明治安田生命J1リーグ 第20節 大宮アルディージャ戦 試合前日のコメント

「明日の大宮アルディージャ戦、監督に就任して初めての試合ということで、大事な一戦になってくるのは間違いありません。今回の監督交替に関しては、選手たちは自分たちに責任があると言っています。それは、選手たちだけでなく、僕たちコーチングスタッフにも当然責任があったと思っています。そういったものを自分たちで取り返さなければいけない気持ちです。そういう気持ちを強く持って、明日の一戦に臨みたいと思います。

前回の大宮戦の辺りから、チームの結果が伴わなくなってきたところがあります。逆に、今回の大宮戦を一つの区切りとして、いい波に乗れるようにがんばっていきたいと思います」

【質疑応答】
(就任から非常に期間が短い中で、どんなことを一番練習で意識してきたか？)
「一番取り組んだことは、選手がかなりのストレスがあったと思いますので、思いっきりプレーできるように、そういうものを取り除けるようにしました。あとは、コンディションの部分です。そして、失点が少し多かったので、守備の部分にアプローチしました」

(非公開練習にした狙いは？)
「今は、選手たちが一番集中できる環境はどういうものなのか考えた中で、非公開練習というのも一つの方法だと思って非公開にしました」

(大宮アルディージャの印象は？)
「大宮も監督が替わられて、以前よりも、より自分たちでボールを握って、ゲームをコントロールしていく狙いを持ったサッカーをやろうとしていると思います」

(監督の立場としてダービーを迎える心境は？)
「コーチのときも当然ダービーは特別なものでした。監督になると、より一層その責任を感じます。多くのファン・サポーターの方たちが、スタジアムに駆けつけてくれると思うので、その人たちに、しっかりいいものを見せられるようにがんばらなければいけないと思います」

(セットプレーの重要性についてどのように感じているのか？)
「サッカーの中で、セットプレーというのは勝敗を分ける一つの大きなものだと思っています」

(今日の非公開練習の中で、確認などしたのか？)
「非公開でしたので、何をやったかというのは、ここでは明言しないようにしたいと思います」

(大宮戦で勝利するためのポイントはどこにあると思うが？)
「大宮も非常に厳しい状態だと思うので、必死になってくると思います。その必死さを上回ることが一番だと思います」

(2011年に監督として指導したときと今では、何が一番大きな違いだと思うか？)
「あのときは、初めてプロの監督をやりました。今は5年半、ミシャ前監督と共にやってきて、多くのものを吸収させてもらいました。そのアイデアがたくさん増えたことです。あとは、コーチという立場でやらせていただいていたので、選手たちと監督と距離が近かったので、以前よりは、選手たちがどんなことを考えているのかということは分かるようになったと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】