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オズワルド オリヴェイラ監督 YS横浜戦試合後会見

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 2回戦 vsY.S.C.C.横浜 試合後のコメント

「非常に難しい試合でした。相手チームの試合を何試合かチェックしていましたけど、非常によくトレーニングされていて、まとまっているチームだと感じていました。このチームは90分間走り続けて、レッズにプレスをかけ続けました。だからこそ、価値のある勝利だと思います。つまりレッズが、非常に大きな努力を見せて勝利を収めたという試合でした」

[質疑応答]
(決定的なチャンスの数はレッズの方が多かったと思うが、相手も途中まではすごくいい攻めをしていた。違いを生んだのは何だったのか?)
「相手は決意を持って、ハードワークを見せたと思います。監督の指示をしっかりと聞いて、規律も守っていたと感じています。ですので特に試合の立ち上がりは、レッズが技術の違いなどを見せることができないような展開でした。相手が決意を持ったプレーで挑んできたからです。

しかし1点目が決まった後、少し相手の気持ちの部分にも動揺が表れたのか、我々がもう少し落ち着いてプレーできるような流れになりました。一発勝負のトーナメント戦、という試合でしたので、1点目を決めた方が精神的に有利になる試合です。それが、レッズがより落ち着いてプレーできる要因になったと思います」

(J3のチームが相手ということで、選手に対する試合への意識づけにはかなり気を遣ったと思うが?)
「この試合では、メンタル面での準備が非常に重要だと感じていました。練習の時間もあまりありませんでしたので、昨日はじめて全員で集まって、セットプレーの練習をしたくらいです。ですので我々にとって重要だったのは、その前から行っている練習の内容と、努力をする、がんばらないといけないという意識づけでした」

(難しい試合の中でオウンゴールとPKでスコアを動かし、最後は山田直輝がゴールを決めた。彼が切り替えをがんばったとか、持っている運動量を生かしたことで点を取れたと思うが、彼のプレーについてはどのように感じているか?)
「私は、山田選手が非常に若いときから知っています。自分の中でも存在感のある選手です。私が非常に若いときの山田を見て、いい選手だと感じていたので、今回再来日して、山田がそれまであまりレギュラーとしてはプレーしていなかったということを聞いて、驚きました。

非常にポテンシャルの高い選手で、その力を必ず発揮できると私は信じていますので、練習でもそれをやらせています。そして彼は一生懸命練習に打ち込みますし、気持ちの部分も強い選手ですので、7、8年前に感じていたこの選手の能力、そのポテンシャルを見たいと思っています。

自信を取り戻して、自分の本来の能力を出すことができれば、必ずいいプレーを見せてくれると思いますし、その方向に向かっていると思います」

(ハーフタイムの指示で、「ボールがFWに入ったときに、ガンガン後ろがサポートしろ」「オーバーラップに行け」とあり、固いサッカーをしていた鹿島時代とはかなり変わった印象があった。それについては?)
「ハーフタイムではまず、守備に関する指示を出しました。それは相手が2トップ気味でプレーしていて、こちらがボールを持ったときにはセンターバックにプレッシャーをかけてきて、ボールを奪った後にビルドアップがしにくい状況なので、そこに気を付けよう、という話をしました。

その後攻撃の話になり、サイドでトライアングルをつくり、コンビネーションをしながらオーバーラップをしようということと、山田と阿部にはより(興梠)慎三の近くでサポートをしなさい、という指示を出しました。なぜなら慎三が少し孤立していて、相手のプレスバックでサンドされていたので、攻撃のオプションが減っていたからです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

オズワルド オリヴェイラ監督 YS横浜戦試合後会見

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