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チームで同じ絵を描いて勝利を
88チームがノックアウト方式のトーナメント戦で争う第91回天皇杯3回戦は、16日(水)19時から埼玉スタジアムで行なわれる。2回戦の宮崎産業経営大学(宮崎県代表)戦を4-1で勝利し、順当に勝ち上がってきた浦和レッズの次の対戦相手は、J2の東京ヴェルディだ。
レッズは、連戦の最中だった10月12日に行なわれた2回戦で、リーグ戦からメンバーを入れ替えて試合に臨んだ。
試合は開始10分、不用意に先制を許したものの、前半のうちにマゾーラが2点を返して逆転し、後半にも原のレッズ移籍後初ゴールと高崎のゴールで2得点した。この日の原は中盤での出場だったが、本来のポジションはFW。4得点すべてをFW勢が決めたのはやはり、意地と言っていいだろう。
今回は約2週間の中断期間を挟んでおり、この中断期間に取り組んできたことが、チームとしてどれだけピッチで表現できるのか、ということが、次のリーグ戦の仙台戦にもつながる大事なポイントとなる。
こうした状況の中、出場メンバーについては、日本代表の原口元気とオーストラリア代表のスピラノビッチの出場は、現実的ではないだろう。一方、先週末のトレーニングから、ユースのMF野崎雅也、DF西袋裕太が参加し、今日の練習では、更にMF矢島慎也、DF新井純平も加わって、この4人がメンバー入りする可能性は十分にある。また、17日から27日まで、ロンドンオリンピックアジア予選に出場するU-22日本代表の山田直輝と濱田水輝は、この天皇杯の3回戦に出場し、しっかりと勝利した上で、代表に向かいたいという強い気持ちを持っており、先発出場が濃厚だ。
東京VはJ2で現在14勝10分11敗の7位。来シーズンのJ1昇格は消滅しており、天皇杯に向けてのモチベーションは非常に高い。2トップはJ2得点ランキング2位の阿部拓馬と、シーズン途中から加入した巻誠一郎。巻は移籍当初は出場時間も短かったが、ここ4試合は先発フル出場を続けており2得点を挙げている。高さもあるので要注意だ。また、小柄なテクニシャンの菊岡拓朗は攻撃のキーマンであり、得点力もある。楽にボールを持たせては危険だ。
レッズは現在、J1残留を最大の目標として緊迫感のある日々を過ごしている。この約2週間の中断期間で、堀監督は、攻守ともに、「チームとして同じ絵を描く」ということをテーマにトレーニングに励んできた。こうした状況の中、連戦で行なわれる天皇杯とリーグ戦。大会は違うが、ここで気の緩んだ試合をしているようではいけないということは誰もが分かっているはずだ。チームがお互いにいいイメージを共有して、勝利を掴み、4回戦に駒を進めよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは、連戦の最中だった10月12日に行なわれた2回戦で、リーグ戦からメンバーを入れ替えて試合に臨んだ。
試合は開始10分、不用意に先制を許したものの、前半のうちにマゾーラが2点を返して逆転し、後半にも原のレッズ移籍後初ゴールと高崎のゴールで2得点した。この日の原は中盤での出場だったが、本来のポジションはFW。4得点すべてをFW勢が決めたのはやはり、意地と言っていいだろう。
今回は約2週間の中断期間を挟んでおり、この中断期間に取り組んできたことが、チームとしてどれだけピッチで表現できるのか、ということが、次のリーグ戦の仙台戦にもつながる大事なポイントとなる。
こうした状況の中、出場メンバーについては、日本代表の原口元気とオーストラリア代表のスピラノビッチの出場は、現実的ではないだろう。一方、先週末のトレーニングから、ユースのMF野崎雅也、DF西袋裕太が参加し、今日の練習では、更にMF矢島慎也、DF新井純平も加わって、この4人がメンバー入りする可能性は十分にある。また、17日から27日まで、ロンドンオリンピックアジア予選に出場するU-22日本代表の山田直輝と濱田水輝は、この天皇杯の3回戦に出場し、しっかりと勝利した上で、代表に向かいたいという強い気持ちを持っており、先発出場が濃厚だ。
東京VはJ2で現在14勝10分11敗の7位。来シーズンのJ1昇格は消滅しており、天皇杯に向けてのモチベーションは非常に高い。2トップはJ2得点ランキング2位の阿部拓馬と、シーズン途中から加入した巻誠一郎。巻は移籍当初は出場時間も短かったが、ここ4試合は先発フル出場を続けており2得点を挙げている。高さもあるので要注意だ。また、小柄なテクニシャンの菊岡拓朗は攻撃のキーマンであり、得点力もある。楽にボールを持たせては危険だ。
レッズは現在、J1残留を最大の目標として緊迫感のある日々を過ごしている。この約2週間の中断期間で、堀監督は、攻守ともに、「チームとして同じ絵を描く」ということをテーマにトレーニングに励んできた。こうした状況の中、連戦で行なわれる天皇杯とリーグ戦。大会は違うが、ここで気の緩んだ試合をしているようではいけないということは誰もが分かっているはずだ。チームがお互いにいいイメージを共有して、勝利を掴み、4回戦に駒を進めよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】