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リーグでの勢いとホームの利を生かし勝ち点3を

1シーズン制になって初のJリーグ開幕連勝を果たし、ミシャ体制2年目の手応えを増している浦和レッズ。次の試合は3月12日(火)19時30分、埼玉スタジアムで行なわれるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージF組第2戦ムアントン・ユナイテッド戦だ。
レッズは、ACLグループステージ初戦となった2月26日の広州恒大(中国)では、リズムをつかめないまま失点を重ね、黒星スタートを余儀なくされた。日本からも多くのサポーターが駆けつけたが、アウェイの厳しさを痛感する試合だった。
しかし、アジアの覇権を賭けた戦いは始まったばかり。初戦の悔しさを糧に、レッズの魂を見せつける時が、このホームゲームだ。
気温32度というホームの利を生かしきれず、全北現代(韓国)との初戦を引き分けたムアントンだが、この試合だけでその力を決めつけるのは危険だろう。
何しろ昨シーズンは、Jリーグと同じく18クラブで構成されるタイプレミアリーグ(TPL)で34戦25勝9分、無敗で制している。
ムアントンは2007年に3部にあたるディヴィジョン2で優勝、翌2008年にはディヴィジョン1(2部)を制してトップリーグに昇格する。そして勢いそのままに翌2009年、TPL王者にまで上り詰めており、タイのみならず、アジアの東地区で注目のクラブである。
2010年にはTPL連覇を達成。2011年こそ3位に終わるが、昨シーズンは現役時代にオビエド、テネリフェなどでプレーしたスラビシャ・ヨカノビッチ監督を招聘し、見事に無敗優勝を飾った。
基本となるフォーメーションは4-4-2。豊富なタレントを擁するチームは、ヨカノビッチ監督が持ち込んだ規律によって、より組織の中で個が輝くようになった。
守備面ではタイ代表のピヤポンやパヌポンの他、鳥栖や横浜FCでもプレーした金裕晋(キム・ユジン)らが優れた連係を見せ、攻撃面ではポルトガルのボアビスタやマラガなどで活躍したオーストリア代表のローランド・リンツやマケドニア代表のジュロフスキらがチャンスを作る。
そして、レッズが最も警戒すべきは、TPL最大のスターである“タイの至宝”ティーラシル・ダンダだ。24歳にしてタイ代表でもエースに君臨。昨シーズンはTPL得点王、MVP、ベストイレブンに輝いている。スピードとテクニック、シュート力に、Jリーグ、韓国Kリーグ、そして欧州のクラブも熱い視線を送る。
レッズはとにかく彼に前を向かせてはならない。序盤からきっちりと主導権を握り、ティーラシルへの供給を断つ。それが出来れば、自ずと勝利は見えてくるはずだ。
初戦で負けているだけに、そしてホームでの試合だけに、ムアントンには絶対に勝たなければならない。選手たちは口々に「ホームでの3試合ですべて勝つのがポイントだ」と言う。9日の名古屋グランパス戦で見せたような堂々たるコンビネーションを駆使したポゼッションサッカーで相手をねじ伏せ、勝ち点3を手に入れよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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