ACL広州恒大戦、逆転勝利のきっかけとなった同点ゴールをアシストした平川忠亮。海外チーム相手に落ち着いたプレーを見せ、その「経験」を感じさせたが、清水エスパルス戦へ向けても、現実を見据えたベテランらしい考えと思いを述べた。

【平川忠亮】
「広州恒大戦から中2日ですけど、チームは自信をもってプレーできていると思います。ただ、あのACLでの勝利に浮かれずに、気持ちをきっちり切り替えて、清水戦に臨まなければいけないと思っています。
自分自身は広州恒大戦前半の立ち上がりで周りと合わずに迷惑をかけた部分がありましたけど、やっていくに従って、コンビネーションは合っていったと思います。
明日の清水戦、出場チャンスがあれば得点に絡んだり守備に貢献したりという形で、チームの勝利に何かができればと考えています。広州恒大戦で90分やらせてもらったことで、あの試合のときよりもコンビネーションはより良くなっているとも思いますし。
清水の印象は、去年の後半ぐらいから若い選手の運動量、ハードワークが出てきたチームというものです。こちらとしては冷静にそこを崩していく部分と、一方で、フィジカル的な要素でも負けないことが必要になってくると思います。ハードワークができないと、厳しい試合になるんじゃないかな、と。
それと、ヤマさんの20周年でもありますからね。20周年というのは、もう『すごい』という言葉しか出てこないです。いろんな選手と一緒にプレーさせてもらってきましたけど、それだけの長い年数やれるというのは色んなものが揃っていなきゃできないことですから。当然、チームに必要とされないといけないわけですから、常にトップチームでトップのパフォーマンスを出し続けないといけないわけで、本当にすごいなと。あとは、ケガに対する強さ。僕はケガが多い方なので、その点もすごいなと思います。
明日はきっちり勝利して、みんなでお祝いしたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】