Jリーグ第29節 vs鹿島アントラーズ 試合前日コメント

リーグ戦が残り6試合ということで毎試合が非常に重要なゲームです。その重要なゲームの最初になるのが明日の鹿島戦です。両チームにとって非常に難しく厳しいゲームになるでしょう。鹿島は、過去の歴史の中でこういった厳しい試合を乗り越えて日本で最も多くのタイトルを獲得しているクラブです。もちろん我々浦和レッズとしても、日本で最もサポーターが多いクラブというだけではなく、過去に鹿島が積み上げてきたようなタイトルの歴史というものを今後に渡って築いていきたいという強い意志を持っています。鹿島はここ最近非常に調子を上げてきているチームです。非常にカウンターが危険なチームであり、我々としては我慢をすることが非常に大切になりますし、できるだけ危険な形でボールを失わないことが必要になってきます。ここ最近、我々はダービーの大宮戦やナビスコカップの川崎戦で非常にいいゲームが続いています。明日のゲームでもそういった試合をすることが自分たちにとって大切になってきます。とにかく、我々としては自分たちのベストを明日のゲームにぶつけ、その上で勝利を奪い取れればと思っています。

【質疑応答】
（天皇杯の敗退があったが、チームにはそれをバネにしようという雰囲気があるか？）
明日のゲームに出場するのは、この間の天皇杯とはまた違ったメンバーです。カップ戦というのは我々が敗退したように、格下に負けるということも起こるものです。我々が天皇杯を全力で勝ち上がろうとしていたのは事実ですが、選手たちはその敗戦からしっかりと頭が切り替わっています。明日のゲームは両チームが非常に高いモチベーションで臨むゲームですから、影響はないと考えています。

（練習の中で「切り替え」という声が多く聞こえたが、それが明日のゲームで重要になるのか？）
鹿島も守備から攻撃への切り替えが早いチームですし、我々も切り替えを重視しています。そこの部分をより出せたチームが優位にゲームを進められるのは確かだと思います。そして、それを支えるのは運動量です。その部分をしっかりと90分を通して継続できればと思っています。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】