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オズワルド オリヴェイラ監督 柏戦試合後会見
明治安田生命J1リーグ 第28節 vs柏レイソル 試合後のコメント
「非常に難しい試合でした。柏レイソルが、非常にいいプレーをしたと思います。とてもレベルの高い選手がそろっている柏レイソルは、今シーズン見せたことがないような、非常に高いパフォーマンスを見せたと思います。オルンガ選手をうまくターゲットに使っていると感じました。最終的にはピッチコンディションが相手にとって有利に働いたかなと思います。レッズはボールを動かしたい、つなぎたいチームですけど、本日は濡れたピッチコンディションでボールが流れたり、あるいは水たまりがあるところでボールがひっかかったりして、あまり動かすことができませんでした」
[質疑応答]
(3ー2とリードした後に柴戸選手を起用したが、どのように試合を締めようと考えてのことか?)
「柏レイソルの最近の試合を見ていて、オルンガ選手がペナルティーエリアの中で非常に危険な存在であることを認識していました。縦パスを直接入れることもあれば、サイドでクリスティアーノなどを経由してオルンガに届けるというボールもありました。
リードしている中で、中盤の枚数を増やして、プレーの起点のところを止めようというのがひとつの考え方でした。もちろん、サイドからのクロスを阻止することも狙いでした。失点のひとつは、クロスからのものでした」
(前半の途中で長澤選手にもう少し前に行くよう指示を出していたように見えたが?)
「長澤は、もともと攻撃的な役割を担っています。ボランチとして見る方も多いかもしれませんけど、私はプレーヤーとして見ています。攻撃の能力も高くて、本日の試合でも前の試合でも点を取っています。2ー1の時間帯で、彼がもう1点取っていてもおかしくなかったと思います。
選手を、たとえばボランチ、あるいはセンターバックとして、ひとつのレッテルを貼ったりくくりつけたりするということを、私はあまりしたくはありません。もちろん、彼にも守備的な役割がありますし、攻撃的な役割もあるというところで、それを発揮してもらっている、というところです。長い間ケガで戦列を離れていた彼のコンディションが戻ってきているところで、今はそういった力を発揮してもらっています」
(前半はあまり効率的でなかった右サイドが後半に活性化して、得点もそちらのサイドから生まれたが、その辺はどういうふうに修正したのか?)
「時に、選手個人の不安定さ、未熟さが出てしまうことがあります。橋岡は、ブラジルではボールを追い越す動きと言いますけど、落ち着きがなかったですね。もう少し落ち着いてプレーすることが求められました」
(人とボールの動きがスムーズで、ボールを動かしていくうちに最前線のフリーな選手にスルーパスが出ることもあった。他のチームではほとんど見られない、そうしたコンビネーションの攻撃がレッズで出ていることについては?)
「川崎フロンターレもうまいですね。リーグの首位に立つに値するチームだと思います。私たちの場合は、たくさんトレーニングしています。前線の選手たちには前からの守備も求めていまして、相手からボールを奪ったときにコンビネーションするというところから、そういう流れになっています。柏木、武藤、興梠など、技術があるだけでなく賢い選手たちです。非常に高いレベルの選手たちがそういったプレーに関わっています。フィニッシュの瞬間のところでレッズに特別な形が生まれているのは、そういった理由からかもしれません」
(今のレッズの攻撃は、川崎フロンターレと比べても、15mから20mくらいのパスのスピードが非常に速く、前に行けていると思う。オリヴェイラ監督が以前に鹿島アントラーズの監督をやっていたときは、そこまでスピード感を求めていなかったように思うが、それは選手の違いか、監督の考え方の違いなのか?)
「いろいろあります。鹿島アントラーズにいたときは、多くのチームが引いて守ることによって、早く前に行くというチャンスを与えてくれない試合が多かったと思います。今、レッズでは、レッズと戦う相手が攻撃的に来て、こちらがボールを奪ったときの切り替えで、そのような形、決定機が生まれていると思います」
(前節のヴィッセル神戸戦から今日のシステムをやっているが、前節で非常にうまくいって、今日も有効だと考えていたか?)
「最も状態のいい選手を使う、というところがベースになっています。試合数は少なかったですけど、ファブリシオはペナルティーエリア内でアグレッシブに存在感を見せる選手でした。彼が不在のところで、どのように攻撃を機能させるかを考えました。そして、Jリーグで対戦したどのチームにも非常にいいFWがいますので、守備の力を同時に緩めてはいけない、ということでこのような形になりました。
ファブリシオがいたときは、ファブリシオは最初からペナルティーエリアに近いところから入っていくといいう役割でしたけど、このシステムでは長澤に、タイミングを見て後ろからペナルティーエリアに進入していくことを求めています。違った形ですけど、最終的にペナルティーエリアに入っていくというところは変わっていません」
(今日の2失点はどちらも非常に不用意な失点だったと思うが?)
「失点のうちのひとつは、かなり練習をしてきた形でした。失点しないように練習してきた中で決められてしまったのがひとつと、もうひとつは、中盤でプレーを止めておけたのに、それをしなくて失点してしまったものです。
もちろん、速くて賢い相手選手を称えるべきだと思います。私たちのミスをうまくついて得点した相手を称えるべきです。
台風が近づいていますから、早く帰りましょう(笑)。遠いところから来た人は、電車がなくなってしまうかもしれませんよ」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「非常に難しい試合でした。柏レイソルが、非常にいいプレーをしたと思います。とてもレベルの高い選手がそろっている柏レイソルは、今シーズン見せたことがないような、非常に高いパフォーマンスを見せたと思います。オルンガ選手をうまくターゲットに使っていると感じました。最終的にはピッチコンディションが相手にとって有利に働いたかなと思います。レッズはボールを動かしたい、つなぎたいチームですけど、本日は濡れたピッチコンディションでボールが流れたり、あるいは水たまりがあるところでボールがひっかかったりして、あまり動かすことができませんでした」
[質疑応答]
(3ー2とリードした後に柴戸選手を起用したが、どのように試合を締めようと考えてのことか?)
「柏レイソルの最近の試合を見ていて、オルンガ選手がペナルティーエリアの中で非常に危険な存在であることを認識していました。縦パスを直接入れることもあれば、サイドでクリスティアーノなどを経由してオルンガに届けるというボールもありました。
リードしている中で、中盤の枚数を増やして、プレーの起点のところを止めようというのがひとつの考え方でした。もちろん、サイドからのクロスを阻止することも狙いでした。失点のひとつは、クロスからのものでした」
(前半の途中で長澤選手にもう少し前に行くよう指示を出していたように見えたが?)
「長澤は、もともと攻撃的な役割を担っています。ボランチとして見る方も多いかもしれませんけど、私はプレーヤーとして見ています。攻撃の能力も高くて、本日の試合でも前の試合でも点を取っています。2ー1の時間帯で、彼がもう1点取っていてもおかしくなかったと思います。
選手を、たとえばボランチ、あるいはセンターバックとして、ひとつのレッテルを貼ったりくくりつけたりするということを、私はあまりしたくはありません。もちろん、彼にも守備的な役割がありますし、攻撃的な役割もあるというところで、それを発揮してもらっている、というところです。長い間ケガで戦列を離れていた彼のコンディションが戻ってきているところで、今はそういった力を発揮してもらっています」
(前半はあまり効率的でなかった右サイドが後半に活性化して、得点もそちらのサイドから生まれたが、その辺はどういうふうに修正したのか?)
「時に、選手個人の不安定さ、未熟さが出てしまうことがあります。橋岡は、ブラジルではボールを追い越す動きと言いますけど、落ち着きがなかったですね。もう少し落ち着いてプレーすることが求められました」
(人とボールの動きがスムーズで、ボールを動かしていくうちに最前線のフリーな選手にスルーパスが出ることもあった。他のチームではほとんど見られない、そうしたコンビネーションの攻撃がレッズで出ていることについては?)
「川崎フロンターレもうまいですね。リーグの首位に立つに値するチームだと思います。私たちの場合は、たくさんトレーニングしています。前線の選手たちには前からの守備も求めていまして、相手からボールを奪ったときにコンビネーションするというところから、そういう流れになっています。柏木、武藤、興梠など、技術があるだけでなく賢い選手たちです。非常に高いレベルの選手たちがそういったプレーに関わっています。フィニッシュの瞬間のところでレッズに特別な形が生まれているのは、そういった理由からかもしれません」
(今のレッズの攻撃は、川崎フロンターレと比べても、15mから20mくらいのパスのスピードが非常に速く、前に行けていると思う。オリヴェイラ監督が以前に鹿島アントラーズの監督をやっていたときは、そこまでスピード感を求めていなかったように思うが、それは選手の違いか、監督の考え方の違いなのか?)
「いろいろあります。鹿島アントラーズにいたときは、多くのチームが引いて守ることによって、早く前に行くというチャンスを与えてくれない試合が多かったと思います。今、レッズでは、レッズと戦う相手が攻撃的に来て、こちらがボールを奪ったときの切り替えで、そのような形、決定機が生まれていると思います」
(前節のヴィッセル神戸戦から今日のシステムをやっているが、前節で非常にうまくいって、今日も有効だと考えていたか?)
「最も状態のいい選手を使う、というところがベースになっています。試合数は少なかったですけど、ファブリシオはペナルティーエリア内でアグレッシブに存在感を見せる選手でした。彼が不在のところで、どのように攻撃を機能させるかを考えました。そして、Jリーグで対戦したどのチームにも非常にいいFWがいますので、守備の力を同時に緩めてはいけない、ということでこのような形になりました。
ファブリシオがいたときは、ファブリシオは最初からペナルティーエリアに近いところから入っていくといいう役割でしたけど、このシステムでは長澤に、タイミングを見て後ろからペナルティーエリアに進入していくことを求めています。違った形ですけど、最終的にペナルティーエリアに入っていくというところは変わっていません」
(今日の2失点はどちらも非常に不用意な失点だったと思うが?)
「失点のうちのひとつは、かなり練習をしてきた形でした。失点しないように練習してきた中で決められてしまったのがひとつと、もうひとつは、中盤でプレーを止めておけたのに、それをしなくて失点してしまったものです。
もちろん、速くて賢い相手選手を称えるべきだと思います。私たちのミスをうまくついて得点した相手を称えるべきです。
台風が近づいていますから、早く帰りましょう(笑)。遠いところから来た人は、電車がなくなってしまうかもしれませんよ」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】