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「明日はポイントが欲しいゲーム」ミシャ監督

ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節 vsセレッソ大阪 試合前日 ミシャ監督コメント

「ナビスコカップに関してはこれまで仙台、磐田と対戦してきて、これまでに3ポイントを取ってきました。明日のゲームは、ナビスコカップ予選を勝ち上がりたければ、ポイントが欲しいゲームになります。
セレッソ大阪というチームは、前任の監督さんが5年間をかけてベースとなるチームを作り上げた、非常に意思疎通の取れたチームで、やることもはっきりしていて、まとまっている、非常に危険なチームです。相手はアウェイでも非常に力を発揮してきているチームですし、我々はディフェンスラインの裏側にスペースを与えてしまうと危険です。裏にスペースを与えずにコンパクトにして、相手の攻撃というのをうまくニュートラルにしたいと思います。コンパクトなディフェンスをした中から、ボールを奪って早い攻撃というのを仕掛けていきたいと思っています」

【質疑応答】
(試合前日のトレーニングが雷雨のため中止になったがその影響は?)
「これまでに十分、トレーニングを積んできていますし、1日、トレーニングができなかったからといって、大きな問題ではありません。もしかしたら、我々の明日のスタートが読めなくなってしまって、それによって、相手のほうがちょっと困るのではないでしょうか(笑)」
(明日は試合前に特別に動いたりとかはするんですか?)
「ナイトゲームがあるときは、いつも午前中に体を動かしています。明日の午前中の練習の中で、今日できなかったようなことを試すかもしれません」
(原口に話を聞いたところ、気持ちが伝わってきましたが、期待するところはどんなところでしょう)
「彼に期待するところは、ほかの選手と変わりません。しっかりとモチベーションを上げて、ほかの選手と同じように彼も戦わなくてはいけません。自分の仕事はサッカーであり、彼はサッカーでお金を稼いでいる。自分の仕事が何であるかを理解していれば、必然的にモチベーションは上がる。それは当然のことだと思います。彼に期待していることは、ほかの選手と同じです。彼が、プレーの面で良いプレーができるかどうかは私の指導によるところがあります。
ただ、プロサッカー選手という意味で、彼が常にやらなければいけないことは、走ることであり、球際で戦うことであり、チームとしての規律をしっかり守ることです。プレーがうまくいかないことは別として、そういった部分というのは基本として、常にできることです。それは、サッカーでお金をもらい、仕事としてやる限り、彼は常にやらなければいけないことです。
そして、それは彼だけではなく、我々のチームにいるすべての選手に対して、私は同じように思っています」
(今日、Jリーグから、クラブ別にアクチュアルプレーイングタイムの発表がありました。サンフレッチェ広島時代も含めて、ミシャ監督のチームが5年連続1位という結果になりました。一般的にアクチュアルプレーイングタイムが多いと、魅力的なサッカーだといわれていますが、選手に対してその時間ができる限り長くなるような指導を何かしているのですか?)
「アクチュアルプレーイングタイムが長くなるように、何か特別な指導をしている、ということはありません。私自身、選手に求めているのは、ボールを闇雲に蹴り出すのではなく、つなげるところはしっかりつなごう、そういった指導をしています。
例えば、前や外にボールを蹴り出すのではなく、キーパーを使ってつなげるならば、それでもつないでいこうと。そういった指導は我々がやろうとしているサッカーの中で、選手には求めています。そういったやり方が、アクチュアルタイムが長くなっている一つの要因なのかなとは思っています。もう一つは、皆さん、我々のトレーニングを見ていても分かると思いますが、ゲームをやっていても、ファウルといってゲームが止まることはありません。よく試合であることですが、選手が何でもないシーンで、必要以上に痛がってアピールをすることがあります。その後、普通に立ち上がってプレーしている選手が多くないですか?すごい大ケガをしたかのような振る舞いをした後、メディカルの人が水やスプレーをかけたらすぐにフィットする。それがただの水、ただのスプレーなのかどうかは分かりませんが。選手は学ぶべきところもあると思います。
例えばイングランドであれば、球際の争いの中で選手は自分が倒れないことに誇りを持ってやっています。日本のサッカーを見ていると、バスケットボールではないかと思うこともあります。接触などがあるとすぐにレフェリーが笛を吹く。日本人の選手は比較的、フェアな球際の争いをします。外国人の選手は別ですが、Jリーグは特に、日本人同士の接触というのは非常にフェアなことが多い。レフェリーも必要以上に笛を吹くことはないと思います。レフェリーも自分の責任を感じながらやっていると思うので、選手が大ケガをしたときは止めないといけないと思っているでしょう。選手が大きな悲鳴を上げたら、確かに笛を吹かないといけない、そういう感じはします。
ただ、大けがをしたかのような悲鳴を上げて倒れた選手が、1分後には立ち上がって元気にプレーをしている。そういうことが多いのかなとは思います。日本人の選手は真面目だと私は思います。ヨーロッパの選手たちが、足を削りにいくようなことも往々にしてありますが、日本人の選手が相手をケガさせるようなファウルをする、そういう行為はほとんど見られませんから。世界のリーグを見ても、日本のリーグはもっともフェアなリーグだと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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