MENU

NEWS

オズワルド オリヴェイラ監督会見(5/25)

5月25日に大原サッカー場で行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(今の練習ではどのようなことにフォーカスしているか?)
「まず、選手たちのことをしっかり知った上で、チームのフォーメーションにオプションを加えようとしています。同時に、チームとしていいプレーを見せられる状態を作っていきたいと考えています」

(ディフェンスをさらに安定させるために、4バックは必要だと考えているか?)
「チームというものはまず守備があり、そこから攻撃に移るものです。バランスの取れた固い守りが必要です。ただ、それは3バックであっても4バックであっても構いません。いい状態の選手が誰なのかによっても決まってくるでしょう。

遠藤、マウリシオ、槙野の3バックはいいと思います。その3人の選手でしっかり守ることができているので、相手陣内でプレーし続ける試合展開が何度かありました。競り合いも強いですし、スピードもある選手たちです。同時にテクニックもある選手たちなので、攻撃の起点にもなることができます。3人のセンターバックがいれば、複雑なプレーも選択できると思っています。私は近年4バックを選択することが多かったですが、3バックの形が既にありますので、(4バックと)両方のオプションがあると思っています。中断期間ではどちらも深めていきたいと考えています」

(攻撃面ではどのようなことを感じているか?)
「ゴールを決めるためにはペナルティーエリアに入っていかなければいけません。ペナルティーエリアに踏み込んでいくチャンスがあればそのプレーを選択することで、点を取る確率が高まります。そのことは話もしていますし、練習にも落とし込んでいます。同時に、選手たちがゴールを決めたいという気持ちを高めることもしていきたいと思います」

(柏木が攻撃の起点となっているが、柏木はどこで活かすべきと考えるか?)
「今まで使ってきたポジションがいいと思います。彼はゲームを組み立てる選手です。ゲームメーカーという選手が現代のサッカーでは絶滅しつつある状態です。そういった選手がいるのであれば、しっかり活かさなければいけません。もちろんそのような選手たちにも現代サッカーに合わせたプレーをしてもらう必要があります。賢く、チームのブレインとなってゲームを組み立てることをやりながら、ボールを失ったら素早い切り替えからディフェンスを始めて、守備にも貢献してもらわないといけません。

最近のゲームでは相手が引いて守る形が多かったので、そのような試合展開の場合は、攻撃的なポジションよりはボランチの辺りからゲームを組み立てた方がよいこともあるでしょう。そのような展開の中では、(柏木は)セカンドボランチやインサイドハーフでも活きると思います」

(就任会見で浦和はサッカーが呼吸する街だとおっしゃっていたが、来日されて1ヵ月が過ぎ、浦和という街に抱く感情は?)
「少し出掛けたりしながら、色々見られたことはよかったと思います。クラブを愛する人が街にはたくさんいます。非常にいい姿です。それはチームにとってもポジティブな雰囲気作りになっています。ピッチ内外が統合されることにつながると思います」

(2部練習で強い負荷を与えている中で、昨日の練習の最後にはPK戦を行うなどして楽しみを与えていたように思うが、サッカーを楽しむことは重要と考えているのか?)
「少しリラックスさせることや友情を芽生えさせることもサッカーには大切です。高い緊張感の中で練習を行っているので、その緊張を壊すことも必要です。サッカー選手も人間です。人間関係や友情も必要となります。人間関係が深まり、兄弟のような関係になれば、共に戦う姿勢も強まります。楽しむという要素があることで、そのような関係を築くきっかけになると考えていますし、様々な人間性も見えてきます」

(ワールドカップが近づいているが、監督にとって、ワールドカップはどのような存在で、やはり応援するのはブラジル代表?)
「ワールドカップは地球で最も重要なイベントです。私はサッカーが大好きですし、ブラジル代表に対する思いも強いです。7歳のとき、1958年のワールドカップがありましたが、今でも鮮明に覚えています。それはブラジルが優勝したからだけではなく、ペレやガリンシャが世に出たワールドカップでもあったからです。それ以降、興味を持って楽しみながらワールドカップを見ています。私はカナリア色のユニフォームを着て、テレビの前で応援していますが、その中にはサムライブルーのユニフォームも着ています。2010年のときは日本にいましたが、ブラジル代表が戦った5つの試合全てで解説をしました。自分にとってすばらしい経験となりました。福島で夏合宿を行っている間にワールドカップが開催されましたが、夜に福島に向かい、夜中のゲームを解説して、また福島に朝の7時頃に戻ってその日の練習を行っていました。そうした日が5回あったんですよ。でも、非常にすばらしい経験になりました(笑)」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

オズワルド オリヴェイラ監督会見(5/25)

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ