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いよいよ2014Jリーグ開幕
浦和レッズは3月1日(土)、2014シーズンのJリーグ開幕戦となるガンバ大阪との一戦を、敵地・万博記念公園陸上競技場にて19時4分キックオフで戦う。
昨季のリーグ戦を振り返ると、優勝争いに加わったものの終盤に連敗を喫して6位に終わった。リーグ最多の66得点を奪った一方で56失点の守備が課題となった。また、何度か訪れた首位に立つチャンスも逃し、勝負弱さが目立った悔しいシーズンとなった。
今季のレッズは、1月15日の始動から宮崎、鹿児島と2ヵ所でのトレーニングキャンプを経て、この初戦に臨む。ミシャ監督就任から3シーズン目を迎え、チームのベースとなる戦術は出来上がっている。いわば基礎編から応用編へと段階が進んでいる中で、プレシーズンに重点を置いて取り組んできたのが守備面の向上だ。前線の選手を起点とした追い込み方、全体のスライドやマークの受け渡し、セットプレーの確認など取り組んできた要素は多岐に渡る。そうした一つ一つの要素に対し、チーム全体でいかにして相手ボールを奪って攻撃につなげるかという共通理解を進めた。こうして守備戦術が整理されたことに選手たちは自信を深め、特にDFやGKの選手たちは「リーグ最少失点を目指す」と、大きな目標を掲げている。
また、今季からチームに加わった新戦力もしっかりと融合を果たしている。MFの青木拓矢こそ離脱中だが、GKの西川周作、FWの李 忠成といったすでに実績のある選手たち、期限付き移籍から復帰したDFの濱田水輝や、レッズユースから昇格したMFの関根貴大もしっかりと存在感を見せている。昨年まで在籍していたメンバーと高いレベルでのチーム内競争が起こり、個々のプレーヤーが切磋琢磨する環境が生まれている。複数のポジションを務められる選手も多く、状況に応じてさまざまな組み合わせでの起用が考えられる。ミシャ監督にとっては嬉しい悲鳴といえるだろう。
ガンバは、2013年にJ2降格となったが、J2を制して1年で復帰してきた。遠藤保仁、今野泰幸といった日本代表選手も在籍し、レッズの選手たちも「厳しい戦いを勝ち上がった、優勝争いのライバルになり得るチーム」との警戒感を持つ。昨季のJ2で100得点近くを挙げる攻撃力を見せているだけに、守備の整備に取り組んだレッズにとっては、まさにその試金石となるゲームだ。
今季は6月に開催されるワールドカップによる中断期間があり、春先は6月1日(日)までの3ヵ月間で20試合を戦うハードスケジュールとなる。アウェイでの戦いとなるが、ガンバと万博で開幕戦を迎えるのは、レッズが初のリーグ年間優勝を果たした2006年以来だ。これも吉兆と捉え、開幕戦勝利で良い流れと勝ち点3を持ち帰ろう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
昨季のリーグ戦を振り返ると、優勝争いに加わったものの終盤に連敗を喫して6位に終わった。リーグ最多の66得点を奪った一方で56失点の守備が課題となった。また、何度か訪れた首位に立つチャンスも逃し、勝負弱さが目立った悔しいシーズンとなった。
今季のレッズは、1月15日の始動から宮崎、鹿児島と2ヵ所でのトレーニングキャンプを経て、この初戦に臨む。ミシャ監督就任から3シーズン目を迎え、チームのベースとなる戦術は出来上がっている。いわば基礎編から応用編へと段階が進んでいる中で、プレシーズンに重点を置いて取り組んできたのが守備面の向上だ。前線の選手を起点とした追い込み方、全体のスライドやマークの受け渡し、セットプレーの確認など取り組んできた要素は多岐に渡る。そうした一つ一つの要素に対し、チーム全体でいかにして相手ボールを奪って攻撃につなげるかという共通理解を進めた。こうして守備戦術が整理されたことに選手たちは自信を深め、特にDFやGKの選手たちは「リーグ最少失点を目指す」と、大きな目標を掲げている。
また、今季からチームに加わった新戦力もしっかりと融合を果たしている。MFの青木拓矢こそ離脱中だが、GKの西川周作、FWの李 忠成といったすでに実績のある選手たち、期限付き移籍から復帰したDFの濱田水輝や、レッズユースから昇格したMFの関根貴大もしっかりと存在感を見せている。昨年まで在籍していたメンバーと高いレベルでのチーム内競争が起こり、個々のプレーヤーが切磋琢磨する環境が生まれている。複数のポジションを務められる選手も多く、状況に応じてさまざまな組み合わせでの起用が考えられる。ミシャ監督にとっては嬉しい悲鳴といえるだろう。
ガンバは、2013年にJ2降格となったが、J2を制して1年で復帰してきた。遠藤保仁、今野泰幸といった日本代表選手も在籍し、レッズの選手たちも「厳しい戦いを勝ち上がった、優勝争いのライバルになり得るチーム」との警戒感を持つ。昨季のJ2で100得点近くを挙げる攻撃力を見せているだけに、守備の整備に取り組んだレッズにとっては、まさにその試金石となるゲームだ。
今季は6月に開催されるワールドカップによる中断期間があり、春先は6月1日(日)までの3ヵ月間で20試合を戦うハードスケジュールとなる。アウェイでの戦いとなるが、ガンバと万博で開幕戦を迎えるのは、レッズが初のリーグ年間優勝を果たした2006年以来だ。これも吉兆と捉え、開幕戦勝利で良い流れと勝ち点3を持ち帰ろう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】