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vs川崎「アウェイ完勝を飾る」
16日、チームはヤマザキナビスコカップ第4節川崎フロンターレ戦に臨んだ。先発はGK加藤、DFスピラノビッチ・阿部・濱田、ボランチに山田暢と小島、中盤右に高橋、左に宇賀神、前線は原口・柏木の2シャドウにデスポトビッチの1トップという布陣。
19時ちょうどにキックオフされた前半、前線・中盤ともプレスが甘いフロンターレ守備を容易にかわしながら、レッズはパスをつないで前へ。右の高橋、左の宇賀神から何度かクロスが上がるのだが、効果的なフィニッシュはできず。両チーム通じて最初の決定機は22分。エリア手前左からのFK、柏木が左足で送ったボールがニアサイドのGKを越えてファーへ。バウンドしたところにデスポトビッチが右足を伸ばしたが、うまくおさめきれずにシュートはバーを越える。
デスポトビッチは2分後にも高橋からのクロスに右足で合わせたが、これもバーの上へ。25分には22分の決定機と同様の位置でFKを獲得。柏木はクロスと見せて横パスを送り、宇賀神が右足で巻いたシュートを放ったが、惜しくもゴールはならず。しかし、フロンターレの攻撃に脅威を感じることもなく、試合は進行。32分、カットインした宇賀神がエリア内のデスポトビッチにクサビを入れ、デスポトビッチからゴールエリア左の原口へ。原口が折り返したグラウンダーのボールを柏木が詰めて無人のゴールへ押し込む。ミシャサッカーを象徴するような崩し方で先制した。
1-0で折り返して迎えた後半、メンバー交代のないレッズに対し、フロンターレは2名を変更。FWの矢島卓郎とMF中村憲剛がピッチに入ってスタート。強さのあるポストプレーヤーとパサーが入ったことでフロンターレのボール支配率は上がり、レッズは守勢に回る時間が増えた。しかし加藤を中心にしっかりと守り、マイボールにしてからは確実なつなぎで攻撃を構築。56分には高橋のクロスが跳ね返されたところを山田暢が拾い、シュート性の速いパスを左でフリーになっている宇賀神へ。このパススピードのおかげで時間ができた宇賀神は、余裕をもってボールを処理。スライドしてきたDFをカットインドリブルでかわすと、右足でファーサイドを狙う得意の形でゴール。2-0と突き放すことに成功する。フロンターレがいっそうの攻勢を強めた時間帯もあったが、濱田がヘディングでシュートを弾き出すなど、体を張ってゴールを死守。
81分には、カウンターからチャンスメーク。柏木に代わって入っていた矢島がディフェンスライン裏へ原口を走らせようとするが、このパスはフロンターレがカット。しかし、原口がボールを奪い返してドリブルでエリアへ左へ運び、右足に持ち替えてファーサイドの宇賀神へ。宇賀神はファーストタッチをミスしてボールが流れるが、これを追って無理な体勢から右足でシュート。結果的にこのミスが功を奏し、ループシュートとなったボールがGKの伸ばす手を越えてファーサイドのネットを揺らした。
その後、エリア右からカットインした原口の左足シュートが枠に嫌われるなど惜しい場面があったが、4点目はならず。しかし、加藤・阿部らを中心に無失点でキッチリと試合を終え、決勝トーナメント進出のため是が非でも勝ち点3が欲しいゲームで3-0の完勝を収めた。
次戦はJ1第12節。19日(土)15時30分から、ホームで清水エスパルス戦に臨む。
宇賀神友弥
「前半の立ち上がりから自分たちの狙いとするサッカーができていて、その中で練習してたような形で先制できて、良い立ち上がりでしたが、監督がハーフタイムに言っていたように、点を取った後から少し守りに入って、攻めの姿勢が少なくなって相手が息を吹き返してしまったような展開だったんですが、後半のまた良い時間帯にゴールを決めることができて、ある程度有利に試合を進めることができたと思います。
ただ、苦しい時間が長かったぶん、本当にみんなでつかんだ勝利だったと思います」
(自身の2得点については?)
「自分がサッカーをやってきた中で、1試合で2点取った記憶もあまりないので(苦笑)、それはすごくうれしいことですし、自分がプロになってから、自分のゴールが勝利に直接結びついたというのも初めてだったので、その分かなり喜びは大きいです」
(得点シーンを振り返ると?)
「1点目は自分の得意な形で、完璧なゴールじゃないかなって思います。2点目も狙った…と言いたいところですけど、正直、ミスです。ラッキーです(苦笑)」
(土曜日には清水エスパルス戦があるが?)
「この前やっと初めてリーグ戦に出ることができて、なかなか出場機会がないですが、今日ゴールっていう結果でアピールできたのはすごく大きいと思うし、またチャンスをもらえれば、今日以上のプレーをしてチームの勝利に貢献したいです」
スピラノビッチ
「非常にタフなゲームでした。僕らは多くの得点が必要でしたが、それをしっかり強調できたと思います。本当に良い試合だったと感じます」
(リーグでは失点が多かったが、今日は無失点だった。良かったところは?)
「相手のプレスが高い中、自分たちでボールを奪いながら、奪った後のカウンターも練習通りにしっかりできました。(終盤は)僕らは忍耐が必要でしたが、チームとしてチャンスが来たときに、攻撃的にも守備的にも良く、しっかりオーガナイズできていたと思います」
(コンディションはどうだった?)
「以前ケガもしましたので、今はケガあがりですが、良いトリートメントをしてきて試合に臨むことができました。試合は非常にタフでしたが、数人が足をつりながら、みんな、大変な試合の中で良くやったと思います。しっかり休息を取ってリーグ戦に備えたいです」
(最近、クロスからの失点が多かったが、今日はよく跳ね返していたが?)
「練習で日々やっていることを連動してやっただけです。良いオーガナイズでコミュニケーションを保った守備ができました。個人的には高さも生かし、特に高いボールに対しては集中して跳ね返したいと思っていたので、それができて良かったです」
(現在の自分のコンディションは何パーセントくらい?)
「正直、試合になかなか出られなかったですし、ケガ上がりということもありました。少しずつ1週間ごとに良くなってきたと思います。これからももっと多くの試合をすることでコンディションを上げていければいいと思います
(オーストラリア)ナショナルチームにも呼ばれていますし、自分のコンディションを上げて、慎重に備えていきたいです。今日はゲームができて、本当に楽しかったです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
19時ちょうどにキックオフされた前半、前線・中盤ともプレスが甘いフロンターレ守備を容易にかわしながら、レッズはパスをつないで前へ。右の高橋、左の宇賀神から何度かクロスが上がるのだが、効果的なフィニッシュはできず。両チーム通じて最初の決定機は22分。エリア手前左からのFK、柏木が左足で送ったボールがニアサイドのGKを越えてファーへ。バウンドしたところにデスポトビッチが右足を伸ばしたが、うまくおさめきれずにシュートはバーを越える。
デスポトビッチは2分後にも高橋からのクロスに右足で合わせたが、これもバーの上へ。25分には22分の決定機と同様の位置でFKを獲得。柏木はクロスと見せて横パスを送り、宇賀神が右足で巻いたシュートを放ったが、惜しくもゴールはならず。しかし、フロンターレの攻撃に脅威を感じることもなく、試合は進行。32分、カットインした宇賀神がエリア内のデスポトビッチにクサビを入れ、デスポトビッチからゴールエリア左の原口へ。原口が折り返したグラウンダーのボールを柏木が詰めて無人のゴールへ押し込む。ミシャサッカーを象徴するような崩し方で先制した。
1-0で折り返して迎えた後半、メンバー交代のないレッズに対し、フロンターレは2名を変更。FWの矢島卓郎とMF中村憲剛がピッチに入ってスタート。強さのあるポストプレーヤーとパサーが入ったことでフロンターレのボール支配率は上がり、レッズは守勢に回る時間が増えた。しかし加藤を中心にしっかりと守り、マイボールにしてからは確実なつなぎで攻撃を構築。56分には高橋のクロスが跳ね返されたところを山田暢が拾い、シュート性の速いパスを左でフリーになっている宇賀神へ。このパススピードのおかげで時間ができた宇賀神は、余裕をもってボールを処理。スライドしてきたDFをカットインドリブルでかわすと、右足でファーサイドを狙う得意の形でゴール。2-0と突き放すことに成功する。フロンターレがいっそうの攻勢を強めた時間帯もあったが、濱田がヘディングでシュートを弾き出すなど、体を張ってゴールを死守。
81分には、カウンターからチャンスメーク。柏木に代わって入っていた矢島がディフェンスライン裏へ原口を走らせようとするが、このパスはフロンターレがカット。しかし、原口がボールを奪い返してドリブルでエリアへ左へ運び、右足に持ち替えてファーサイドの宇賀神へ。宇賀神はファーストタッチをミスしてボールが流れるが、これを追って無理な体勢から右足でシュート。結果的にこのミスが功を奏し、ループシュートとなったボールがGKの伸ばす手を越えてファーサイドのネットを揺らした。
その後、エリア右からカットインした原口の左足シュートが枠に嫌われるなど惜しい場面があったが、4点目はならず。しかし、加藤・阿部らを中心に無失点でキッチリと試合を終え、決勝トーナメント進出のため是が非でも勝ち点3が欲しいゲームで3-0の完勝を収めた。
次戦はJ1第12節。19日(土)15時30分から、ホームで清水エスパルス戦に臨む。
宇賀神友弥
「前半の立ち上がりから自分たちの狙いとするサッカーができていて、その中で練習してたような形で先制できて、良い立ち上がりでしたが、監督がハーフタイムに言っていたように、点を取った後から少し守りに入って、攻めの姿勢が少なくなって相手が息を吹き返してしまったような展開だったんですが、後半のまた良い時間帯にゴールを決めることができて、ある程度有利に試合を進めることができたと思います。
ただ、苦しい時間が長かったぶん、本当にみんなでつかんだ勝利だったと思います」
(自身の2得点については?)
「自分がサッカーをやってきた中で、1試合で2点取った記憶もあまりないので(苦笑)、それはすごくうれしいことですし、自分がプロになってから、自分のゴールが勝利に直接結びついたというのも初めてだったので、その分かなり喜びは大きいです」
(得点シーンを振り返ると?)
「1点目は自分の得意な形で、完璧なゴールじゃないかなって思います。2点目も狙った…と言いたいところですけど、正直、ミスです。ラッキーです(苦笑)」
(土曜日には清水エスパルス戦があるが?)
「この前やっと初めてリーグ戦に出ることができて、なかなか出場機会がないですが、今日ゴールっていう結果でアピールできたのはすごく大きいと思うし、またチャンスをもらえれば、今日以上のプレーをしてチームの勝利に貢献したいです」
スピラノビッチ
「非常にタフなゲームでした。僕らは多くの得点が必要でしたが、それをしっかり強調できたと思います。本当に良い試合だったと感じます」
(リーグでは失点が多かったが、今日は無失点だった。良かったところは?)
「相手のプレスが高い中、自分たちでボールを奪いながら、奪った後のカウンターも練習通りにしっかりできました。(終盤は)僕らは忍耐が必要でしたが、チームとしてチャンスが来たときに、攻撃的にも守備的にも良く、しっかりオーガナイズできていたと思います」
(コンディションはどうだった?)
「以前ケガもしましたので、今はケガあがりですが、良いトリートメントをしてきて試合に臨むことができました。試合は非常にタフでしたが、数人が足をつりながら、みんな、大変な試合の中で良くやったと思います。しっかり休息を取ってリーグ戦に備えたいです」
(最近、クロスからの失点が多かったが、今日はよく跳ね返していたが?)
「練習で日々やっていることを連動してやっただけです。良いオーガナイズでコミュニケーションを保った守備ができました。個人的には高さも生かし、特に高いボールに対しては集中して跳ね返したいと思っていたので、それができて良かったです」
(現在の自分のコンディションは何パーセントくらい?)
「正直、試合になかなか出られなかったですし、ケガ上がりということもありました。少しずつ1週間ごとに良くなってきたと思います。これからももっと多くの試合をすることでコンディションを上げていければいいと思います
(オーストラリア)ナショナルチームにも呼ばれていますし、自分のコンディションを上げて、慎重に備えていきたいです。今日はゲームができて、本当に楽しかったです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】