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vsガンバ大阪 プレビュー「ホーム埼スタの力を見せつけ、決勝進出へ」

2015明治安田生命J1リーグ1st及び2ndステージは全日程を終了し、浦和レッズは年間勝点2位となり、『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』準決勝に駒を進めた。

年間勝点3位であるガンバ大阪との準決勝は11月28日(土)14時3分より、ホーム埼玉スタジアムで行なわれる。一発勝負で争われる準決勝。レッズとしてはホームの利を生かし、何が何でも決勝へ突き進んでいきたい一戦だ。

G大阪は、2ndステージ最終節のモンテディオ山形戦で4-0の勝利を収め、前節まで年間勝点3位にいたFC東京を逆転して準決勝に進んできた。

山形戦でのG大阪の4得点は、61分から66分までのわずか6分間で決めたもの。13年に長谷川健太監督が就任してからのG大阪のスタイルは、堅い守りのサッカーがベースにあるが、得点力も高いことを示した。

19ゴールで得点ランキング3位になったエースストライカーの宇佐美貴史はリーグでは9月26日の2ndステージ第12節柏レイソル戦を最後に2ヵ月間ゴールから遠ざかっているが、もう1人の点取り屋であるパトリックは2ndステージだけで8得点を取っている。決定力の高い2人に対してはタイトな守備をして封じたいところだ。

一方で、山形戦では今季の出場時間があまり多くなかった大森晃太郎、長沢駿といった伏兵がゴールを決めている。2ndステージ5得点以外にAFCチャンピオンリーグでも活躍した倉田秋も含め、攻撃力はある。誰がボールホルダーになっても簡単にシュートを打たせてはならない。

そして、中盤に君臨する遠藤保仁。背番号7には最大の警戒をしなければならない。遠藤が楽にパスを出すような状況を作るとそれは致命傷につながってしまう。

レッズとしてはしっかりと前線からプレスをかけ、球際や寄せのところで甘い部分を決して見せないことが大事になる。

一発勝負で行なわれるチャンピオンシップ準決勝は、90分で勝敗が決まらない場合は30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合はPK戦を行う。

ここで「PK戦になれば自分の出番」と意気込むのがGK西川周作だ。

思い出すのはレッズに加入する前、サンフレッチェ広島での最後の大会だった2013年天皇杯準々決勝ヴァンフォーレ甲府戦と、準決勝FC東京戦。2試合連続でチームにPK戦勝利をもたらしたのだ。

西川は「特にFC東京戦のPK戦では、決められたら終わりという状況で3本止めて、逆転で勝った。けれども僕は、レッズに来てからはまだ一度もPKを止めていない。もちろん、PK戦はないほうが良いが、そうなったら自分の見せ場と思ってがんばりたい」と意欲をかき立てた。

9年ぶりのリーグ制覇を目指し、最高の舞台で戦う赤き戦士を応援しよう!

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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