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ルヴァンカップ vs広島「李のゴールでグループ首位突破を勝ち取る」
16日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節、サンフレッチェ広島戦に臨んだ。
前節、名古屋グランパス戦を2-0で勝利し、グループ単独首位に躍り出たレッズ。勝ちか引き分けでグループステージ突破が無条件で決まる重要な一戦、レッズは李の今季2ゴール目を守り抜き、1-0で勝利を収めた。
オズワルド オリヴェイラ監督は、前節の名古屋戦で今季初ゴールを決めたマルティノスと李を先発に起用。DFラインは4バックを採用し、橋岡、岩波、槙野、菊池を配置して試合に臨んだ。
試合序盤、レッズはDFラインから丁寧にビルドアップし、相手陣内でのポゼッションを高めていく。しかし、広島のコンパクトに保たれた守備ブロックの前に攻撃の起点がなかなか作り出せない。マルティノスは流動的にポジションを変えながら、豊富な運動量とスピードで打開を試みるも、効果的な崩しには至らなかった。
互いに攻守の切り替えが速く、カウンターの応酬が続く落ち着かない時間帯もあったが、右サイドバックの橋岡が徐々に高い位置を取りはじめ、レッズは右サイドを起点に攻撃の組み立てを図っていった。
スコアレスのまま迎えた後半立ち上がり、橋岡のクロスに反応した武富が頭で合わせて決定機を迎えると、武富は直後にもアタッキングサードで鋭くDFラインの間を抜け出してシュートを放った。
57分、オリヴェイラ監督は長澤に代えて武藤をピッチに送り出すと、62分には橋岡に代えて荻原を投入。荻原は本職の左サイドバックに入り、菊池が右サイドバックへポジションを移した。
66分、阿部が相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。李のシュートは林にストップされて最大の好機を逸してしまうが、レッズはその後も厚みのある攻撃で相手ゴールを脅かしていった。
72分、オリヴェイラ監督は最後の交代カードを使い、遠藤に代えて青木を投入。すると76分、遂に試合が動く。ボールロストをしたマルティノスがすぐに切り替えて守備をし、プレッシャーを仕掛けると、ルーズボールを拾った李がペナルティーエリア手前から左足を一閃、ゴール左隅に突き刺さるゴールを奪った。
その後もレッズは攻撃の手を緩めることなく攻め続け、李の1点を守り抜いて1-0の勝利を飾った。この結果、レッズのCグループ首位突破が決定。プレーオフステージでは、Bグループ2位のヴァンフォーレ甲府と対戦する。
次戦は5月19日(土)14時2分にパナソニックスタジアム吹田でキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第15節、ガンバ大阪戦となる。
【マルティノス】
「まず、李選手のゴールが、すごくうれしかったです。PKのチャンスでミスしてしまって、その後に失ってしまったゴールをもう一度取り戻しにいったという彼の姿勢が、非常にすばらしかったと思います。彼がPKを決められなかったとき、僕は心配していませんでした。自分たちならまだ点を取れるという自信もありました」
(得点になった場面は、自身のチェックがゴールにつながったが、どういう判断でプレッシャーに行ったか?)
「これが本来、自分たちがやろうとしているプレーだと思います。できるだけ高い位置で相手にプレスをかけてボールを奪うということが、自分たちのやろうとしていることのひとつです。しっかりと、失ってしまったボールを取り返すこと、高い位置でプレスをかけられ、相手のゴールに近い状態でしっかりとそれをものにできたということは、自分たちが当初からやろうとしていたことでした。
ゴールシーンだけでなく、それ以外のところでも前線からのプレスで、非常にすばらしい点がいくつもあったと思います。90分を通していい形で、相手にボールを回すという仕事をさせない、自分たちの守備があったからこその攻撃だと思います。非常に理想的な形で、それを見せることができました。それが今の自分たちのプレースタイルだと思いますし、最近やっとできるようになってきたシステムです。前までは前線で相手にプレスをかけるということに関しては非常に困難を抱いていたと思いますけど、最近やっとそれができるようになって、自分たちも非常にいいシチュエーションをつくれていると思います。
そういった高い位置でプレスをしてボールを前で奪うということは、自分たちのシチュエーションづくりにもなるので、そういったプレーができて、僕は非常に安心感があります」
(グループステージを突破した、そしてルヴァンカップで4試合無失点を続けた、ということも自信になるのでは?)
「何が一番理想的かというと、名古屋グランパス戦に引き続き、ホームでも今回サンフレッチェ広島を相手に、いい内容のものを見せていると思います。何が一番違うかというと、前線でプレスをかけられているというところ、相手に仕事をさせていない、しっかりと高い位置でプレスをかけてボールを奪うということができている中で、本当に自分たちの理想としたゲームができていると思いますし、前にできなかったことがやっとできるようになったと思います」
(この2試合、自身がゴールに絡んでいるということについては?)
「やっぱり、ゴールにかかわるというのは自分にとって一番大切なことです。僕がPKを蹴るというよりも、どんなプレーでも、チームと一緒にかかわっているという一つひとつのシチュエーションが一番大事だと思います。今日はPKを蹴ることもできましたけど、そこに李選手がいて、彼が行く、ということで任せました。点に絡むことができて、決めきれなかったチャンスをみんなで取り戻すことができて、僕としては非常に安心しています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
前節、名古屋グランパス戦を2-0で勝利し、グループ単独首位に躍り出たレッズ。勝ちか引き分けでグループステージ突破が無条件で決まる重要な一戦、レッズは李の今季2ゴール目を守り抜き、1-0で勝利を収めた。
オズワルド オリヴェイラ監督は、前節の名古屋戦で今季初ゴールを決めたマルティノスと李を先発に起用。DFラインは4バックを採用し、橋岡、岩波、槙野、菊池を配置して試合に臨んだ。
試合序盤、レッズはDFラインから丁寧にビルドアップし、相手陣内でのポゼッションを高めていく。しかし、広島のコンパクトに保たれた守備ブロックの前に攻撃の起点がなかなか作り出せない。マルティノスは流動的にポジションを変えながら、豊富な運動量とスピードで打開を試みるも、効果的な崩しには至らなかった。
互いに攻守の切り替えが速く、カウンターの応酬が続く落ち着かない時間帯もあったが、右サイドバックの橋岡が徐々に高い位置を取りはじめ、レッズは右サイドを起点に攻撃の組み立てを図っていった。
スコアレスのまま迎えた後半立ち上がり、橋岡のクロスに反応した武富が頭で合わせて決定機を迎えると、武富は直後にもアタッキングサードで鋭くDFラインの間を抜け出してシュートを放った。
57分、オリヴェイラ監督は長澤に代えて武藤をピッチに送り出すと、62分には橋岡に代えて荻原を投入。荻原は本職の左サイドバックに入り、菊池が右サイドバックへポジションを移した。
66分、阿部が相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。李のシュートは林にストップされて最大の好機を逸してしまうが、レッズはその後も厚みのある攻撃で相手ゴールを脅かしていった。
72分、オリヴェイラ監督は最後の交代カードを使い、遠藤に代えて青木を投入。すると76分、遂に試合が動く。ボールロストをしたマルティノスがすぐに切り替えて守備をし、プレッシャーを仕掛けると、ルーズボールを拾った李がペナルティーエリア手前から左足を一閃、ゴール左隅に突き刺さるゴールを奪った。
その後もレッズは攻撃の手を緩めることなく攻め続け、李の1点を守り抜いて1-0の勝利を飾った。この結果、レッズのCグループ首位突破が決定。プレーオフステージでは、Bグループ2位のヴァンフォーレ甲府と対戦する。
次戦は5月19日(土)14時2分にパナソニックスタジアム吹田でキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第15節、ガンバ大阪戦となる。
【マルティノス】
「まず、李選手のゴールが、すごくうれしかったです。PKのチャンスでミスしてしまって、その後に失ってしまったゴールをもう一度取り戻しにいったという彼の姿勢が、非常にすばらしかったと思います。彼がPKを決められなかったとき、僕は心配していませんでした。自分たちならまだ点を取れるという自信もありました」
(得点になった場面は、自身のチェックがゴールにつながったが、どういう判断でプレッシャーに行ったか?)
「これが本来、自分たちがやろうとしているプレーだと思います。できるだけ高い位置で相手にプレスをかけてボールを奪うということが、自分たちのやろうとしていることのひとつです。しっかりと、失ってしまったボールを取り返すこと、高い位置でプレスをかけられ、相手のゴールに近い状態でしっかりとそれをものにできたということは、自分たちが当初からやろうとしていたことでした。
ゴールシーンだけでなく、それ以外のところでも前線からのプレスで、非常にすばらしい点がいくつもあったと思います。90分を通していい形で、相手にボールを回すという仕事をさせない、自分たちの守備があったからこその攻撃だと思います。非常に理想的な形で、それを見せることができました。それが今の自分たちのプレースタイルだと思いますし、最近やっとできるようになってきたシステムです。前までは前線で相手にプレスをかけるということに関しては非常に困難を抱いていたと思いますけど、最近やっとそれができるようになって、自分たちも非常にいいシチュエーションをつくれていると思います。
そういった高い位置でプレスをしてボールを前で奪うということは、自分たちのシチュエーションづくりにもなるので、そういったプレーができて、僕は非常に安心感があります」
(グループステージを突破した、そしてルヴァンカップで4試合無失点を続けた、ということも自信になるのでは?)
「何が一番理想的かというと、名古屋グランパス戦に引き続き、ホームでも今回サンフレッチェ広島を相手に、いい内容のものを見せていると思います。何が一番違うかというと、前線でプレスをかけられているというところ、相手に仕事をさせていない、しっかりと高い位置でプレスをかけてボールを奪うということができている中で、本当に自分たちの理想としたゲームができていると思いますし、前にできなかったことがやっとできるようになったと思います」
(この2試合、自身がゴールに絡んでいるということについては?)
「やっぱり、ゴールにかかわるというのは自分にとって一番大切なことです。僕がPKを蹴るというよりも、どんなプレーでも、チームと一緒にかかわっているという一つひとつのシチュエーションが一番大事だと思います。今日はPKを蹴ることもできましたけど、そこに李選手がいて、彼が行く、ということで任せました。点に絡むことができて、決めきれなかったチャンスをみんなで取り戻すことができて、僕としては非常に安心しています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】