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「運動量や球際で相手を上回る」ミシャ監督

Jリーグ第13節 柏レイソル戦、前日のコメント
「みなさんもご承知のとおり柏レイソルというチームは非常に強いチームであり、個人の能力が高い選手もいます。柏との対戦は非常にアグレッシブなハードなゲームになります。大切にしなければならないのは、運動量や球際などで相手を上回れれば、我々に良い結果が転がり込んでくるのではないかと思います。今週も我々は良いトレーニングができました。明日のゲームでうまくいかない理由が見つかりません。もちろんやってみないとわからないというのはありますが、明日のゲームで必ず良いゲームができると信じています」

(今週、良いトレーニングをしたという話が出ましたが、具体的にはどんなトレーニングを?)
「常に我々のコンセプトは一緒です。我々の狙いを持って、危険な攻撃を相手に仕掛けるというものです」

(最近、少し失点が続いていますが、そのあたりはどう考えていますか?)
「我々のチームが、明日も6点を取ったら、もし失点をしたとしても、私は問題ないと思うでしょう。前節、2人のDFが得点をする、あるいは違う選手で6点を取る、そういうサッカーです。リスクを負ってでも点を取りに行くというのがコンセプトにはあります。ですから失点にスポットを当てると言うよりも、得点を多く奪って勝っているというところにスポットを当ててほしいと思います。
リスクを負っているので、失点してしまうということはありえると思います。
元気と陽介を起用しないで、山田暢と坪井を起用すれば、もしかすればゲームはゼロで抑えられるかもしれませんが、得点もできないかもしれません。そしてそうしたゲームが見ている人たちにとって面白いかというとどうなのでしょうか。3万、4万人という観に来てくれるたくさんのサポーターは0-0の試合を見に来ているわけではないでしょう。我々は面白い試合を提供しなければなりませんし、多少リスクを負っても攻撃をするということを考えないといけないと思います。
もちろん、おっしゃっている意味はわかっています。我々に最近“安い失点”というものが多いのも事実です。そうした失点をしないように努力をしていくというのもしていかないといけません。前節で言えば、1失点目は槙野が防げたシーンでした。ただ彼はその前に何度も前線へ顔を出し、スプリントをしていました。そういう中で疲労で集中力が瞬間的に低下してしまうことがあったのかもしれません。それをいかに少なくしていくか、というのは必要です。しかし何かにチャレンジすれば、良い部分とマイナスの部分が出てきます。それらを試合の中で前向きにとらえて、チャレンジしているのか、そうではないのか、そういうことが大切になってきます。
私自身は監督として、我々が攻撃に出るということが相手よりもゴールを奪って勝利につながるというそうした狙いを持って戦っているわけですが、逆に決められてしまうと言うこともあるでしょう。それも試合の見所だと思いますし、ただ、我々は常に相手よりもゴールを多く取って勝利することを目指していくということだけです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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