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ホーム開幕戦で勝利の凱歌を
8日(土)、浦和レッズにとってホーム開幕戦となるJリーグ第2節は、16時キックオフで埼玉スタジアムにサガン鳥栖を迎え撃つ。
先週末に行われたガンバ大阪との第1節は、アウェイで1-0の勝利を収めた。ここまでのレッズの歴史の中、J1の開幕戦を無失点で終えたのは初めてのことだ。プレシーズンの間、トレーニングキャンプなどで取り組んできた守備戦術の徹底と整理について、1つ目に見える成果を出すことができたと言えるだろう。昨年の試合終盤に見られたような、守備ラインが下がり過ぎてレッズゴール前に密集ができるような場面は、ほぼ見られなかった。攻撃面では得点こそ1得点のみだったが、全体にコントロールしながら安定感を持ってゲームを進めることができた。
今節の対戦相手であるサガン鳥栖は、J2からの昇格1年目の徳島ヴォルティスを相手に5-0の大勝で開幕戦を飾り、その勢いに乗って埼スタに乗り込んでくる。前線の日本代表FW豊田陽平をターゲットに、両サイドの低い位置からでも積極的にクロスを蹴り込んでくるだろう。左サイドを務める安田理大や、ボランチの位置から前線への飛び出しを見せる谷口博之といった日本代表の経験を持つ実力者も今季から加入した。また、正確なキックを持つ金民友やロングスローが武器の藤田直之など、セットプレーにも注意が必要なチームだと言えるだろう。
対するレッズも鳥栖戦に向けて、ハイボール対策やセットプレーの確認に取り組んできた。前節に負傷交代した那須大亮の出場は微妙だが、永田 充や濱田水輝といった高さに自信を持つ選手たちのプレーに期待が掛かる。ガンバ戦でも見せた前線からの連動したプレスと、組織的にブロックを作る守備をうまく使い分けながらボールを奪い、前線の選手たちへ素早くボールを展開したいところだ。前節同様に、無失点でゲームを運びながら先制点を奪う展開に持ち込みたい。
ミシャ監督就任以来、鳥栖とのゲームでは互いに多くのゴールが生まれている。昨シーズンもホームゲームでは6-2の勝利を収めた。だが、「点の取り合いよりも、1-0や2-0で勝つ試合をしたい」(柏木陽介)、「1-0でも良いので、勝ち点3にこだわる」(興梠慎三)と、選手たちは勝利と同時に、落ち着きのあるゲーム運びを求めている。
前節の終盤に出場して守備に安定感を与えた鈴木啓太は「ガンバのようなショートパスではなく、ロングボールを蹴ってくるチームもある。守備が改善されたかどうかは、もう少し見る必要がある」と、気を引き締める。そうした意味では、サガン鳥栖との対戦を無失点で乗り切ることが、チーム全体のさらなる自信につながるだろう。
ミシャ監督3年目を迎え、タイトル獲得を掲げてスタートした2014シーズンのホーム開幕戦。成熟度を増し進化した姿を、赤く染まったスタジアムのファン・サポーターに披露し、勝利の凱歌を埼玉スタジアムに響かせよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
先週末に行われたガンバ大阪との第1節は、アウェイで1-0の勝利を収めた。ここまでのレッズの歴史の中、J1の開幕戦を無失点で終えたのは初めてのことだ。プレシーズンの間、トレーニングキャンプなどで取り組んできた守備戦術の徹底と整理について、1つ目に見える成果を出すことができたと言えるだろう。昨年の試合終盤に見られたような、守備ラインが下がり過ぎてレッズゴール前に密集ができるような場面は、ほぼ見られなかった。攻撃面では得点こそ1得点のみだったが、全体にコントロールしながら安定感を持ってゲームを進めることができた。
今節の対戦相手であるサガン鳥栖は、J2からの昇格1年目の徳島ヴォルティスを相手に5-0の大勝で開幕戦を飾り、その勢いに乗って埼スタに乗り込んでくる。前線の日本代表FW豊田陽平をターゲットに、両サイドの低い位置からでも積極的にクロスを蹴り込んでくるだろう。左サイドを務める安田理大や、ボランチの位置から前線への飛び出しを見せる谷口博之といった日本代表の経験を持つ実力者も今季から加入した。また、正確なキックを持つ金民友やロングスローが武器の藤田直之など、セットプレーにも注意が必要なチームだと言えるだろう。
対するレッズも鳥栖戦に向けて、ハイボール対策やセットプレーの確認に取り組んできた。前節に負傷交代した那須大亮の出場は微妙だが、永田 充や濱田水輝といった高さに自信を持つ選手たちのプレーに期待が掛かる。ガンバ戦でも見せた前線からの連動したプレスと、組織的にブロックを作る守備をうまく使い分けながらボールを奪い、前線の選手たちへ素早くボールを展開したいところだ。前節同様に、無失点でゲームを運びながら先制点を奪う展開に持ち込みたい。
ミシャ監督就任以来、鳥栖とのゲームでは互いに多くのゴールが生まれている。昨シーズンもホームゲームでは6-2の勝利を収めた。だが、「点の取り合いよりも、1-0や2-0で勝つ試合をしたい」(柏木陽介)、「1-0でも良いので、勝ち点3にこだわる」(興梠慎三)と、選手たちは勝利と同時に、落ち着きのあるゲーム運びを求めている。
前節の終盤に出場して守備に安定感を与えた鈴木啓太は「ガンバのようなショートパスではなく、ロングボールを蹴ってくるチームもある。守備が改善されたかどうかは、もう少し見る必要がある」と、気を引き締める。そうした意味では、サガン鳥栖との対戦を無失点で乗り切ることが、チーム全体のさらなる自信につながるだろう。
ミシャ監督3年目を迎え、タイトル獲得を掲げてスタートした2014シーズンのホーム開幕戦。成熟度を増し進化した姿を、赤く染まったスタジアムのファン・サポーターに披露し、勝利の凱歌を埼玉スタジアムに響かせよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】