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ミシャ監督 ボルシア・ドルトムント戦試合後会見
明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 ボルシア・ドルトムント戦 試合後のコメント
「今日は残念ながら敗れてしまいましたが、決して悪いゲームではなかったと思います。浦和は結果を非常に厳しく見られるチームですので負けると批判されますが、今日は批判されるようなゲームではなかったと思います。私は今日のゲームは両チームともスペクタクルなすばらしいゲームをしたと思っています。
今日はチケットも完売で、満員のスタジアムに見に来られた方、そしてテレビの前で見ていた方、みなさんが見応えのある、満足できるゲームだったと思います。少なくともレッズとしては、引き分けで終わりたいゲームではありましたが、試合自体は悪いゲームをしたとは思っていませんし、いいゲームができたと思っています」
[質疑応答]
(ここ数試合は苦しいゲームが多かったが、立ち直るきっかけをつかめる試合だったか?)
「一クラブの監督としてあまり言いたくはないですが、おそらく言わなければいけないでしょう。レッズはJ1で戦うよりも、ブンデスリーガのような、お互いの強さを出し合うような戦いをしてくるチームとの対戦の方が、いい戦いができると思います。私は日本で12シーズン目ですが、私のチームのサッカーを見て、多くの日本の指導者の方は、私のアイデアを自分のチームに取り入れながら戦ってくれていると感じてます。ただ、残念ながら、メディアの方の中には、なかなか我々のやっているサッカーを理解していただいていないと感じることも多くあります。日本のサッカーを見る方々は、結果を重視する方々が多いと思います。今日はドルトムントと対戦しましたが、いかに我々の行っているサッカーが、世界的に見ても稀なサッカーであるか。毎回、Jリーグの試合の中で、相手の10人が引いてカウンターを狙うような相手と戦うことが難しいことはご理解いただきたいです。そういう戦い方をしてくるチームに対する評価の仕方も変わってきてほしいと思います。
我々のサッカーは世界的に見ても稀なサッカーであり、アイデアに富んだすばらしいサッカーであると自負しています。ただ、私がこの12年間の中で、見ている人たちの考えや見方を変えることができなかったという状況にあると思います。ただ、一つ言えることは、今日の試合を見られた方は、本当にすばらしいゲームを見ることができたということです。今日のような試合を通して、多くの方々がサッカーやJリーグに興味を持って見ていただきたいですし、少しでもサッカーを見る方が増えればと思います。日本でこういったすばらしいゲームが見られたことは貴重であったと思います」
(後半に那須を3バックのセンターに入れて遠藤を右のストッパーで使ったが、あの位置に入った遠藤はラインブレイクして攻撃に参加するなどしていい動きの幅ができていたが、今後も実戦で使えるのでは?)
「いつも見に来られているここにいるメディアの方は、日本の中でもサッカーの見方が違う方だと思っていますが、今の遠藤選手であるならば、リベロのポジションよりも右のストッパーの方が彼の能力を発揮できると思っています。ただ、そこにポジションを移したことによって、チームとして何が得られて何が失われるのかをしっかり考えて起用しなければいけません。残念ながら我々はドルトムントではないので、20人のナショナルプレーヤーがいるわけではありません。遠藤が右ストッパーに入ることによってリベロに入る選手がいる中で、チームにとってプラスなのかマイナスなのかを考えたときに、私はプラスになるとは見ていません。そういったこともメディアの方は我々のチームを分析する中で、どうかというところを考えるべきではないかと思います。
我々はチームとして常に前進していかなければいけません。本来であれば、若いディフェンダーの選手が出てこなければいけません。ディフェンスラインの中で競争に勝っていく選手が出てこなければいけないのは確かです。ベテラン選手の起用が増えることは、チームとして進んでいないということです。そのところで、私はチームとして前に進んでいくために仕事をしなければいけないと思っています。私が浦和で仕事をする限りは、一つでも前に進んでいかなければいけません、ただ、現実的に置かれている状況というのは、その部分で試行錯誤しなければいけない状態であると考えています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「今日は残念ながら敗れてしまいましたが、決して悪いゲームではなかったと思います。浦和は結果を非常に厳しく見られるチームですので負けると批判されますが、今日は批判されるようなゲームではなかったと思います。私は今日のゲームは両チームともスペクタクルなすばらしいゲームをしたと思っています。
今日はチケットも完売で、満員のスタジアムに見に来られた方、そしてテレビの前で見ていた方、みなさんが見応えのある、満足できるゲームだったと思います。少なくともレッズとしては、引き分けで終わりたいゲームではありましたが、試合自体は悪いゲームをしたとは思っていませんし、いいゲームができたと思っています」
[質疑応答]
(ここ数試合は苦しいゲームが多かったが、立ち直るきっかけをつかめる試合だったか?)
「一クラブの監督としてあまり言いたくはないですが、おそらく言わなければいけないでしょう。レッズはJ1で戦うよりも、ブンデスリーガのような、お互いの強さを出し合うような戦いをしてくるチームとの対戦の方が、いい戦いができると思います。私は日本で12シーズン目ですが、私のチームのサッカーを見て、多くの日本の指導者の方は、私のアイデアを自分のチームに取り入れながら戦ってくれていると感じてます。ただ、残念ながら、メディアの方の中には、なかなか我々のやっているサッカーを理解していただいていないと感じることも多くあります。日本のサッカーを見る方々は、結果を重視する方々が多いと思います。今日はドルトムントと対戦しましたが、いかに我々の行っているサッカーが、世界的に見ても稀なサッカーであるか。毎回、Jリーグの試合の中で、相手の10人が引いてカウンターを狙うような相手と戦うことが難しいことはご理解いただきたいです。そういう戦い方をしてくるチームに対する評価の仕方も変わってきてほしいと思います。
我々のサッカーは世界的に見ても稀なサッカーであり、アイデアに富んだすばらしいサッカーであると自負しています。ただ、私がこの12年間の中で、見ている人たちの考えや見方を変えることができなかったという状況にあると思います。ただ、一つ言えることは、今日の試合を見られた方は、本当にすばらしいゲームを見ることができたということです。今日のような試合を通して、多くの方々がサッカーやJリーグに興味を持って見ていただきたいですし、少しでもサッカーを見る方が増えればと思います。日本でこういったすばらしいゲームが見られたことは貴重であったと思います」
(後半に那須を3バックのセンターに入れて遠藤を右のストッパーで使ったが、あの位置に入った遠藤はラインブレイクして攻撃に参加するなどしていい動きの幅ができていたが、今後も実戦で使えるのでは?)
「いつも見に来られているここにいるメディアの方は、日本の中でもサッカーの見方が違う方だと思っていますが、今の遠藤選手であるならば、リベロのポジションよりも右のストッパーの方が彼の能力を発揮できると思っています。ただ、そこにポジションを移したことによって、チームとして何が得られて何が失われるのかをしっかり考えて起用しなければいけません。残念ながら我々はドルトムントではないので、20人のナショナルプレーヤーがいるわけではありません。遠藤が右ストッパーに入ることによってリベロに入る選手がいる中で、チームにとってプラスなのかマイナスなのかを考えたときに、私はプラスになるとは見ていません。そういったこともメディアの方は我々のチームを分析する中で、どうかというところを考えるべきではないかと思います。
我々はチームとして常に前進していかなければいけません。本来であれば、若いディフェンダーの選手が出てこなければいけません。ディフェンスラインの中で競争に勝っていく選手が出てこなければいけないのは確かです。ベテラン選手の起用が増えることは、チームとして進んでいないということです。そのところで、私はチームとして前に進んでいくために仕事をしなければいけないと思っています。私が浦和で仕事をする限りは、一つでも前に進んでいかなければいけません、ただ、現実的に置かれている状況というのは、その部分で試行錯誤しなければいけない状態であると考えています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】