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2013シーズンに向けて

2013シーズンがいよいよスタートします。「チーム・クラブの再建・再生」の旗印の下、取り組みを始めた2012シーズンにおいて、共に闘って頂きましたファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様に改めて厚く御礼申し上げます。今般、2012シーズンを振り返り、再生への取り組みを継続させる新たな2013シーズンに向けての方針をまとめましたのでお知らせ致します。

【チームについて】
2012シーズンは、「トレーニング!トレーニング!トレーニング!」「個人の前にチームのために」をモットーとするミシャ監督を迎え、春季キャンプから徹底した走りこみと戦術浸透を図りました。勝ち負けを繰り返しながらも、豊富な運動量と高い連動性を備えたサッカーで一時は首位をうかがう位置につけるなど少しずつ成長していきました。混戦のJ1において3位となり、5年ぶりのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得しました。
ヤマザキナビスコカップは予選リーグで敗戦し、天皇杯も4回戦敗退と、チームとしての改善すべき点はありますが、「強くて魅力あるチーム」となるために、まずは一歩ずつ前進し、少しずつ成長していくことが出来たシーズンでした。
2013シーズンもミシャ監督と共にチーム再生に向けた努力を全ての試合において全力で取り組む姿勢を継続します。
2013シーズンを迎えるにあたり、チーム強化を最優先事項と位置付け、これまでの成果と課題を念頭に選手編成を進めました。槙野智章選手の完全移籍をはじめ、森脇良太選手、関口訓充選手、興梠慎三選手、那須大亮選手が加入します。明治大学からレッズユース出身の阪野豊史選手が新たに加わり、永田拓也選手も復帰します。
2013シーズンは、2012シーズンとは異なり、ある程度のベースがある中でのスタートとなる利点を活かしながらも、充実したトレーニングに裏付けられる魅力あるサッカーへの追求を継続し、更なるステップアップと成長に向けて取り組みます。
アカデミーセンターでは、ユースが高円宮杯U-18プレミアリーグ(EAST)で10チーム中9位に終わり、2013シーズンは下部のプリンスリーグで闘うことになりました。浦和レッズらしさを追求しながら、プロとして相応しい選手育成を実現するため、トップチームとのサッカーの連動性を重視して、指導体制の見直しを行い、人間性を含め優れた選手を輩出できるよう全力を傾けます。
一方、この20年間、小学生世代のジュニアチームについては保有せずにおりましたが、サッカー関係者の方々の多大なるご理解ご協力のもと、ジュニアチーム設立に向け具体的な準備に着手しました。2013シーズンに設立されるジュニアチームでは、選手育成を小学生世代に拡大させることはもちろん、ホームタウンのサッカー関係者の皆様との交流をより深めていきます。
レッズレディースは、プレナスなでしこリーグで4位、カップ戦は予選リーグ敗退、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会では準決勝どまりとなりました。チームには将来のなでしこジャパンを目指す数多くのU-20日本代表が在籍しています。2013シーズンからは若手指導に定評のある手塚貴子監督を迎え、若手選手の成長をはかり、女子サッカーの普及に貢献すると共にチームとしても前進していきます。

【クラブ運営について】
クラブは昨年、クラブ創立20周年を迎えました。「REDS020th(レッズ・ゼロ・ニー・ゼロ)」をキャッチコピーに、これまでの感謝とこれから末永く強い絆で多くの方と結ばれていたいという願いを3ケタの数字「020」とともに表現し、ファン・サポーター、ホームタウンの皆様とのコミュニケーションの機会を増やしてきました。
地域と共に歩む姿勢を示すものとして、法人名をチーム名と同様の「浦和レッドダイヤモンズ 株式会社」に変更しました。また、レッズの聖地「駒場」のネーミングライツ(命名権)をさいたま市から取得しました。通称を公募したうえで検討し、レッズの名称を入れない「浦和駒場スタジアム」と命名しました。浦和サッカーの象徴でもある「駒場」を尊重し今後も大切にしていくことを誓うものです。
これらの取り組みは、浦和の歴史と伝統を尊重しながら、ホームタウンでの夢、希望、誇りを共有していきたいとの想いを示したもので、今後も具体的な施策で推進していきます。
シーズンチケットに関しては、名義変更や席種の変更といった対応の拡充や長期保有している方との絆をより深める施策に着手しました。2013シーズンからシーズンチケットを保有する方々はスタジアムの再入場を可能とする等の新たな展開も行います。引き続き保有する方々との関係を深める取り組みを進め、保有することを楽しんだり誇りを持てるよう工夫していきます。スタジアムでの楽しみも引き続き試行を含めて推進し、レッズワンダーランド作りを継続し、選手とスタンドが一体となって勝利を分かち合う空間を少しでも広げていけるよう取り組んでいきます。
2013シーズンからはホームタウンの企業の皆様との一体感や絆づくりを目的に、RBC(レッズビジネスクラブ)を設立します。RBCにより、浦和レッズを通じて企業の一体感、企業同士のつながりを作り、そして浦和レッズと一緒に地域、社会に貢献できる活動を行っていきます。
東日本大震災からの復興を長期的に支援するため「東日本大震災等支援プロジェクト」を立ち上げ、2012シーズンではトップチームが宮城県の被災地を訪問したほか、ハートフルクラブは2回にわたり岩手県の被災地を訪問しました。スタジアム等でファン・サポーターの皆様からの支援金募集も継続しましたが、多くの支援金を頂きありがとうございました。2013シーズンも被災地の「子ども達の心のケア」を軸に支援を継続します。

浦和レッズが目指す「地域の誇りとなるクラブ」づくりは、永遠に続く長い道のりであり、2013シーズンでも継続していくことが大切だと考えています。レッズランド、ハートフルクラブといったホームタウンにスポーツのある幸せ、サッカーのある幸せを広げる仕組みについては、より多くの方々との交流が図れるよう課題を改善しながら継続していきます。
チーム・クラブの再建、再生への取り組みはまだ始まったばかりですが、「強くて魅力あるチーム」「地域の誇りとなるクラブ」「自立し責任あるクラブ」に一歩でも近づくため、『継続』をキーワードに全力で前進していく覚悟です。
ミシャ監督の体調につきましては、ご心配をお掛けしましたが、治療を終え元気に復帰しました。これまでのサポートに改めて感謝申し上げますとともに、2013シーズンも共に闘って頂きますようお願い申し上げます。

浦和レッドダイヤモンズ

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