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オズワルド オリヴェイラ監督会見(5/4)
5月4日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント
[質疑応答]
(かつて指揮を執った鹿島アントラーズとの試合に向けて、今どんな想いか?)
「たくさんの思い出がもちろんあります。鹿島で本当にいい時期を過ごしました。鹿嶋市の人々、クラブ、選手、スタッフ全員で本当にすばらしい5年間を過ごすことができたと思っています。ただ、時間が経過しまして、私は別の場所にいて、今は浦和レッズの指揮を執っています。浦和が成功するために私はベストを尽くしたいと思っています。鹿島で作り上げた歴史、そしてお互いのリスペクトは残っていくと思いますが、相手が鹿島であっても私のやることに変わりはありません。もちろん、20チーム以上指揮を執って、その中でも鹿島は特別な存在だったと言えるかもしれませんが、今私は浦和の人間です」
(変わらないサッカーを続ける鹿島相手に、どんな攻撃が効果的だと考えるか?)
「私が去ってから鹿島は監督も替わり、選手も入れ替わっています。もちろん、当時から在籍した曽ヶ端や遠藤、(土居)聖真、西、あるいは昌子、小笠原たちがいたりしますけど、新しい選手と元々いた選手がミックスされたチームだと思いますし、私がクラブを去った後も歴史を残しています。例えばFIFAクラブワールドカップで2位という成績も残していますね」
(今日の練習後にスタッフだけを集めて話をしていたが?)
「スタッフと集まっていつも仕事の話をしています。基本的にスタッフと話すときは仕事の話が多いですが、我々もリラックスする時間が必要ですし、ピッチ外の関係も重要だと思っています。お互いを信頼し合って、自信を持って関係を築いていくために、仕事以外の話も必要です。もちろん私たちには言語の問題もありますが、仕事がスムーズになるように話し合っていきたいと思います。
本日スタッフと話したのは、どこかのタイミングで食事にいきたいということと、サッカーをして楽しみたいねということです。(メディアの)みなさんも同じかもしれませんが、私たちは来日してからまだ1日もオフの時間がありません。水曜日と週末という連戦が続いていますので、余暇を過ごす時間がありませんので、そういった時間が生まれたときに、ピッチ外の関係を築いていく必要があると思います。
(スタッフは)全員がハードワークをしながら非常に仕事をし易い環境を作ってくれています。みんなが気を使って、私が仕事ができるように準備してくれています。しっかり関係を深めて、自分たちの仕事がよりスムーズになるためにはもう少し時間が必要かもしれませんが、その方向に向かっていると思います」
(鹿島の現状をどのように見ているか? また、勝利のために浦和は何が必要か?)
「まず、鹿島に勝つためには、フロンターレ戦と同じようにいいプレーをする必要があります。しっかり真剣にプレーをして、いい守備をするところからのいいパフォーマンスが必要だと思います。相手のストロングポイントを消すことも必要です。そして、弱点があればそこを突くということです。
現状の鹿島については先ほど名前を挙げた日本人選手たちは非常にいい選手で価値のある選手たちですし、レオ シルバも過去に指導したことがあります。レアンドロは不運にもケガをしてしまってチームの力になることができていませんが、能力の高さ、質の高さがありますし、(金崎)夢生や鈴木のように、前線で点を取ることができる質を持った選手もいますから、非常にプレーし難い相手だと思います」
(宇賀神選手が勝って監督とハグをしたいと話していたが距離が縮まっているのでは?)
「(選手との距離感は)もちろん近づいています。私は常にオープンで、選手たちと直接話がしたいと思っています。もちろんミスがあればそこはしっかり叱りますが、いいプレーがあれば称えます。フランクで正直な関係があれば、それが成功に繋がると思います。そこにはポジション、年齢、国籍、あるいは築いてきたキャリアなど関係なく、みんなと同じように接することで、私のチームに対する忠誠心を感じることができると思いますし、その忠誠心が返ってくると思っています」
(5/9のJリーグYBCルヴァンカップ 第5節 名古屋グランパス戦の位置付けは?)
「ルヴァンカップでも勝って次に進みたいと考えていますので、非常に重要な試合だと考えています」
(鹿島の弱点とは?)
「そのような話をするのであれば練習も公開にします(笑)。
ないようでしたら、私の方から最後に一言、お伝えいたします。(鹿島戦には)アンドリューを連れていくことができません。右肩を脱臼し、それに伴う小さな骨の欠損もあります。それはフロンターレのGKとの接触の場面で生じたものです。サッカーは格闘技ではありませんので、ボールを忘れて相手に向かっていくことはやってはいけないことだと思います。アンドリューはあの試合で非常にいいパフォーマンスを見せていました。少なくともワールドカップの中断期間まで彼を起用することはできなくなりましたので、私たちにとってそれは非常に痛いものです。練習でも一生懸命やっていて、努力によって、私が来てからの短い期間でもよくなった選手です。一つのアクシデントによって、いつまで彼を起用できないかは分かりませんが、浦和だけではなく、オーストラリア代表にも影響するかもしれません。見過ごしてはいけない点だと思います。フロンターレのGKが退場だけで処分が十分だったのかどうか。これで1試合の出場停止だけだったらアンフェアだと思います。なぜなら、アンドリューが出場できない試合はそれより多いからです。ですから、私の方から一つ提案があります。アンドリューがプレーできるようになったら、フロンターレのGKも試合に出場できるという処分はいかがでしょうか。このような状況で、Jリーグがどのような行動を取るのか、ということが私からの質問です」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM】
[質疑応答]
(かつて指揮を執った鹿島アントラーズとの試合に向けて、今どんな想いか?)
「たくさんの思い出がもちろんあります。鹿島で本当にいい時期を過ごしました。鹿嶋市の人々、クラブ、選手、スタッフ全員で本当にすばらしい5年間を過ごすことができたと思っています。ただ、時間が経過しまして、私は別の場所にいて、今は浦和レッズの指揮を執っています。浦和が成功するために私はベストを尽くしたいと思っています。鹿島で作り上げた歴史、そしてお互いのリスペクトは残っていくと思いますが、相手が鹿島であっても私のやることに変わりはありません。もちろん、20チーム以上指揮を執って、その中でも鹿島は特別な存在だったと言えるかもしれませんが、今私は浦和の人間です」
(変わらないサッカーを続ける鹿島相手に、どんな攻撃が効果的だと考えるか?)
「私が去ってから鹿島は監督も替わり、選手も入れ替わっています。もちろん、当時から在籍した曽ヶ端や遠藤、(土居)聖真、西、あるいは昌子、小笠原たちがいたりしますけど、新しい選手と元々いた選手がミックスされたチームだと思いますし、私がクラブを去った後も歴史を残しています。例えばFIFAクラブワールドカップで2位という成績も残していますね」
(今日の練習後にスタッフだけを集めて話をしていたが?)
「スタッフと集まっていつも仕事の話をしています。基本的にスタッフと話すときは仕事の話が多いですが、我々もリラックスする時間が必要ですし、ピッチ外の関係も重要だと思っています。お互いを信頼し合って、自信を持って関係を築いていくために、仕事以外の話も必要です。もちろん私たちには言語の問題もありますが、仕事がスムーズになるように話し合っていきたいと思います。
本日スタッフと話したのは、どこかのタイミングで食事にいきたいということと、サッカーをして楽しみたいねということです。(メディアの)みなさんも同じかもしれませんが、私たちは来日してからまだ1日もオフの時間がありません。水曜日と週末という連戦が続いていますので、余暇を過ごす時間がありませんので、そういった時間が生まれたときに、ピッチ外の関係を築いていく必要があると思います。
(スタッフは)全員がハードワークをしながら非常に仕事をし易い環境を作ってくれています。みんなが気を使って、私が仕事ができるように準備してくれています。しっかり関係を深めて、自分たちの仕事がよりスムーズになるためにはもう少し時間が必要かもしれませんが、その方向に向かっていると思います」
(鹿島の現状をどのように見ているか? また、勝利のために浦和は何が必要か?)
「まず、鹿島に勝つためには、フロンターレ戦と同じようにいいプレーをする必要があります。しっかり真剣にプレーをして、いい守備をするところからのいいパフォーマンスが必要だと思います。相手のストロングポイントを消すことも必要です。そして、弱点があればそこを突くということです。
現状の鹿島については先ほど名前を挙げた日本人選手たちは非常にいい選手で価値のある選手たちですし、レオ シルバも過去に指導したことがあります。レアンドロは不運にもケガをしてしまってチームの力になることができていませんが、能力の高さ、質の高さがありますし、(金崎)夢生や鈴木のように、前線で点を取ることができる質を持った選手もいますから、非常にプレーし難い相手だと思います」
(宇賀神選手が勝って監督とハグをしたいと話していたが距離が縮まっているのでは?)
「(選手との距離感は)もちろん近づいています。私は常にオープンで、選手たちと直接話がしたいと思っています。もちろんミスがあればそこはしっかり叱りますが、いいプレーがあれば称えます。フランクで正直な関係があれば、それが成功に繋がると思います。そこにはポジション、年齢、国籍、あるいは築いてきたキャリアなど関係なく、みんなと同じように接することで、私のチームに対する忠誠心を感じることができると思いますし、その忠誠心が返ってくると思っています」
(5/9のJリーグYBCルヴァンカップ 第5節 名古屋グランパス戦の位置付けは?)
「ルヴァンカップでも勝って次に進みたいと考えていますので、非常に重要な試合だと考えています」
(鹿島の弱点とは?)
「そのような話をするのであれば練習も公開にします(笑)。
ないようでしたら、私の方から最後に一言、お伝えいたします。(鹿島戦には)アンドリューを連れていくことができません。右肩を脱臼し、それに伴う小さな骨の欠損もあります。それはフロンターレのGKとの接触の場面で生じたものです。サッカーは格闘技ではありませんので、ボールを忘れて相手に向かっていくことはやってはいけないことだと思います。アンドリューはあの試合で非常にいいパフォーマンスを見せていました。少なくともワールドカップの中断期間まで彼を起用することはできなくなりましたので、私たちにとってそれは非常に痛いものです。練習でも一生懸命やっていて、努力によって、私が来てからの短い期間でもよくなった選手です。一つのアクシデントによって、いつまで彼を起用できないかは分かりませんが、浦和だけではなく、オーストラリア代表にも影響するかもしれません。見過ごしてはいけない点だと思います。フロンターレのGKが退場だけで処分が十分だったのかどうか。これで1試合の出場停止だけだったらアンフェアだと思います。なぜなら、アンドリューが出場できない試合はそれより多いからです。ですから、私の方から一つ提案があります。アンドリューがプレーできるようになったら、フロンターレのGKも試合に出場できるという処分はいかがでしょうか。このような状況で、Jリーグがどのような行動を取るのか、ということが私からの質問です」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM】