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契約満了に関する 達也、山道強化本部長コメント

20日、大原サッカー場でのトレーニングを終えて、田中達也、山道守彦強化本部長がコメントをした。

田中達也
「プロの世界なので、しっかりと受け止めて、自分の力不足を認識して、必要としてくれるチームがあれば、現役でやりたいと思います。クラブには、言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちがあります。

(印象に残っている試合は?)やはり、デビュー戦となった試合は今でも思い出にあります。ただ、これでサッカー人生が終わったとは思っていないので、次、前を向いていきたいです。

(ケガもありつらい時期もあったと思うが?)チームスタッフ、チームメート、家族、周りの皆さんに支えられながら、ケガも乗り越えることができました。ここ最近はふがいなさが残るシーズンでしたが、レッズでは充実したサッカー人生を送れたと思います。

今後、サッカーをやらせていただけるなら、必要としてくれるチームがあるならそこで、そのチームのために全力でやるだけです。

(今回の話はどのタイミングで知らされた?)今月の頭、11月の始めに代理人の方から聞きました。もちろんショックもありましたが、そういうことを受け止める準備はしていました。もちろん、家族も僕自身も、少し受け止められない部分もありましたが、いろいろな人と話をさせていただいて、前を向いていけていると思います。

家族とは前を向いて進むだけで、また違うところで、サッカーをやらせてもらえればという話をしています。

レッズのサポーターには普段からもちろん、感謝はしていますが、こうしてチームを離れることが決まってから、サポーターの声援というものを改めて思い出しました。まだまだ、こういうことにならないと気付かないというのは、人として未熟だなと感じました。なので、また次、サッカーをしている姿で、達也は頑張っているんだというところを見せられればと思います。

あとリーグ戦2試合と天皇杯がありますが、試合だけではなく、まず明日の練習をしっかりやることが自分にとっては一番、プラスだと思うし、それが応援してくれた人への感謝の気持ちになると思います。まず一歩一歩、しっかり練習をしていきたいです。

(クラブはセレモニーなどをしたい意向だが?)話をしていますが、僕自身は終わりじゃないと、まだまだ現役でやりたいって気持ちがあるので。もちろん感謝の気持ちを、どういう形か分かりませんが、表さなくてはいけないと思います。セレモニーという形では、やらないとは思います。

(J1、J2などカテゴリの希望は?)チャンスをもらえるチームがあるならそこで骨を埋めるつもりでやりたいです。
オファーはまだ全然ないです。ただ、僕自身は明日、しっかり練習することだけ、あと2試合、天皇杯もありますが、試合だけではないので。自分のやることは。

(海外のチームは?)それは全然、考えていないです。オファーをいただければどこでも。選択できる立場じゃないですから。

(チームメートにはいつ頃伝えた?)だいたいの人には、先週、報告というか。試合前だったし、今もまだ大事な2試合が残っているので。リーグ戦はすごい大事なので、自分のできることをしっかり、ピッチの中でも外でもやることが自分の最後の仕事なので。

(サンフレッチェ広島戦は短時間でも出場機会があったが?)監督には感謝しています。最後のつもりで、もちろんピッチに出ていますし。次、出られるかも分からないし、ベンチには入れるかも分からないので。一瞬、一瞬を大事にしています。

(今シーズンはケガも少なく状態は良さそうだったが?)チームが3位ということで、自分が少しでも力になれなかったことに悔いは残りますが、それはプロの世界なので、仕方がないことです。監督が考える選手になれなかったのは悔しいですが、次、しっかりやるだけです。

(サポーターへのメッセージ)さっきも言ったとおり、言葉では言えないほどです。なので、サッカーで頑張っている姿を見せることが一番の恩返しかなと思います」

山道守彦強化本部長
「彼が、クラブに本当に多くの貢献をしてくれて、チームにタイトルをもたらしてくれたのは、周知の事実です。そのことを感謝しています。すごく大きな力、牽引力、推進力になってくれたと感じています。
こういう決定になった経緯ですが、私自身、このチームの体制を維持しながら、継続というものをキーワードにしてやっていかないといけないと考えたからです。ご承知のとおり、ミシャ監督との契約更新もあり、この指導体制が継続できるということを、前にみなさんにもお伝えしました。その中で、達也選手の置かれている状況、現実を踏まえた中で、世代交代、若手の登用などと縦横斜めを見たときに、クラブが成長をしていく過程で、サッカー選手としては、試合に出ることがすばらしいことであると思っています。今回難しい決断でしたが、達也選手に対して、契約満了とさせていただいたということです」

(達也さんの功績を考慮して早い時期の通達?)
「代理人さんと話している中で、早い発表を求められていたのは事実です。どのタイミングで発表しようかということは思案していました」

(ここまでに獲得の意志を伝える通知は来ている?)
「こういう状況ですから、もしかしたら代理人さんのところには来ていたりするかもしれませんが、私のところには来ていません」

(レッズサポーターにとっても大事な選手だが、難しい決断だと思うが?)
「出場機会を得られなかったのは事実で、達也選手がピッチでプレーする可能性は少し厳しいかなと思いました。彼はこれだけの活躍をした実績のある選手ですから、それは残念と思う方もいらっしゃると思います。ただ、先ほど申し上げた、クラブの継続、成長を考えたときに、そういう決断をしました。いろいろな意味があるし、縦横斜めを考えた上でクラブが決断したということを理解してほしいと思います」

(他の選手にも同様のケースがあると思いますが、今季の場合はリーグ戦が終わってからになるのでしょうか?)
「こういう状況の中、残り2試合を戦わなければいけないので、私がそういう発言をするのは好ましくないと思います。ただ、彼はやっぱりそういう選手であるがゆえに、このタイミングになったと思ってます」

(田中選手がそういう選手で、契約満了を伝えた上で最終戦を迎えた方が、サポーターとしてある意味納得できるかなと配慮があった?)
「そういうことは考えていません。クラブにとって、大きな決断をする中で一番良いタイミングを考えました。お互いがお互いをリスペクトできるようにするためには、どうすれば良いのか。双方にとって、一番良いタイミング、極力、良い別れをできるタイミングがどこなのかを考えたということです。
別れですから、それは厳しいに決まっています。その中で、良い環境をどう整えるかというのは考えました」

(選手だから、ピッチで戦ってほしい。でも今のレッズの現状では、ちょっと厳しいから、違うユニフォームを着てもいいという思いですか?)
「全部がそういうふうにストレートではないですけど、そう考えたことも事実です。私も入ったころから知っているから、思いはありますが、このクラブを成長させることと、本人のことを考えてのことです。
彼は本当に偉大な選手、凄い選手ですから、彼をサポートしていただいたり、レッズをいろいろな面で叱咤激励してください。よろしくお願いします」

契約満了に関する 達也、山道強化本部長コメント

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