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決定機ものにできずホームで敗れる
強風が吹き荒れるホーム埼玉スタジアムで痛恨の逆転負け。前半にあった多くのビッグチャンスを決めきれなかったレッズが、後半のセットプレーからの2失点で全北現代に逆転を許し、最終スコア1-3で敗れた。
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3戦全北現代モータース(韓国)戦は3日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行なわれた。浦和レッズの先発は前節のアルビレックス新潟戦から5人が変わり、3バックの右ストッパーの位置に今シーズン初先発となる坪井が入った他、3バックの真ん中に那須、右ウイングバックに平川、左ウイングバックに関口。1トップにはアルビレックス戦のアディショナルタイムにレッズのJ1通算1,000得点目を決めたマルシオ リシャルデスが入った。
試合は19時30分、レッズボールでスタート。両チームとも積極的に前に出る立ち上がりを見せる中、6分、いきなり先制点を奪ったのはレッズだった。
槙野がDF3人をかわしながらドリブルで左サイドの中央寄りを持ち上がり、ゴール前へ抜け出したところを原口がうまく受けて、トラップでDF1人をかわして右足でゴール右に突き刺すシュートを打った。
原口のACL2得点目、今シーズン公式戦4得点目、しかもアルビレックス戦に続く早い時間帯の先制でチームはさらに勢いを増し、ビッグチャンスが相次いで生まれる。
11分、またしても原口がディフェンスラインの裏に抜け出してシュート。14分には平川のマイナスのクロスからゴール正面でマルシオがシュート。だが、いずれもあと少しのところで枠をそれてしまう。その後も21分にはマルシオの直接FKがバーを直撃するアンラッキーがあり、また、43分には平川のクロスに原口がゴール至近でダイビングヘッドを試みるも、相手GKに阻まれた。
多くの決定機を作りながらも追加点が取れず、攻め疲れの様相を呈するようになったレッズは、徐々に守備のリズムにも悪影響が出始め、38分には加藤のキックが相手FWに当たり、ひやりとする場面もあった。
追加点を狙いつつ、前半の終盤に乱れかけていたリズムをつかみ直すべく、相手ボールで始まった後半。けれどもレッズは、52分にイ スンギに、そして64分にはイ ドングッに、セットプレー(FK)から相次いで失点を喫してしまう。そして戦いをさらに厳しくしたのが70分のカウンターからの失点だった。
2点を追うレッズは66分に坪井から興梠へ、81分には原口から梅崎へと交代策を打つが、ゴールが遠い。チャンスで決めきれなかったツケを払わされた形の敗戦で、グループF組通算1勝2敗と黒星が先行する結果となった。
次戦は4月6日(土)19時から同じく埼玉スタジアムで行なわれるJ1第5節ジュビロ磐田戦、そして9日(火)にはアウェイの全州でACL第4戦全北現代との連戦が待っている。ホームで悔しい負けを喫したレッズだがACLはまだ3節が終わっただけ。巻き返す時間はある。
【坪井慶介】
(敗因は?)原因が一つだとは思わないです。長い間サッカーを続けてきて、こういったゲームというのは経験があります。流れもあります。そこをうまくコントロールできなかったのが悔やまれますね。
(後半は相手がレッズのやり方に慣れた?)それはどうですかね、こぼれ球のところで失点を食らったのでね。ただ前半から数多くチャンスを作っていたので、後ろはそれにじれることなく、しっかりやろうという気持ちを持ってやりました。後半もその気持ちでやりました。
これもサッカーだと思います。スポーツにはこういうことがあります。失点に関しては僕個人としても自分のマークからやられているので、反省しなきゃいけないのですが、次の試合もすぐに来ます。チーム全体として悪い雰囲気にならないように、そういう雰囲気を作っていきたいです。
(前半のチャンスは質も数も多かったのに追加点がなく、守っていて難しいだろうと見えたが?)それは後ろで声を掛けながらやっていました。でも90分間、持たせられなかったことが残念です。
(後半はセカンドボールを支配されていたが?)ある程度、相手がロングボールで押し込んできて速いプレスで来るというのは予測していたので、そこをうまくかわせれば良かったのですが。
(ACLグループステージはまだ3試合しか終わっていないとも言える)まだ3試合あります。すべて勝ち点3を取れば何があるか分からない。そういう状況だと思うので、しっかり次に向けて準備していきたいです。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3戦全北現代モータース(韓国)戦は3日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行なわれた。浦和レッズの先発は前節のアルビレックス新潟戦から5人が変わり、3バックの右ストッパーの位置に今シーズン初先発となる坪井が入った他、3バックの真ん中に那須、右ウイングバックに平川、左ウイングバックに関口。1トップにはアルビレックス戦のアディショナルタイムにレッズのJ1通算1,000得点目を決めたマルシオ リシャルデスが入った。
試合は19時30分、レッズボールでスタート。両チームとも積極的に前に出る立ち上がりを見せる中、6分、いきなり先制点を奪ったのはレッズだった。
槙野がDF3人をかわしながらドリブルで左サイドの中央寄りを持ち上がり、ゴール前へ抜け出したところを原口がうまく受けて、トラップでDF1人をかわして右足でゴール右に突き刺すシュートを打った。
原口のACL2得点目、今シーズン公式戦4得点目、しかもアルビレックス戦に続く早い時間帯の先制でチームはさらに勢いを増し、ビッグチャンスが相次いで生まれる。
11分、またしても原口がディフェンスラインの裏に抜け出してシュート。14分には平川のマイナスのクロスからゴール正面でマルシオがシュート。だが、いずれもあと少しのところで枠をそれてしまう。その後も21分にはマルシオの直接FKがバーを直撃するアンラッキーがあり、また、43分には平川のクロスに原口がゴール至近でダイビングヘッドを試みるも、相手GKに阻まれた。
多くの決定機を作りながらも追加点が取れず、攻め疲れの様相を呈するようになったレッズは、徐々に守備のリズムにも悪影響が出始め、38分には加藤のキックが相手FWに当たり、ひやりとする場面もあった。
追加点を狙いつつ、前半の終盤に乱れかけていたリズムをつかみ直すべく、相手ボールで始まった後半。けれどもレッズは、52分にイ スンギに、そして64分にはイ ドングッに、セットプレー(FK)から相次いで失点を喫してしまう。そして戦いをさらに厳しくしたのが70分のカウンターからの失点だった。
2点を追うレッズは66分に坪井から興梠へ、81分には原口から梅崎へと交代策を打つが、ゴールが遠い。チャンスで決めきれなかったツケを払わされた形の敗戦で、グループF組通算1勝2敗と黒星が先行する結果となった。
次戦は4月6日(土)19時から同じく埼玉スタジアムで行なわれるJ1第5節ジュビロ磐田戦、そして9日(火)にはアウェイの全州でACL第4戦全北現代との連戦が待っている。ホームで悔しい負けを喫したレッズだがACLはまだ3節が終わっただけ。巻き返す時間はある。
【坪井慶介】
(敗因は?)原因が一つだとは思わないです。長い間サッカーを続けてきて、こういったゲームというのは経験があります。流れもあります。そこをうまくコントロールできなかったのが悔やまれますね。
(後半は相手がレッズのやり方に慣れた?)それはどうですかね、こぼれ球のところで失点を食らったのでね。ただ前半から数多くチャンスを作っていたので、後ろはそれにじれることなく、しっかりやろうという気持ちを持ってやりました。後半もその気持ちでやりました。
これもサッカーだと思います。スポーツにはこういうことがあります。失点に関しては僕個人としても自分のマークからやられているので、反省しなきゃいけないのですが、次の試合もすぐに来ます。チーム全体として悪い雰囲気にならないように、そういう雰囲気を作っていきたいです。
(前半のチャンスは質も数も多かったのに追加点がなく、守っていて難しいだろうと見えたが?)それは後ろで声を掛けながらやっていました。でも90分間、持たせられなかったことが残念です。
(後半はセカンドボールを支配されていたが?)ある程度、相手がロングボールで押し込んできて速いプレスで来るというのは予測していたので、そこをうまくかわせれば良かったのですが。
(ACLグループステージはまだ3試合しか終わっていないとも言える)まだ3試合あります。すべて勝ち点3を取れば何があるか分からない。そういう状況だと思うので、しっかり次に向けて準備していきたいです。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】