明日のさいたまシティカップ2013でのアーセナルFCとの対戦は、山田直輝のスタメン出場が予想される。約1年4ヵ月ぶりに埼スタのピッチに姿を現すであろう彼に、明日への意気込みと、ファン・サポーターへの思いを語ってもらった。

【山田直輝】
「この3日間、かなりきついトレーニングで今日も体は重かったですが、そういう中で僕らのような選手はアピールしなければいけないので、そういう言い訳をしている場合ではありません。やれることをやりたいと思います。練習でも多くの指示を出されましたが、ミシャさんが来てから怪我をしていてあまり練習に参加できていませんでした。そういうことを気にかけてくれて、僕には他の選手より多く個人的に話しかけてくれていると思うので、それをしっかり聞いてピッチで表現できるようにしたいと思います。普通のプレーをしても何も得られないので、楽しんで積極的にやるだけです。
相手はビッグクラブなので、レッズが日本で試合をする時に、こうした失うものがないという試合は滅多にないと思います。ぶつかっていって、もちろん勝つつもりでやりますし、内容も圧倒して勝てればと思います。ピッチに立てば11人のサッカー選手同士なので、クラブの名前は関係なく意地があります。相手の選手のプレーを見に来る人もいるかもしれませんが、埼スタなのでレッズらしく、レッズの雰囲気に出来たらいいと思います。レッズにはビビっている選手はいないと思いますし、楽しみにしている選手が多いです。いつもより一人一人のらしさが出る試合になると思います。
自分自身が楽しんで、ファン・サポーターの方も楽しませるようなサッカーをしたいと思います。前と同じようにたくさんミスもすると思いますが（笑）、積極的にプレーをするので温かく見守ってもらえればと思います。久しぶりにピッチに立つので、1年4ヵ月のリハビリの成果と辛抱してきたことを1人でも多くの人に見てほしいと思いますし、1人でも多くの人にスタジアムに足を運んでほしいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】