたいと考え、25日に発表させていただきました。

具体的には、4月下旬にヘルタから直接興味があるとコンタクトがありました。非常に獲得に熱意があり、話が進んでいきました。原口選手は23歳以下の選手ですので、FIFAが定めるトレーニングコンペンゼーション(TC)が発生する選手ですから、違約金とTCを合わせた移籍金での移籍となります。

ヘルタは、2010年までレッズに在籍した細貝選手もいますし、監督も日本人のキャラクターを理解してくれていると聞いています。ヘルタと話を進めていく中で、マーケティングではなく、戦力として考えていると感じました。彼が出場できる機会も多いのではないかと期待しています。行くからには活躍をしてほしいです。

原口選手が抜けることで、チームの戦力ダウンを危惧される方もいるかと思いますが、今シーズン、夏の中断期間の移籍の可能性を考えた場合、原口選手は十分に考えられましたし、そのために今シーズンの前に、ボランチと前線の選手を獲得しました。また、こうした機会に、矢島選手や関根選手といった彼の後輩のよりいっそうの奮起にも期待したいと考えています。

さらなる補強に関しては、チームにフィットしなくては意味がないと考えています。レッズのサッカーはオーケストラのようにハーモニーを奏でるトレーニングの連続です。監督、現場スタッフ、クラブ内でもしっかり話し合い、生産性が最も高い方法を考えていきます。

原口元気移籍に関する山道強化本部長コメント

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