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2014シーズン加入選手記者会見

14日、埼玉スタジアムにて新加入選手の西川周作、青木拓矢、関根貴大と、期限付き移籍から復帰した濱田水輝の記者会見が行われた。また会見に先立っては、浦和レッズトップパートナーの株式会社ナイキジャパンより、2014シーズンモデルの新ユニフォームが発表された。会見終了後には新シーズンの背番号発表とピッチでのフォトセッションが行われ、4選手は来場した約600人のファン・サポーターへ向けてあらためて決意を語り、集合写真撮影会も実施された。





会見の冒頭には、山道守彦強化本部長が挨拶を述べた。
「まず、浦和レッズがこのような素晴らしい選手を獲得した経緯について説明させていただきます。西川選手、青木選手はいろいろな考えの中で悩まれて、浦和レッズに加入してくれた選手だと思います。私としては嬉しいですし、この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。私自身がこの場で新加入選手の会見をするのは3回目です。2012年の時を思い返すと、私はここで『浦和レッズを変えなくてはいけない、変えたい』ということを強く申し上げました。今、考えてみますと、状況は良くなったと正直に思っています。もちろん、2013シーズンはナビスコカップで優勝できませんでした。また、リーグ戦でも3連敗して優勝にも程遠い結果でした。ただ、私はそういう中でもチームは成長していると思いますし、この継続の歩みを止めてはいけないと考えています。その中で、私自身はJリーグの試合を見る中で我々の浦和レッズに誰が合うのか、誰がミシャのサッカーの生産性を上げてくれる選手なのかをいつも考えています。そして、昨年のシーズンの反省と検証を踏まえ、この素晴らしい選手たちに加入してもらったというのが経緯です。とにかく、我々はリーディングクラブとしてやっていかなくてはいけないクラブだと思っていますので、目指すところを高く頑張っていきたいと思います」

続いて選手たちによる自己紹介に移り、それぞれが以下のように抱負を語った。


西川「皆さんこんにちは。サンフレッチェ広島より移籍をしてきました西川周作です。このチームで成功できるようにしっかり頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」


青木「皆さんこんにちは。大宮アルディージャから移籍して来ました青木拓矢です。タイトルを取れるように、チームの力に早くなれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」


関根「こんにちは。浦和レッズユースから昇格しました関根貴大です。小さいころからの夢であったプロサッカー選手になれてとても嬉しく思います。今の自分があるのも家族や監督、コーチ、仲間のおかげなので、1日でも早く埼スタのピッチに立ってプレーできるように頑張るので、応援よろしくお願いします」


濱田「こんにちは。新潟から帰ってきました濱田水輝です。また浦和レッズでプレーできる事を幸せに感じます。成長した姿を皆さんにお見せできるように、またチームがタイトルを獲得できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」

その後は、4選手への質疑応答へと移った。

【質疑応答】
(西川選手と青木選手にお聞きします。悩んだ末に浦和レッズへ加入したとのことですが、決め手はどんなところにありましたか。また、サポーターへどのようなプレーを見せたいですか)
西川「広島で2連覇をして今年はACLもありましたし、3連覇という目標を掲げるという選択肢もありました。ただ、僕がこの先成長していく上で、居心地の良かった広島を離れて、新しい環境、素晴らしいチームに身を置くことで、また成長できると思い、移籍したというのが1つの理由です。また、ペトロビッチ監督の話を聞いて熱意も伝わってきましたし、自分がこの素晴らしいクラブでどれだけできるかを僕自身が試したかったというのもあります。浦和レッズは昨年、失点数も多かったのですが、得点数は素晴らしいものがあるので、失点数を自分が入ってどれだけ少なくできるかにチャレンジしたいと思い、移籍しました」

青木「僕は、ビッグクラブでチャレンジしたいという気持ちが強まったことが浦和レッズに来た理由です。勝たないといけないチームだと思います。勝ちにこだわるプレーをしていきたいです」

(4選手に聞きます。ミシャ監督のサッカーへの印象は?)
西川「ミシャ監督は攻撃の面ですごくアイデアのある監督で、後ろから組み立てていくサッカーです。GKというポジションは守るのが仕事ですが、そういった中で個人的にも攻撃参加がすごく好きです。本当にペトロビッチ監督のサッカーは面白いと思っているので、また今年から一緒にできることを嬉しく思っています」

青木「僕も同じく(ペトロビッチ監督のサッカーは)攻撃的なサッカーだと思っています。対戦して感じたことも多く、僕もこのサッカーをやりたいと思って来ることを決めました。攻撃的な部分でも僕の力を発揮できればいいと思います」

関根「ユースのときからトップの試合を見させてもらって、ミシャ監督のサッカーは走らないとダメだというのを一番感じています。戦うところもそうですが、もっとミシャ監督のサッカーを1日も早く理解して、自分の成長につなげられればいいと思います。自分は攻撃的な選手で、スピードのあるドリブルからのプレーが持ち味なので、そこをアピールしていきたいと思います」

濱田「ミシャ監督のサッカーは、常にボールを保持しながら、主導権を握りながら攻めていくという印象です。その中でディフェンスも攻撃参加をする場面が多いです。そこに個人的に魅力を感じますし、力になれると思っているので頑張りたいと思います」

(西川選手に質問です。日本代表のことを考えれば、移籍は一般論としてリスクもあると思いますが?)
西川「僕の考えで移籍は決めましたが、一般論も耳に入ってきていました。移籍はリスクがありますが、逆にそういう状況の中で移籍してどれだけ自分ができるかにトライしたいと思いました。たくさんのサポーターがこのチームを支えるにあたって、自分があの声援を受けたいと思いました。加入したことで満足するのではなく、認められないとこのチームでは応援してもらえないと思うので、浦和レッズという素晴らしいチームとサポーターの中で、ミシャの掲げる攻撃的なサッカーを思う存分楽しみたいと思います」

(青木選手、大宮アルディージャから同じさいたま市のレッズへ移籍することへの葛藤は?)
青木「そこは非常に僕も悩んで決めた決断です。このチームに僕も相当な覚悟を持ってきているので、頑張りたいと思います」

(西川選手と青木選手にうかがいます。アウェイチームとして埼スタに来たときの印象は?)
西川「正直、圧倒されるという印象でした。迫力がどこのチームよりもすごいですし、真っ赤に染まったスタジアムでいつも対戦していました。昨年は浦和レッズに勝てなかったので、そういった意味でもチームだけでなくサポーターの方が応援していることを感じましたし、その中で選手もノビノビとできると思うので、その後押しを対戦相手ですが感じていました」

青木「僕は、さいたまダービーで対戦してすごくブーイングを受けました。正直、僕はその大ブーイングが好きでしたが、今度はファン・サポーターに認めてもらって、それを僕は力にしたいと思ったので、ここでプレーしたいと感じました」

(4選手に聞きます。ファン・サポーターに認められるために必要だと思うことは?)
西川「まずはタイトルという目標を掲げて今シーズンはやろうと思っています。タイトルを目指すにあたって、GKと守備陣で最少失点という目標を掲げ、それができれば必ずチームは一番上にいると考えています。今年はしっかりと失点数を減らし、得点数も昨年以上になるようにチームに貢献していきたいと思います」
青木「個人的には試合に出て、そこで勝ち続けることが大事だと思います」
関根「1試合でも多くメンバーに入り、チームのためにプレーして勝利に導きたいと思います」
濱田「いいプレー、いい結果を出すことが必要だと思います。それ以上に熱いサポーターなので、全力で戦うという気持ちを前面に出して戦うことが大事だと思います。それを意識して頑張っていきたいと思います」




【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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