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ルヴァンカップ vs名古屋「マルティノスと李のゴールで完封勝利」
9日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第5節、名古屋グランパス戦に臨んだ。
土曜日の鹿島アントラーズ戦から先発9人を入れ替えて試合に臨んだレッズは、マルティノスと李の今シーズン初ゴールで、2-0の完封勝利を挙げた。
試合序盤、レッズは低い位置から相手DFラインの背後へ積極的にボールを供給し、マルティノス、武富のスピードと強さを活かして攻撃を組み立てていく。19歳の深堀、21歳の榎本が中心となりバイタルエリアで細かいパスをつないでくる名古屋の攻撃に対しては、槙野を中心とした守備ブロックで要所を締めていった。
試合が動いたのは32分、長澤からボールを受けた武富が左サイドの深い位置からグラウンダーのクロスを供給。ニアに走り込んだ李が相手DFに体を当ててボールを後ろに流すと、ファーサイドに走り込んだマルティノスが左足で合わせてゴールネットを揺らした。マルティノスはレッズ加入後待望の初ゴールとなった。
その後もレッズは組織的な守備ブロックを敷いて相手攻撃をはじき返すと、素早いカウンターで迫力ある攻撃を仕掛けていった。
1-0でリードを保ったまま迎えた後半、レッズは立ち上がりからマルティノスの突破力を活かして右サイドから攻撃を仕掛けていく。守備ではGK福島がチームを勢い付けるビッグセーブを見せるなど、勝利への執念を感じさせた。
65分、レッズに追加点が訪れる。阿部が左サイドから横方向にドリブルすると、ダイアゴナルに動き出した李に絶妙のスルーパスを供給。李は落ち着いて相手GKをかわして無人のゴールにシュートを決めた。
その後、オズワルド オリヴェイラ監督は73分に長澤に代えて青木を投入。81分には武富に代えて橋岡をピッチに送り出した。
名古屋は途中出場のジョーをターゲットにボールを集めて得点を奪いにくるが、槙野が身体を張った守備で決定機を与えない。
84分には荻原に代わって武藤が投入されると、レッズは最後まで攻撃の手を緩めることなく名古屋のゴールを脅かし続け、2-0で完封勝利を収めた。
次戦は5月13日(日)14時4分に埼玉スタジアムでキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第14節、サガン鳥栖戦となる。
【マルティノス】
(ゴールシーンを振り返って)
「チームとしてもボールをすごく動かせていましたし、コンビネーションもうまくできていました。あのゴール自体も、自分のゴールというよりチームのゴールという形です。李選手が、僕が走り込んでいるのをしっかり見ていたので、それによって生まれたゴールだったと思います」
(名古屋はポゼッションをしてくるチームだったが、守備については?)
「相手は技術的にもすごくしっかりして、つないでくるという形で、本当にうまかったです。ドリブルも効果的にしていました。ただ、そういった中でも相手のその要素をうまく使ってカウンターを仕掛けてという、監督の指示通りに従った、という形です。後半もよりスマートに試合運びをできましたし、相手よりも一歩上をいったかな、という試合運びだったと思います」
(右足も左足も使えることで、コンビネーションも時間と共に高まっていくと思うが、他の選手との連係はどれくらいの段階にきているか?)
「誰かとのコンビネーションというよりも、チームとして見ていただければと思います。たとえば、自分の特長は足が速くてドリブルがうまくてスピードがある、という形なんですけど、自分は2、3人でコンビネーションして崩していくというより前者のタイプなので、他の選手が自分の特長をしっかりと見てどうやるかです。コンビネーションのうまい選手もいると思いますし、自分のように前に出て走っていくという選手もいると思いますけど、そういったものを全部ひっくるめた中で、というのがサッカーでありチームであると思っているので、そういった面をより注視していただければと思います。
自分のプレーを見た中で、ワンツーがうまかったり、ポンポン崩していくというような形が出ていないとみるようであれば、そのほかのサッカーもある、という印象です。自分は先ほども言った通り、前に進んでドリブルして崩して、というタイプの選手なので、そこにしっかりとパスを出してくれる選手がいて、自分の良さも出てくると思うので、そういった面でも見てくださるとうれしいです」
(今日のゲームでは、自身の良さが随所に出たのでは?)
「今日の試合は、自分の特長をしっかり生かせるようなフォーメーションや戦術でした。前回のリーグとは全く違うフォーメーションで、今日は4-4-2というか4-5-1というか、それはみなさんの考え方次第だと思うんですけど、今日はそういった形で、自分の特長をより生かせるような攻撃的スタイルになりました。
監督はシステムの元に選手を当てはめるというよりも、たとえば『マルティノスは足が速くてドリブルがうまいからこういう戦術を使おう。李選手はボールをキープできて周りのサポートをうまく使える選手なので、ここに置いて・・・』というふうに形をつくっていっています。本当にいろいろな質を兼ね備えている選手がいますけど、自分のフォーメーションがあってそこに当てはめるのとは真逆の感じで、この選手がいるからこのフォーメーションに当てはめていこう、というのをいろいろ考えて工夫されているので、自分としてはすごくやりやすく思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
土曜日の鹿島アントラーズ戦から先発9人を入れ替えて試合に臨んだレッズは、マルティノスと李の今シーズン初ゴールで、2-0の完封勝利を挙げた。
試合序盤、レッズは低い位置から相手DFラインの背後へ積極的にボールを供給し、マルティノス、武富のスピードと強さを活かして攻撃を組み立てていく。19歳の深堀、21歳の榎本が中心となりバイタルエリアで細かいパスをつないでくる名古屋の攻撃に対しては、槙野を中心とした守備ブロックで要所を締めていった。
試合が動いたのは32分、長澤からボールを受けた武富が左サイドの深い位置からグラウンダーのクロスを供給。ニアに走り込んだ李が相手DFに体を当ててボールを後ろに流すと、ファーサイドに走り込んだマルティノスが左足で合わせてゴールネットを揺らした。マルティノスはレッズ加入後待望の初ゴールとなった。
その後もレッズは組織的な守備ブロックを敷いて相手攻撃をはじき返すと、素早いカウンターで迫力ある攻撃を仕掛けていった。
1-0でリードを保ったまま迎えた後半、レッズは立ち上がりからマルティノスの突破力を活かして右サイドから攻撃を仕掛けていく。守備ではGK福島がチームを勢い付けるビッグセーブを見せるなど、勝利への執念を感じさせた。
65分、レッズに追加点が訪れる。阿部が左サイドから横方向にドリブルすると、ダイアゴナルに動き出した李に絶妙のスルーパスを供給。李は落ち着いて相手GKをかわして無人のゴールにシュートを決めた。
その後、オズワルド オリヴェイラ監督は73分に長澤に代えて青木を投入。81分には武富に代えて橋岡をピッチに送り出した。
名古屋は途中出場のジョーをターゲットにボールを集めて得点を奪いにくるが、槙野が身体を張った守備で決定機を与えない。
84分には荻原に代わって武藤が投入されると、レッズは最後まで攻撃の手を緩めることなく名古屋のゴールを脅かし続け、2-0で完封勝利を収めた。
次戦は5月13日(日)14時4分に埼玉スタジアムでキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第14節、サガン鳥栖戦となる。
【マルティノス】
(ゴールシーンを振り返って)
「チームとしてもボールをすごく動かせていましたし、コンビネーションもうまくできていました。あのゴール自体も、自分のゴールというよりチームのゴールという形です。李選手が、僕が走り込んでいるのをしっかり見ていたので、それによって生まれたゴールだったと思います」
(名古屋はポゼッションをしてくるチームだったが、守備については?)
「相手は技術的にもすごくしっかりして、つないでくるという形で、本当にうまかったです。ドリブルも効果的にしていました。ただ、そういった中でも相手のその要素をうまく使ってカウンターを仕掛けてという、監督の指示通りに従った、という形です。後半もよりスマートに試合運びをできましたし、相手よりも一歩上をいったかな、という試合運びだったと思います」
(右足も左足も使えることで、コンビネーションも時間と共に高まっていくと思うが、他の選手との連係はどれくらいの段階にきているか?)
「誰かとのコンビネーションというよりも、チームとして見ていただければと思います。たとえば、自分の特長は足が速くてドリブルがうまくてスピードがある、という形なんですけど、自分は2、3人でコンビネーションして崩していくというより前者のタイプなので、他の選手が自分の特長をしっかりと見てどうやるかです。コンビネーションのうまい選手もいると思いますし、自分のように前に出て走っていくという選手もいると思いますけど、そういったものを全部ひっくるめた中で、というのがサッカーでありチームであると思っているので、そういった面をより注視していただければと思います。
自分のプレーを見た中で、ワンツーがうまかったり、ポンポン崩していくというような形が出ていないとみるようであれば、そのほかのサッカーもある、という印象です。自分は先ほども言った通り、前に進んでドリブルして崩して、というタイプの選手なので、そこにしっかりとパスを出してくれる選手がいて、自分の良さも出てくると思うので、そういった面でも見てくださるとうれしいです」
(今日のゲームでは、自身の良さが随所に出たのでは?)
「今日の試合は、自分の特長をしっかり生かせるようなフォーメーションや戦術でした。前回のリーグとは全く違うフォーメーションで、今日は4-4-2というか4-5-1というか、それはみなさんの考え方次第だと思うんですけど、今日はそういった形で、自分の特長をより生かせるような攻撃的スタイルになりました。
監督はシステムの元に選手を当てはめるというよりも、たとえば『マルティノスは足が速くてドリブルがうまいからこういう戦術を使おう。李選手はボールをキープできて周りのサポートをうまく使える選手なので、ここに置いて・・・』というふうに形をつくっていっています。本当にいろいろな質を兼ね備えている選手がいますけど、自分のフォーメーションがあってそこに当てはめるのとは真逆の感じで、この選手がいるからこのフォーメーションに当てはめていこう、というのをいろいろ考えて工夫されているので、自分としてはすごくやりやすく思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】