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第9節 vs札幌「大槻監督のラストマッチはドローに終わる」

21日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第9節、北海道コンサドーレ札幌戦に臨んだ。

前節の清水エスパルス戦でリーグ3連勝を記録したレッズは、19日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ 第4節 ガンバ大阪戦にも勝利。オズワルド オリヴェイラ監督の就任発表に伴い、シーズン序盤の悪い流れを断ち切る公式戦4連勝をもたらした大槻監督のラストマッチとなった今節、チャンスを決めきれず、悔しいスコアレスドローで試合終了のホイッスルを聴いた。

レッズの一時代を築いたペトロヴィッチ監督率いる札幌に対し、試合序盤はFWの武藤が低い位置で中盤のパス交換に関わりながら支配率を高め、自分たちのリズムで試合を進めていく。流動的なポジションチェンジと素早いパス交換で、ペナルティーエリア付近でのファウルを誘発させ、セットプレーから好機を演出していった。

三好やチャナティップらを中心に狭いエリアの突破を試みる札幌の攻撃に対して、レッズはコンパクトな守備で蓋をしていく。身体能力に優れる都倉に対しては、槙野や阿部を中心に身体を張った守備で自由を奪っていった。

0-0で折り返して迎えた後半。勢いそのままに試合を優位に進めていくレッズは、宇賀神、橋岡の両ワイドがサイドを崩して好機を演出していくも、フィニッシュが決まらない。59分には後方からのパスに反応し、DFの裏に抜け出した興梠のシュートが決まったと思われたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

81分、大槻監督は長澤に代えて青木を投入。86分には宇賀神に代わって武富がピッチに送り出され、最後のギアチェンジを試みるも、人数を掛けてブロックを敷いた札幌の守備を崩しきれない。

90分には興梠に代わって李を送り出して最後までリーグ4連勝を目指したが、ゴールは奪えず、悔しいドローに終わった。

次戦は4月25日(水)19時3分から三協フロンテア柏スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第10節 柏レイソル戦となる。

【遠藤 航】
(今日はミシャ元監督率いる北海道コンサドーレ札幌との対戦だったが?)
「立ち上がりからいつも通りアグレッシブにいくところは意識していました。ある程度嵌めていましたが、ボランチが落ちてきていたので、プレスの掛け方は難しかったです。ただ、基本的にはしっかりボールを動かしながら、特に前半はチャンスが作れていたので、そこで決めきりたかったです。後半は、少しブロックを敷きながらチャンスを作るところと守るところをはっきりさせました。無失点は良かったですが、一点取って勝ちたかったです」

(今日は中盤でのプレーだったが?)
「今日は、自分のところが肝になると大槻監督からも話をされました。バイタルエリアの部分は意識していました。(長澤)和輝がどちらかというと落ちたボランチに対してプレッシャーにいく戦術を取っていたので、こっちの3バックのところの3トップに入ったところを自分がケアするような意識をしていました。いい形で奪えたシーンもあったので、そこは良かったと思います」

(前半に惜しいシーンがあったが?)
「うまくミートできましたが、真ん中に行ってしまいました。結果的にGKに当たってしまったので、少し残念でした」

(大槻監督が今日の試合で交替になるが?)
「チームがなかなかうまくいかない状況の中、とても選手たちを生かすようなサッカーというか、特に最初はメンタル的な部分で育ててもらったので感謝しています。実際、チームを立て直しながら結果も出ていました。替わってしまいますが、本当に感謝しています。大槻監督のためにも、これから試合は続くのでしっかり結果を残していきたいです」

(試合が終わって何か言われた言葉はあったのか?)
「お疲れ様ということと、3週間、本当にトレーニングをしてくれた、という感謝の言葉をいただきました。感謝するのは僕らだと思いました。これからも試合は続くということを大槻監督も言っていました」

(次節の柏レイソル戦に向けては?)
「連戦で全員がチャンスあると思いますし、みんなで戦っていかなければいけないと思います。今日の引き分けを次につなげなければいけないと思います。課題と収穫としっかりチームとして見ていきながら、監督も替わるので、戦術的な部分でどうなるのかは分かりませんが、勝つためにプレーしたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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