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第29節 vs 大分「終了間際に失点許して0-1で敗戦」
18日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第29節 大分トリニータ戦に臨んだ。
キックオフ直前には、台風19号による被害で亡くなられた方々へ哀悼の意を表すため、黙祷が行われた。
前半は相手にややペースを握られるも、後半は完全にレッズがゲームを支配。狭いエリアでも果敢にパスをつないで相手守備を瓦解させ、分厚い攻撃を繰り出していった。ほぼ相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、最後まで敵陣で多くの時間を過ごしたレッズだったが、90+3分、カウンターから後藤優介にゴールを許し、敗れた。
レッズはGKに西川周作、DFライン右から岩波拓也、マウリシオ、槙野智章、両ワイドに関根貴大(右)と宇賀神友弥(左)、セントラルに阿部勇樹とエヴェルトン、2シャドーに長澤和輝と武藤雄樹、ワントップに興梠慎三という布陣で試合をスタートさせた。
お互いに相手の出方をうかがうようにスタートした前半、徐々に大分がボールを支配すると、レッズはなかなか前からプレスを嵌めにいくことができず、じりじりと自陣に押し込まれてしまう。ボランチの脇のスペースをうまく使われ、サイドからヒヤリとするシーンを何度か作られた。
しかし、マウリシオを中央に配置したDFラインは、それでも大きく崩れることはなく、ギリギリのところで身体を張りながらピンチの芽を摘んでいく。長澤が下りてボールを引き出したり、エヴェルトンが高い位置を取るなどして、相手のセットされた守備に綻びを作り、30分には武藤がペナルティーエリア手前からシュート、44分には長澤とエヴェルトンのパス交換で中央を突破し、最後は関根が低い弾道のクロスを中に供給するなど、得点の匂いを醸し出していった。
0-0のまま迎えた後半、興梠がペナルティーエリア内でシュートを放つなど、立ち上がりから迫力ある攻撃を披露するも、56分には武藤が右肩の負傷で倒れこみ、プレー続行不可能。大槻監督はファブリシオを代わりに投入する。
大きなアクシデントに見舞われたレッズだったが、後半立ち上がりからつかんだ流れを相手に渡すことなく、波状攻撃を仕掛けていく。ボールを奪われてもすぐさま奪い返し、球際の強さで大分を圧倒することで、攻守において自分たちのリズムを作り出していった。
75分には長澤に代えて杉本健勇が投入される。ゴールへの明確な意思統一がなされたまま、ゲームは終盤に突入していく。90分には、カウンターで攻め上がったファブリシオが一人かわしてGKと一対一を迎えるもゴールは奪えず、0-0のまま試合終了かと思われたアディショナルタイム。攻め込んだ後の一瞬の隙を突かれて、カウンターから後藤優介にゴールを許し、0-1で悔しい敗戦を喫した。
次戦は10月23日(水)20時(日本時間21時)から広州天河体育中心で行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019ノックアウトステージ 準決勝 第2戦 広州恒大戦となる。
【宇賀神友弥】
「ストレスの溜まるような試合でしたけど、チームとして相手にボールを持たれながらもしっかりとした守備ができた前半だったと僕自身は思います。ボールを持たれている時間が長かった中では、しっかりと全員が我慢した、良い守備ができたと思いますし、後半にしっかりとつなげることができたと思います」
(後半は得点のチャンスもあったが?)
「決定的なチャンスが何度かあったので、そこを決めきれなかったことが、このような結果を招いたと思います。自分もセカンドボールでシュートを打つシーンがあったりだとか、チャンスがあったので、そこが全てだと思います。あれだけ我慢して、自分たちの流れに持っていった中で、あの失点を最後にしてはいけないと思います」
(チームのゲームプランとしては、前半のようにボールを持たれることも想定内だったか?)
「前線の選手は前から行きたい気持ちはあったと思うし、そういう話も試合前からありましたけど、試合が始まってみて、非常にボール回しが上手だったので、ピッチの中で意思統一をして、前半は我慢だなというゲームプランになったと思います」
(自分自身のプレーについては?)
「一番はチームとしても個人としても結果を残したかったのが全てですし、その中で結果を残せなかったこと、インパクトを残せなかった部分と、チームとして自分が交代するまで良い形でゲームを進めることができたと思うので、チームとしてしっかり戦うことはできたと思います。槙野と武藤とやって、良い表現はできたと思います」
(左サイドでの出場だったが?)
「だからこそ結果が欲しかったですが、そこは足りなかったです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
キックオフ直前には、台風19号による被害で亡くなられた方々へ哀悼の意を表すため、黙祷が行われた。
前半は相手にややペースを握られるも、後半は完全にレッズがゲームを支配。狭いエリアでも果敢にパスをつないで相手守備を瓦解させ、分厚い攻撃を繰り出していった。ほぼ相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、最後まで敵陣で多くの時間を過ごしたレッズだったが、90+3分、カウンターから後藤優介にゴールを許し、敗れた。
レッズはGKに西川周作、DFライン右から岩波拓也、マウリシオ、槙野智章、両ワイドに関根貴大(右)と宇賀神友弥(左)、セントラルに阿部勇樹とエヴェルトン、2シャドーに長澤和輝と武藤雄樹、ワントップに興梠慎三という布陣で試合をスタートさせた。
お互いに相手の出方をうかがうようにスタートした前半、徐々に大分がボールを支配すると、レッズはなかなか前からプレスを嵌めにいくことができず、じりじりと自陣に押し込まれてしまう。ボランチの脇のスペースをうまく使われ、サイドからヒヤリとするシーンを何度か作られた。
しかし、マウリシオを中央に配置したDFラインは、それでも大きく崩れることはなく、ギリギリのところで身体を張りながらピンチの芽を摘んでいく。長澤が下りてボールを引き出したり、エヴェルトンが高い位置を取るなどして、相手のセットされた守備に綻びを作り、30分には武藤がペナルティーエリア手前からシュート、44分には長澤とエヴェルトンのパス交換で中央を突破し、最後は関根が低い弾道のクロスを中に供給するなど、得点の匂いを醸し出していった。
0-0のまま迎えた後半、興梠がペナルティーエリア内でシュートを放つなど、立ち上がりから迫力ある攻撃を披露するも、56分には武藤が右肩の負傷で倒れこみ、プレー続行不可能。大槻監督はファブリシオを代わりに投入する。
大きなアクシデントに見舞われたレッズだったが、後半立ち上がりからつかんだ流れを相手に渡すことなく、波状攻撃を仕掛けていく。ボールを奪われてもすぐさま奪い返し、球際の強さで大分を圧倒することで、攻守において自分たちのリズムを作り出していった。
75分には長澤に代えて杉本健勇が投入される。ゴールへの明確な意思統一がなされたまま、ゲームは終盤に突入していく。90分には、カウンターで攻め上がったファブリシオが一人かわしてGKと一対一を迎えるもゴールは奪えず、0-0のまま試合終了かと思われたアディショナルタイム。攻め込んだ後の一瞬の隙を突かれて、カウンターから後藤優介にゴールを許し、0-1で悔しい敗戦を喫した。
次戦は10月23日(水)20時(日本時間21時)から広州天河体育中心で行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019ノックアウトステージ 準決勝 第2戦 広州恒大戦となる。
【宇賀神友弥】
「ストレスの溜まるような試合でしたけど、チームとして相手にボールを持たれながらもしっかりとした守備ができた前半だったと僕自身は思います。ボールを持たれている時間が長かった中では、しっかりと全員が我慢した、良い守備ができたと思いますし、後半にしっかりとつなげることができたと思います」
(後半は得点のチャンスもあったが?)
「決定的なチャンスが何度かあったので、そこを決めきれなかったことが、このような結果を招いたと思います。自分もセカンドボールでシュートを打つシーンがあったりだとか、チャンスがあったので、そこが全てだと思います。あれだけ我慢して、自分たちの流れに持っていった中で、あの失点を最後にしてはいけないと思います」
(チームのゲームプランとしては、前半のようにボールを持たれることも想定内だったか?)
「前線の選手は前から行きたい気持ちはあったと思うし、そういう話も試合前からありましたけど、試合が始まってみて、非常にボール回しが上手だったので、ピッチの中で意思統一をして、前半は我慢だなというゲームプランになったと思います」
(自分自身のプレーについては?)
「一番はチームとしても個人としても結果を残したかったのが全てですし、その中で結果を残せなかったこと、インパクトを残せなかった部分と、チームとして自分が交代するまで良い形でゲームを進めることができたと思うので、チームとしてしっかり戦うことはできたと思います。槙野と武藤とやって、良い表現はできたと思います」
(左サイドでの出場だったが?)
「だからこそ結果が欲しかったですが、そこは足りなかったです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】