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第12節 vs川崎「興梠の2ゴールでオリヴェイラ監督体制初勝利」
5月2日、浦和レッズは等々力陸上競技場で、明治安田生命J1リーグ 第12節、川崎フロンターレ戦に臨んだ。
3連勝でリーグ3位と好調を維持していた川崎に対し、オズワルド オリヴェイラ監督下での初勝利を目指した一戦は、興梠が2ゴールを決めて2-0で勝利した。
前節までリーグ3試合連続無得点だったチームに対して、オリヴェイラ監督はアンドリュー ナバウトを先発に起用。左のワイドには宇賀神を、中盤の底には青木を据えて試合をスタートさせた。
小雨が降りしきる中、試合序盤は大島や中村を中心に流れるようなパスワークでゲームを組み立てる川崎に主導権を握られる。レッズは守勢に立ちながらもコンパクトな守備で相手の攻撃をはじき返すと、自陣深い位置から積極的に鋭い縦パスを前線に供給しながら好機をうかがっていく。
耐え忍んだ時間が結実したのは前半15分。左サイドを起点にアタッキングサードに攻め込んだレッズは、長澤のスルーパスに反応した宇賀神が抜け出し、ペナルティーエリア左からクロスを供給すると、待ち受けた興梠が落ち着いて左足ボレーで流し込み先制する。
その後も中盤の支配力で上回る川崎に度々チャンスを作られるが、レッズは身体を張った守備で相手攻撃を跳ね返すと、守から攻への素早い切り替えで、川崎の高いDFラインの背後を脅かしていった。
1点リードのまま迎えた後半、レッズは一瞬の隙を見逃さなかった。50分、橋岡がハーフライン付近から相手DF背後の広大なスペースにワンタッチでボールを送ると、飛び出したアンドリュー ナバウトが独走でペナルティエリアに侵入し、GKと1対1。ゴールを渇望するストライカーだけにシュートを打つと思われたが、走り込んだ興梠に落ち着いてボールを渡し、2点目を演出した。
その後、齋藤 学や大久保嘉人といった攻撃のタレントを投入して攻撃の活性化を図る川崎に対し、レッズは連戦の疲れを感じさせない高い集中力を維持してゴールを割らせない。
65分、オリヴェイラ監督は柏木に代えて岩波を投入。遠藤が一列前に上がり、岩波はDFラインに入った。
70分には後方からのロングパスに抜け出したアンドリュー ナバウトが倒され、相手GKチョン ソンリョンにレッドカードの判定。交代カードを使い切っていた川崎はDFの奈良がGKに入った。
試合を優位に進めるレッズは、75分にアンドリュー ナバウトに代えてマルティノス、79分にはこの日2ゴールの興梠に代わって李がピッチに送り出された。
その後、必死の攻勢に出る川崎に対し、レッズは数的優位のアドバンテージに油断することなく、最後まで走り抜いて勝ち点3を掴み取った。
次戦は5月5日(土・祝)17時3分から県立カシマサッカースタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第13節 鹿島アントラーズ戦となる。
【興梠慎三】
「オリヴェイラ監督に勝ち点3をプレゼントできたことは、すごくうれしく思います」
(今日の勝利は大きいものだったのでは?)
「上位にいる川崎フロンターレに勝てたことは、すごく良かったと思います」
(途中から相手のGKがフィールドプレーヤーの奈良選手になったが?)
「貫禄があって、すごく良かったと思います。何本か止められてしまいましたし、すごくいいGKだなと思いました」
(成長した姿を見せて、オズワルド オリヴェイラ監督を支えていくということで、若い頃とは少し違うのでは?)
「鹿島のときは自分も若かったですし、オリヴェイラ監督になって、僕をスタメンで使ってくれるようになりました。あのときと今ではプレースタイルも全然違いますし、変わったプレースタイルを見てどう思っているかは分からないですけど、信頼してくれているとは思います。それに応えられるように、自分ももっと結果を出さないといけないと思います。今、チームの調子はそこまでよくないですけど、オリヴェイラ監督は間違いなく上位に持っていける監督だと思うので、オリヴェイラ監督を信じてみんながついていけば、絶対に上位にはいけると思います」
(かなりいい流れになったと思うが、次節に向けての意気込みを)
「上位に食いつくためには負けられないと思いますし、次節は鹿島アントラーズ戦なので、気を引き締めて、コンディションを整えて臨みたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
3連勝でリーグ3位と好調を維持していた川崎に対し、オズワルド オリヴェイラ監督下での初勝利を目指した一戦は、興梠が2ゴールを決めて2-0で勝利した。
前節までリーグ3試合連続無得点だったチームに対して、オリヴェイラ監督はアンドリュー ナバウトを先発に起用。左のワイドには宇賀神を、中盤の底には青木を据えて試合をスタートさせた。
小雨が降りしきる中、試合序盤は大島や中村を中心に流れるようなパスワークでゲームを組み立てる川崎に主導権を握られる。レッズは守勢に立ちながらもコンパクトな守備で相手の攻撃をはじき返すと、自陣深い位置から積極的に鋭い縦パスを前線に供給しながら好機をうかがっていく。
耐え忍んだ時間が結実したのは前半15分。左サイドを起点にアタッキングサードに攻め込んだレッズは、長澤のスルーパスに反応した宇賀神が抜け出し、ペナルティーエリア左からクロスを供給すると、待ち受けた興梠が落ち着いて左足ボレーで流し込み先制する。
その後も中盤の支配力で上回る川崎に度々チャンスを作られるが、レッズは身体を張った守備で相手攻撃を跳ね返すと、守から攻への素早い切り替えで、川崎の高いDFラインの背後を脅かしていった。
1点リードのまま迎えた後半、レッズは一瞬の隙を見逃さなかった。50分、橋岡がハーフライン付近から相手DF背後の広大なスペースにワンタッチでボールを送ると、飛び出したアンドリュー ナバウトが独走でペナルティエリアに侵入し、GKと1対1。ゴールを渇望するストライカーだけにシュートを打つと思われたが、走り込んだ興梠に落ち着いてボールを渡し、2点目を演出した。
その後、齋藤 学や大久保嘉人といった攻撃のタレントを投入して攻撃の活性化を図る川崎に対し、レッズは連戦の疲れを感じさせない高い集中力を維持してゴールを割らせない。
65分、オリヴェイラ監督は柏木に代えて岩波を投入。遠藤が一列前に上がり、岩波はDFラインに入った。
70分には後方からのロングパスに抜け出したアンドリュー ナバウトが倒され、相手GKチョン ソンリョンにレッドカードの判定。交代カードを使い切っていた川崎はDFの奈良がGKに入った。
試合を優位に進めるレッズは、75分にアンドリュー ナバウトに代えてマルティノス、79分にはこの日2ゴールの興梠に代わって李がピッチに送り出された。
その後、必死の攻勢に出る川崎に対し、レッズは数的優位のアドバンテージに油断することなく、最後まで走り抜いて勝ち点3を掴み取った。
次戦は5月5日(土・祝)17時3分から県立カシマサッカースタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第13節 鹿島アントラーズ戦となる。
【興梠慎三】
「オリヴェイラ監督に勝ち点3をプレゼントできたことは、すごくうれしく思います」
(今日の勝利は大きいものだったのでは?)
「上位にいる川崎フロンターレに勝てたことは、すごく良かったと思います」
(途中から相手のGKがフィールドプレーヤーの奈良選手になったが?)
「貫禄があって、すごく良かったと思います。何本か止められてしまいましたし、すごくいいGKだなと思いました」
(成長した姿を見せて、オズワルド オリヴェイラ監督を支えていくということで、若い頃とは少し違うのでは?)
「鹿島のときは自分も若かったですし、オリヴェイラ監督になって、僕をスタメンで使ってくれるようになりました。あのときと今ではプレースタイルも全然違いますし、変わったプレースタイルを見てどう思っているかは分からないですけど、信頼してくれているとは思います。それに応えられるように、自分ももっと結果を出さないといけないと思います。今、チームの調子はそこまでよくないですけど、オリヴェイラ監督は間違いなく上位に持っていける監督だと思うので、オリヴェイラ監督を信じてみんながついていけば、絶対に上位にはいけると思います」
(かなりいい流れになったと思うが、次節に向けての意気込みを)
「上位に食いつくためには負けられないと思いますし、次節は鹿島アントラーズ戦なので、気を引き締めて、コンディションを整えて臨みたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】