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ダービー勝利でラストスパートへ勢いを
浦和レッズは、5日(土)にホーム・埼玉スタジアムで16時キックオフの『さいたまダービー』、Jリーグ第28節・大宮アルディージャ戦を迎える。
前回の対戦は、4月20日の第7節に敵地・NACK5スタジアム大宮で行われた。今シーズンのダービー初戦は開始直後から両者の意地と意地が激しくぶつかり合うゲーム展開となった。前半27分に原口が負傷で交代を余儀なくされると、前半終了間際には出血した那須が止血のためにピッチを離れて10人になっている間に失点。後半のレッズの猛反撃も実らず試合はそのまま終了と、アクシデントに泣かされた感はありながらも悔しい敗戦となった。
レッズは前節の敵地に乗り込んでの湘南ベルマーレとの一戦で、前半にCKから槙野のゴールで先制しながらも追加点を奪えず、後半は守勢に回って逆転を許す苦しいゲーム展開になった。終了間際の90分に柏木の同点ゴールが生まれたものの、勝ち越すには至らず引き分けで終了。9月に行われたリーグ戦は3戦して勝利なしと、もどかしいゲームが続いている。
一方の大宮も、リーグが後半戦に入ってからここまでの10試合で1勝9敗と、春先の好調から大きな失速を見せている。今季初戦は開幕から互いに好調なスタートを切った中での対戦となったが、今週末のゲームは双方が苦しい時期を過ごす中で迎えるダービーだと言うことができるだろう。
「全員がハードワークをして前線には外国籍の強力な2トップがいる」と、選手たちは大宮への印象を口にする。190cmのノヴァコヴィッチと186cmのズラタンという長身2トップは、ここまでそれぞれ10ゴールと6ゴールをマークと、警戒すべき選手の筆頭なのは間違いない。渡邉大剛、チョ・ヨンチョルといった2列目の選手の飛び出しにも注意が必要だ。
レッズは現在、首位の横浜F・マリノスから勝ち点4差の3位と優勝戦線を戦っている。こうした状況下でのプレッシャーが選手たちに伸し掛かっていることは間違いないだろう。勝利への強い気持ちがマイナスに作用した面もあったかもしれない。ここ2試合は、先制点を奪いながらも、守備の意識が強くなりすぎた後半に追いつかれるという展開が続いた。
だが、選手たちはそのプレッシャーから吹っ切れつつある。「自分たちの長所は攻撃」と選手たちが声をそろえ、トレーニングもポジティブな雰囲気で進んでいる。1点で満足することなく2点、3点と追加点を奪いに行く姿勢を見せることができるだろう。運動量を上げることや球際で戦う姿勢をベースにしながらも、原点に返ってレッズらしい攻撃的なゲーム運びでホーム・埼玉スタジアムのピッチを躍動する選手たちの姿を見ることができるはずだ。
リーグ戦が残り7試合となった今、優勝戦線のラストスパートへの勢いをつけるという意味でも、この『さいたまダービー』という試合は申し分のない舞台だ。「ただのリーグ戦の1試合ではない」と選手たちも気合十分で迎える絶対に勝たなくてはいけないこの一戦、赤く燃える満員のスタンドと選手たちが一体になる『REDS WONDERLAND』を作り上げ、ともに歓喜の瞬間を迎えよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
前回の対戦は、4月20日の第7節に敵地・NACK5スタジアム大宮で行われた。今シーズンのダービー初戦は開始直後から両者の意地と意地が激しくぶつかり合うゲーム展開となった。前半27分に原口が負傷で交代を余儀なくされると、前半終了間際には出血した那須が止血のためにピッチを離れて10人になっている間に失点。後半のレッズの猛反撃も実らず試合はそのまま終了と、アクシデントに泣かされた感はありながらも悔しい敗戦となった。
レッズは前節の敵地に乗り込んでの湘南ベルマーレとの一戦で、前半にCKから槙野のゴールで先制しながらも追加点を奪えず、後半は守勢に回って逆転を許す苦しいゲーム展開になった。終了間際の90分に柏木の同点ゴールが生まれたものの、勝ち越すには至らず引き分けで終了。9月に行われたリーグ戦は3戦して勝利なしと、もどかしいゲームが続いている。
一方の大宮も、リーグが後半戦に入ってからここまでの10試合で1勝9敗と、春先の好調から大きな失速を見せている。今季初戦は開幕から互いに好調なスタートを切った中での対戦となったが、今週末のゲームは双方が苦しい時期を過ごす中で迎えるダービーだと言うことができるだろう。
「全員がハードワークをして前線には外国籍の強力な2トップがいる」と、選手たちは大宮への印象を口にする。190cmのノヴァコヴィッチと186cmのズラタンという長身2トップは、ここまでそれぞれ10ゴールと6ゴールをマークと、警戒すべき選手の筆頭なのは間違いない。渡邉大剛、チョ・ヨンチョルといった2列目の選手の飛び出しにも注意が必要だ。
レッズは現在、首位の横浜F・マリノスから勝ち点4差の3位と優勝戦線を戦っている。こうした状況下でのプレッシャーが選手たちに伸し掛かっていることは間違いないだろう。勝利への強い気持ちがマイナスに作用した面もあったかもしれない。ここ2試合は、先制点を奪いながらも、守備の意識が強くなりすぎた後半に追いつかれるという展開が続いた。
だが、選手たちはそのプレッシャーから吹っ切れつつある。「自分たちの長所は攻撃」と選手たちが声をそろえ、トレーニングもポジティブな雰囲気で進んでいる。1点で満足することなく2点、3点と追加点を奪いに行く姿勢を見せることができるだろう。運動量を上げることや球際で戦う姿勢をベースにしながらも、原点に返ってレッズらしい攻撃的なゲーム運びでホーム・埼玉スタジアムのピッチを躍動する選手たちの姿を見ることができるはずだ。
リーグ戦が残り7試合となった今、優勝戦線のラストスパートへの勢いをつけるという意味でも、この『さいたまダービー』という試合は申し分のない舞台だ。「ただのリーグ戦の1試合ではない」と選手たちも気合十分で迎える絶対に勝たなくてはいけないこの一戦、赤く燃える満員のスタンドと選手たちが一体になる『REDS WONDERLAND』を作り上げ、ともに歓喜の瞬間を迎えよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】