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一戦一戦勝ち上がり前へ進もう

88チームがノックアウト方式のトーナメント戦で争う第91回天皇杯4回戦、浦和レッズ対J2愛媛FC戦は、17日(土)15時から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行なわれる。

レッズは2回戦で宮崎産業経営大学(宮崎県代表)を4-1で下し、3回戦ではJ2東京ヴェルディに2-1で勝利。いずれも1失点してはいるが、順当に4回戦へ駒を進めてきた。2、3回戦はリーグ戦真っ最中に組み込まれた試合だったため、リーグとは違ったメンバー構成で戦ってきたが、今回はリーグ日程がすべて終了している中での天皇杯。堀 孝史監督がどのようなメンバー編成で愛媛FCを迎え撃つのかに注目が集まる。

愛媛FC戦へのヒントとしたいのは11日にあった青山学院大との練習試合だろう。ただし、この試合のGKで先発したのは天皇杯2、3回戦でも先発している山岸範宏だが、GK以外の10のポジションは、前後半ですべて代わっている。エスクデロ・セルヒオ、田中達也といった負傷離脱者を除けば誰が出場機会を得ることができるのか、それは熾烈なポジション争いの結果ということになる。

その中でとりわけ意気盛んな選手は、シーズン終盤に調子を上げ、2回戦の宮崎産経大戦、東京V戦の2試合で3得点を挙げている原一樹だ。「確実に点を取るということを意識し、気持ちを込めて戦いたい。天皇杯で良い形で1年を締めくくりたい」と意気込みは強い。また、高崎寛之、デスポトビッチらFW勢もゴールへの意欲は非常に高く、活躍が期待される。

愛媛FCは今シーズンJ2で10勝14分14敗、勝ち点44で15位に終わっているが、天皇杯3回戦でサンフレッチェ広島を1-0で下して4回戦に進んできたことを考えれば、J2での成績は参考にならない。サンフレッチェとの3回戦、愛媛FCはボールをほぼ相手に支配されながらも集中力の高い守備でゴールを許さず、86分に途中出場のFW石井謙伍がチャンスをものにして決勝点を決めた。また、元レッズの大山俊輔も虎視眈々と出番をうかがっている。

レッズは今シーズン、リーグでJ1残留争いを演じてしまった。ファン・サポーターと心から喜びあった試合は極端に少なく、選手たちはみな、悔しい思いを胸に抱いている。今シーズンの戦いはもう天皇杯だけ。だからこそ、この大会でファン・サポーターへ恩返しをしたいという思いを誰もが持っている。まずは、愛媛FCを下して前へ突き進んでいくしかない。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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