1月20日の始動から、質量ともに近年のシーズンを上回るトレーニングを積んできた。
練習を重ね、ミシャ監督の目指すサッカーが少しずつ紐解かれていくにしたがい、鈴木啓太はある単語を口にするようになった。
期待―。
自分たちがやろうとしているサッカーへの期待、そのサッカーでシーズンを戦うことへの期待。そして、そのサッカーがファン・サポーターに支持されるにちがいないという期待。
そういったポジティブな要素で、選手たちは胸を膨らませている。
ホームでの開幕戦を前に、鈴木啓太が語った。

鈴木啓太
「広島戦では良い形でできなかったですが、自分たちがやってきたことをホームのスタジアムで見せたいです。僕たちが感じてる自分たちに対する『期待』みたいなものを、見に来てくれた人に見せられたらと思います。まだ始めて2ヵ月に満たないですから、それを見せられないときもあるかもしれないですが、見せられる可能性があると思うし、その期待の一部分でも見せることができればと思ってます。
自分たちのやってることを信じてもらいたいし、見てもらいたい。その中で、ありきたりになってしまいますが、一緒に戦って、一緒に成長していければと思うので、今シーズンも熱いサポートをよろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】