11月3日に行なわれたリーグ戦、ジュビロ磐田戦から約2週間。チームは堀 孝史監督のもと、じっくりとトレーニングを重ね、選手同士の意思統一や戦術理解など、チームのレベルアップを図ってきた。そして迎える、正念場のベガルタ仙台戦。コンディションも上向き、プレーにはさらにキレも増してきた梅崎司が、目の前の一戦に向けて、決意を語った。

「この2週間の練習は、課題を明確にして、そういう課題にしっかりと向き合える、良い期間だったと思います。その中で、戦術的な修正や確認もできたので、本当に良い時間でした。ゲーム形式のトレーニングも多かったですけど、チーム全体として、どうやっていくのかというやり方を一番、メインにしていたと思いますし、明日の試合にも良いイメージを持って臨めると思います。

リーグ戦は残り3試合で、これからも一戦一戦、勝ちが求められると思うし、勝たないといけない状況に変わりはないです。自信を持ってみんなで助け合って、勝ち点3を取っていかなくてはいけないです。ぎりぎりの戦いですけど、そういう試合をものにしていく強さというのも必要になってくると思います。僕個人としても、そういった苦しいときにチームを助けられるような仕事がしたいし、勝負強い選手になりたいと思っているので、ここで見せたいです。

天皇杯のヴェルディ戦ではみんなが本当に頑張って、次につなげてくれました。もちろん天皇杯という意味でもそうですが、リーグ戦にも良い形でつなげられていると思います。その勢いを持って、次の試合にもつなげていきたいです。

仙台は攻守の両方で切り替えが早いチームで、いかに奪った後、早く攻められるか、いかに早く切り替えて守備ができるかということも大事になります。あと相手に早くブロックを作られたとしても、これまで練習をしてきたように、しっかりパスをつないで、崩していくことが大切です。切り替えの早さと、根気強さが重要になってくると思うので、やってきたことをしっかり出して、結果につなげたいです」
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