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「チームが機能していることを示している」ミシャ監督

Jリーグ第12節 vsサガン鳥栖 試合後のコメント

「1試合で8ゴールが決まった試合、そういった試合であれば、今日スタジアムに見に来てくださったみなさん、テレビの前で応援していてくれたサポーターのみなさん、そうした方たちに楽しんでもらえたのではないかと思います。今日のゲームは、我々の良いところが出た試合でもありましたが、やはりもっとベターにならなければいけない部分があると思います。今日の6得点、すべて違う選手が決めていますが、その意味するところは、いかにチームが機能しているかということを示していると思います。チームの質を表していると考えています。
相手のチームがロングボールを多用する、スペシャルなサッカーをしてくるチームということは理解していました。2-0にした後に、2-1にする、3-1にした後ですぐに3-2のゴールを許してしまう。浦和レッズというチームであれば、ああいったゴールを許してしまってはいけないと思います。
もちろん、選手にとっては、決して簡単なものではなかったと思います。相手の攻撃はほとんどが浮き球でくる、スローインがCKと同じになってしまう、そういう相手の攻撃に対応するというのは簡単ではないと思います。ただ、我々はそういう戦い方をしてくるチームに対してもベターに戦わなければいけませんし、特にセカンドボールを拾うという点において改善が必要だと思います。
今日は特にサイドからの攻撃というのが非常に良かったと思います。これまではサイドからの攻撃があまり機能していなかったと思いますが、サイドに展開した後に、1対1のところ、クロスの精度、中の選手の入り、それらが改善されていたと思います。
我々は今日勝利はしましたけれど、我々が改善をしなければならないことはあり、トレーニングの中でハードワークをしなければいけないと思います。勝ったときにこそ、ハードワークすることを忘れてはいけません」

【質疑応答】
(梅崎選手の好調さをどうみていますか?)
「梅崎選手が良いプレーヤーだということはわかっています。このようなプレーをしていることに驚きはありません。怪我をしていたあとで鹿島戦は途中出場になりましたが、ここのところの彼のプレーは運動量の部分が多いというよりも、より彼のプレーの質が上がっているのではないかと思います」

(戦いの激しいゲームに勝てたという中で、こうした鳥栖のようなサッカーをしてくるチームに勝つことはレッズにとっても必要なことで、日本のサッカーにとっても大切なことだと思いますが、そのあたりをいかが考えていますか、ということと、レフェリーのコントロールが必要なのではないか、と思いますがいかがでしょうか?)
「球際の争い、フィジカルコンタクトはサッカーに含まれています。特にイングランドでは、そうしたサッカーが展開されていて、日本はもっともっとそのあたりを学ばなければいけないというのは感じます。
レフェリーに関しては、私は仕事をされている方たちというのは悪くはないと思っています。ただレフェリーの方々が、もっと自由に仕事をされてもよいのかなと思います。レフェリーが所属する、その協会がこういうふうにやっていこうという指針のもとに笛を吹いていると思います。そういったレフェリーを指導する方々がもっとレフェリーに自由を与えてもいいのかなと思います。レフェリーはもっと選手や監督とのコミュニケーションをサッカーに含まれているわけですから、してもいいのかなと思います。そうした自由を与えられてもいいのかなと思います」

(今日の試合もそういうものがあってもよかったと?)
「ひとりの監督として、レフェリーの今日のジャッジがどうだったかを言うことがあまりよくないというのはご存じだと思います。レフェリーはコミュニケーションをとることも含めて、仕事だと思います。選手と少しコミュニケーションをとる、それも含まれているのが仕事かなと思います。」

(得点者が違うというのはそのとおり、特に槙野、那須のゴールが特に監督のやりたいことを体現していたような気がしますが、いかがですか?)
「今日の森脇もかなりゴールに近いシーンを作っていました。森脇もいろいろなポジションができる選手です。私自身もそれがいいと思っていますし、どこのポジションでもできる、そうしたポリバレントな選手たちがチャンスに顔を出す、それが本当によいか悪いかは分かりませんが、私自身は良しとしています。今日たくさんゴールが決まったのは、見ていたサポーターのみなさんにとって、楽しめたのではないかと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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