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ミハイロ ペトロヴィッチ氏と合意

昨日13日、広島に行き、ミハイロ ペトロヴィッチ氏と会い、基本合意しました。
クラブが監督を選定する際のポイントを私の言葉にすると、経験と実績があり、戦術的、戦略的に多くの引き出しを持っている指導者で、クラブ、チームを安定化できる監督ということです。まず、今回の経緯からお話しすると、今の選手構成などを考えた時に、正しい日本語で選手に伝えられ、経験から打ち出される雰囲気、態度というものも必要と考え、最初に日本人のエース級の方にいきました。確かに2人の方にいったことも事実です。エース級、一流の方にいき、残念ながら力不足で成就には至りませんでした。
クラブが選定するポイントにおいて、ペトロヴィッチ氏は当初から候補の一人であり、クラブとして、ナショナリティに拘らず、コンセプトを守っていこうということで、選定基準に沿ってペトロヴィッチ氏でいくことを12日の夜に決めました。一分一秒、一時間でも早くペトロヴィッチ氏に会いに行こうということで、13日に広島に行きました。早ければいいということがすべてではないですが、選手編成、選手の補強計画に動いている中で、肝である監督は早く決めないと、物事がなかなかうまく進まないのが事実で、最大限努力しました。
私から、クラブの思い、考えを伝えると、ペトロヴィッチ氏は浦和レッズで指揮することをとても魅力的だと話してくれ、浦和レッズに対するリスペクトと期待は、私が思っていた以上でした。そして、私たちが望む、一流の監督、ペトロヴィッチ氏と基本合意を結ぶことになりました。
レッズの考えている陣容、補強の話もしました。ペトロヴィッチ氏から新たな選手の希望も聞き、それに対して、クラブは今後照会をかけ、検討していきます。堀監督を含めたコーチングスタッフについてですが、苦しい場面で監督を引き受けてくれた堀監督は、今回、実力があることを証明してくれて、彼はコーチングスタッフに入っていくべきとの考えを伝えました。ほかのレッズのコーチングスタッフの話、また広島でペトロヴィッチ氏の通訳兼コーチをやっている杉浦氏にも来ていただきたい、ことなどを話し、今後、より具体的な話をしていくことになります。
契約期間については、1年とします。契約の細部はお話しできませんが、1年1年、契約を見直しながら、長期的になることを望んでいます。
目標設定については、まだ細部まで詰められていません。ペトロヴィッチ氏はまだレッズの選手を十分に把握していないこともありますし、これからの補強、レッズのポテンシャルなどを確認して、ターゲットを決めていく時期がくると思います。
浦和レッズは輝かないといけないチームだと思っています。モチベーションや、やる気、勇気といった点で、目標は高くないといけないと思っています、一方で15位のチームが軽々しく発言することは時期尚早で、まず自分達が立っている位置を確認し、ペトロヴィッチ氏にチームの戦力、ポテンシャル、目指すところを確認してもらい、そこをクラブと共有して、そのターゲットに向けて取り組んでいきたいと考えています。
浦和レッズ 強化部長 山道守彦

浦和レッズの様なビッグクラブで仕事ができる環境を与えて頂き、大変光栄に思います。
私とチームスタッフ、選手、クラブ、そして12番目の選手と共に力を合わせれば、必ず素晴らしい試合、素晴らしい結果を作り上げる事ができると確信しています。
必ずクラブとサポーターに素晴らしい時が訪れるでしょう。
ありがとうございます。
ミシャより

ミハイロ ペトロヴィッチ氏と合意

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