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2年ぶり準決勝進出を決める
30日、ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦のセレッソ大阪戦が埼玉スタジアムで行われた。18時にキックオフされたゲームは前半立ち上がりに先制点を許す苦しい展開となったが、梅崎の同点弾で引き分けに持ち込んだレッズが2戦トータル1勝1分で2年ぶりの準決勝進出を決めた。
そよ風が吹き夕暮れの涼しさを感じさせる中、セレッソボールでキックオフされたゲームは、23日の大阪長居スタジアムでレッズに2-0の敗戦を喫して後がないセレッソが猛攻を仕掛けて始まった。エジノ、柿谷、南野で組む3トップの下にシンプリシオを配置。前線から激しいプレスをかけてきた。すると6分、エジノのクロスを受けた柿谷にタメを作られると、ゴール前へ走りこんだ南野へのラストパスを許し、先制点を与えてしまう。
その後もセレッソは前線からのプレスを継続。レッズはビルドアップのキーマンとなる啓太がシンプリシオにマンマーク気味のプレッシャーを掛けられたほか、後方から前線への縦パスに対してもタイトな寄せを受け、なかなかリズムを作れない。レッズの初シュートは24分に梅崎が放ったミドルシュートを待たなければならなかった。
だが、苦しい時間帯を耐えたレッズは34分に一撃で試合を振り出しに戻す。前半途中にマルシオと1トップのポジションを入れ替えた原口からのパスを受けた梅崎が、左サイドから鋭いドリブルでカットインして右足を一閃。ボールはファーサイドのネットに突き刺さり、レッズが同点に追いつき前半を終えた。
後半に入るとレッズは丁寧にパスを繋ぎながらリズムを作り始める。後方での安定したポゼッションから、相手守備陣の穴を見つければ縦に早くボールを入れるレッズらしい攻撃で59分には原口、63分には柏木がゴール前でシュートを放つシーンを作った。
引き分けでも準決勝進出が決まるレッズは、ゲームをコントロールしながら時計の針を進めていく。レッズ守備陣は集中したプレーで後半はセレッソにほとんどチャンスを作らせなかった。唯一、76分にエジノが強烈なミドルシュートを放ったがGK加藤のファインセーブで得点を許さなかった。
試合はこのまま1対1で終了。アウェイでの第1戦を2点差で勝利していたレッズが準々決勝を突破した。準決勝の相手はベガルタ仙台を下した川崎フロンターレ。レッズは9月7日(土)に準々決勝と同じくホーム&アウェイ方式の第1戦をアウェイで戦う。
【梅崎 司】
(ゴールシーンを振り返って?)相手を見て、前半の立ち上がりから第1戦と違ってプレッシャーが速いと感じていました。ゴールシーンはうまく相手を見て判断できたのではないかと思います。2タッチで前へ出て最初はクロスのイメージでしたが、相手が飛び込んでくるのが見えたのでうまく切り返しができたのではないかと思います。
(2-0のリードが難しい試合になった要因なのか?)自分たちのメンタル的な問題だと思います。今週の練習からも、試合前も、0-0の気持ちとはみんなが言っていましたが、どこか2-0でリードしているという油断があったと思います。次の準決勝がどうなるかわからないですが、改善していかなくてはいけないと思います。
(ナビスコカップには特別な思いが?)一昨年の準々決勝のセレッソ戦から、本当にケガから復帰して再スタートができたという思いがありました。そういう意味ではナビスコというものには特別な思いがあります。決勝で自分たちのサッカーができずに悔しい思いをした経験があるので、リベンジができるように準決勝を一戦一戦大事に戦っていきたいです。
(土曜日からはリーグが再開するが?)前半戦ここまである程度いい位置につけていると思いますが、まだまだ取りこぼした勝ち点もあったと思います。そこをもう一度改善できるようにチーム全体で意識して、中断明けの1戦目をしっかり勝って、また波に乗れるようにしていきたいです。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
そよ風が吹き夕暮れの涼しさを感じさせる中、セレッソボールでキックオフされたゲームは、23日の大阪長居スタジアムでレッズに2-0の敗戦を喫して後がないセレッソが猛攻を仕掛けて始まった。エジノ、柿谷、南野で組む3トップの下にシンプリシオを配置。前線から激しいプレスをかけてきた。すると6分、エジノのクロスを受けた柿谷にタメを作られると、ゴール前へ走りこんだ南野へのラストパスを許し、先制点を与えてしまう。
その後もセレッソは前線からのプレスを継続。レッズはビルドアップのキーマンとなる啓太がシンプリシオにマンマーク気味のプレッシャーを掛けられたほか、後方から前線への縦パスに対してもタイトな寄せを受け、なかなかリズムを作れない。レッズの初シュートは24分に梅崎が放ったミドルシュートを待たなければならなかった。
だが、苦しい時間帯を耐えたレッズは34分に一撃で試合を振り出しに戻す。前半途中にマルシオと1トップのポジションを入れ替えた原口からのパスを受けた梅崎が、左サイドから鋭いドリブルでカットインして右足を一閃。ボールはファーサイドのネットに突き刺さり、レッズが同点に追いつき前半を終えた。
後半に入るとレッズは丁寧にパスを繋ぎながらリズムを作り始める。後方での安定したポゼッションから、相手守備陣の穴を見つければ縦に早くボールを入れるレッズらしい攻撃で59分には原口、63分には柏木がゴール前でシュートを放つシーンを作った。
引き分けでも準決勝進出が決まるレッズは、ゲームをコントロールしながら時計の針を進めていく。レッズ守備陣は集中したプレーで後半はセレッソにほとんどチャンスを作らせなかった。唯一、76分にエジノが強烈なミドルシュートを放ったがGK加藤のファインセーブで得点を許さなかった。
試合はこのまま1対1で終了。アウェイでの第1戦を2点差で勝利していたレッズが準々決勝を突破した。準決勝の相手はベガルタ仙台を下した川崎フロンターレ。レッズは9月7日(土)に準々決勝と同じくホーム&アウェイ方式の第1戦をアウェイで戦う。
【梅崎 司】
(ゴールシーンを振り返って?)相手を見て、前半の立ち上がりから第1戦と違ってプレッシャーが速いと感じていました。ゴールシーンはうまく相手を見て判断できたのではないかと思います。2タッチで前へ出て最初はクロスのイメージでしたが、相手が飛び込んでくるのが見えたのでうまく切り返しができたのではないかと思います。
(2-0のリードが難しい試合になった要因なのか?)自分たちのメンタル的な問題だと思います。今週の練習からも、試合前も、0-0の気持ちとはみんなが言っていましたが、どこか2-0でリードしているという油断があったと思います。次の準決勝がどうなるかわからないですが、改善していかなくてはいけないと思います。
(ナビスコカップには特別な思いが?)一昨年の準々決勝のセレッソ戦から、本当にケガから復帰して再スタートができたという思いがありました。そういう意味ではナビスコというものには特別な思いがあります。決勝で自分たちのサッカーができずに悔しい思いをした経験があるので、リベンジができるように準決勝を一戦一戦大事に戦っていきたいです。
(土曜日からはリーグが再開するが?)前半戦ここまである程度いい位置につけていると思いますが、まだまだ取りこぼした勝ち点もあったと思います。そこをもう一度改善できるようにチーム全体で意識して、中断明けの1戦目をしっかり勝って、また波に乗れるようにしていきたいです。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】