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16日間5連戦の最後、ホームで歓喜を

9日のアウェイ韓国でのACL全北現代戦は、2点リードを追いつかれての引き分けという、悔しさの募る結果となった。だが、赤き戦士たちは試合を重ねるごとに、チーム内の結束、そしてサポーターとの結束を強めている。これだけの連戦をこなしていれば、フィジカル的な疲れをなくすことは不可能だが、それを補うメンタルタフネスは上昇の一途をたどっている。
浦和レッズの次戦は14日(日)15時4分から埼玉スタジアムで行なわれるJリーグ第6節湘南ベルマーレ戦だ。
リーグ前節のジュビロ磐田戦では、引き分けかとも思われたアディショナルタイムに原口が劇的な決勝弾を決めた。誰ひとりとして勝ち点1で良しとしない心が生んだゴールだった。今、チームを覆っているのは「自分たちのサッカーができれば必ず結果はついてくる」という自信であり、終了の笛まで決して諦めずに勝利を求めて戦う姿勢。それは湘南戦でも貫かれるはずだ。
湘南は昨シーズン、J2リーグでスタートダッシュに成功し、序盤は首位を走った。第10節以降に足踏みし、一時は6位まで順位を落としたがその後盛り返し、最終節に2位に浮上し、3年ぶりのJ1復帰を決めた。
指揮を執るのは、昨シーズンからチームを率いている曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督。1994年から1995年までDFとしてレッズに在籍していたこともある同監督は、湘南を「どこのポジションからでも得点できる」「常にハードワークする」、手強いチームへと生まれ変わらせ、監督として率いた最初のチームをJ1へ昇格させた。1994、1995年当時を知るファン・サポーターにとって、こういう形で再び出会うのは感慨も深い。ここは再会を祝し、きっちりと勝たせてもらおう。
ベルマーレにとって3シーズンぶりであるJ1での戦いは、ヤマザキナビスコカップでは勝利があるものの、リーグではまだ勝ち星がなく(0勝3分2敗)、16位と苦しんでいる。だがその分、「一日も早く初勝利を」という選手の意気込みは強いのも確かだ。
フォーメーションは3-4-2-1で、レッズと同じ形。どのポジションでもマッチアップが明確になり、がっぷり四つの組み手になる。レッズはまず選手個々がマッチアップに負けないこと。そのうえで人とボールが動いてギャップを生み出し、そこを突いてゴールチャンスを創造していきたい。
注意すべきはカウンターとセットプレーか。片時も集中を切らさずに対処すれば、終了の笛が吹かれたとき、埼玉スタジアムは爆発的な歓喜に包まれるはずだ。16日間5連戦の最後となる一戦。日曜日はぜひともスタンドで歓喜を体感しよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

16日間5連戦の最後、ホームで歓喜を

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