MENU

NEWS

シーズンラストゲーム、勝ってACL出場権獲得を

浦和レッズは7日(土)、15時30分キックオフのJリーグ第34節・セレッソ大阪戦をホーム・埼玉スタジアムで戦う。3月2日のサンフレッチェ広島との開幕戦から戦ってきた長いシーズンもいよいよ最終節、2013年の締めくくりとなる一戦だ。
前節にサガン鳥栖と戦ったレッズは、敵地で1-4と残っていたリーグ優勝の可能性が断たれる非常に悔しい敗戦を喫した。試合終了後にはピッチに倒れ込む選手の姿が目立ち、落胆と無念の思いに包まれた。『王座奪還』を合言葉にシーズンを戦ってきただけに、数日間はチームにも重い空気が漂っていた。
しかし、週が明けて選手たちは最終戦に向けて気持ちを切り替えている。前節の敗戦で4位に後退したレッズだが、最終節には2位のサンフレッチェ広島と3位の鹿島アントラーズの直接対決があるため、このセレッソ大阪戦で勝利すれば3位以内が確定し、自分たちの力で来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得することができる。どの選手も「最終戦をしっかり勝って、ACL出場権を獲る」と声を揃え、しっかりとしたモチベーションを持って試合に臨む。
対戦相手のセレッソ大阪は、15勝11分7敗の勝ち点56で6位につけている。他会場の結果次第でACL出場権を獲得する可能性を残している上に、今季限りでの退任が決まっているレヴィー・クルピ監督のラストゲームとあって、高いモチベーションで臨んでくるだろう。攻撃的なサッカーの印象が強いが、リーグで2番目に失点が少ない守備の整ったチームだ。リーグ19得点の柿谷曜一朗や運動量が豊富な山口蛍といった、日本代表の欧州遠征でも活躍した選手たちを擁する。ヤマザキナビスコカップを含めた今季の対戦では1勝2分と相性は悪くないが、非常に危険な対戦相手だと言えるだろう。
レッズとしては、しっかりとボールを保持して後方から落ち着いてゲームを組み立てたい。11月の3試合では、先制点を奪われたことでゲームを難しくしてしまった。レッズは今季のリーグ戦で先制点を奪った試合では13勝3分で無敗と、安定した戦いを見せている。自分たちらしいサッカーを展開するためにも、先手を取るゲーム運びをしていきたいところだ。
シーズン終了後にチームを離れる選手もいる中、「一緒にやってきた選手と笑顔で別れたい」と柏木陽介は意気込みを新たにする。チケットがすでに完売して多くのファン・サポーターの来場が予想される中、キャプテンの阿部勇樹は「ここが浦和のホームだということをプレーで見せたい」と、最高のパフォーマンスで応えることを誓う。今季の集大成となる一戦をホームの最高の雰囲気で迎え、ともに勝利の喜びを分かち合いたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

シーズンラストゲーム、勝ってACL出場権獲得を

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ