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vs札幌「痛恨の敗戦、ホームで勝ち点を奪えず」
6日、レッズは埼玉スタジアムでの第28節コンサドーレ札幌戦に臨んだ。19時4分のキックオフよりも早く、14時からのゲームで首位サンフレッチェ広島が引き分け、浦和レッズとしては勝ち点差を縮める大きなチャンスとなった。
レッズボールでキックオフされた前半、出場停止が明けた啓太が先発に復帰したチームは落ち着いたボール回しからチャンスをうかがう。10分には坪井が攻撃参加して右サイドでFKを獲得、柏木が左足でゴール前に送ったボールに永田がニアポストで合わせるが、ヘディングシュートは惜しくも枠を外れる。
最初の決定機は21分、カウンターのチャンスが潰えた後にボールを回し直して、左の梅崎から中央の阿部に下げた後、ペナルティーエリアライン上の原口へ。阿部の縦パスにうまくターンして前を向いた原口が右足を振ったが、シュートはGK正面に飛んで弾かれる。
10分後の31分には、相手エリア内でDF2人が浮き球を『お見合い』したところをマルシオ リシャルデスが攫ってGKと1対1に。エリア内左からゴール右に流し込もうとしたが、右足インサイドでのシュートはわずかにポストの脇へと外れ、スタジアムには大きな溜息が充満した。
守備面では遠めからのシュート以外は許さずに45分を終えたが、アディショナルタイムに永田からのパスをカットされ、エリアすぐ外からフィニッシュされる。しかし、これは加藤がしっかりとセーブし、0-0のままハーフタイムを迎えた。
メンバー交代なくはじまった後半は50分に失点。ゴール左上のサイドネットを揺らされて先制を許す。3分後にはカウンターから数的不利をつかれてフィニッシュされるが、シュートは加藤がなんとか抑えて0-1の状態をキープする。
リードされたベンチは平川・啓太の2人を下げて宇賀神とポポを同時投入。柏木を啓太の位置に下げ、原口のワントップにマルシオ、ポポの2シャドー、右に梅崎、左に宇賀神という攻撃布陣を敷いた。
61分には攻め上がった槙野のカットインから原口、マルシオとつないでエリア内右からフィニッシュ。しかし、マルシオの右足は枠を捉えきれずに終わる。
リスクを怖れずに攻めるレッズと鋭いカウンターを返す札幌、という図式で試合は進行。74分、札幌のカウンターに際し、槙野がスライディングで弾いたボールが相手に当たって前方へと転がり、そのままGKと1対1に。加藤がかわされ、ゴールカバーに戻った阿部も逆をつかれ、シュートはゴールに収まってしまう。
2点差となり、より守備的になった札幌に対しレッズが押し込む。こじ開けられなかったゴールだったが、86分、ようやく1点を返す。右CKから柏木が送ったボールを相手守備がヘッドで跳ね返し、これを梅崎がエリア内で拾って左足でゴール右下に決めた。
さらなる追撃を目指すレッズは坪井を下げて矢島を投入。アディショナルタイムの4分をほぼすべて札幌エンドでプレーしたものの、効果的なフィニッシュにはつなげられず、1-2のまま試合は終了。この痛い敗戦には、ゴール裏だけではなくバック・メイン両スタンドからも大きなブーイングが飛び、選手たちはうなだれたまま受け止めていた。
次戦は10日(水)、19時からの天皇杯3回戦。佐賀県総合運動陸上競技場でカマタマーレ讃岐と対戦する。
鈴木啓太
「やっぱりゴールを奪われてはいけなかったという中で、得点を与えてしまいました。自分たちでゲームを難しくしてしまったと思います」
(序盤から固さが見えた気がするが?)
「こちらが固かったというのは、自分たちではよく分かりません。いろいろと考えることはありますが、結果がすべてですし、どこがどうとか、そういう話はあまり言いたくないです」
(1位、2位との直接対決は残っているし、これからも今まで続けてきたことを継続することが大切?)
「そうですね。この後もしっかりと準備をして臨んでいくというのは基本ですし、まだ終わっていません。ここからも今までやってきたことを続けていくだけだし、一番大切なのは目の前の試合です。だから今日の試合も一番大事にして戦っていたし、だからこそ反省すべきところは反省して、またリーグ戦も取り組んでいきたいです。ただ、その前にまずは次が天皇杯で、天皇杯も大切ですから、そこに向けてしっかり整えていきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズボールでキックオフされた前半、出場停止が明けた啓太が先発に復帰したチームは落ち着いたボール回しからチャンスをうかがう。10分には坪井が攻撃参加して右サイドでFKを獲得、柏木が左足でゴール前に送ったボールに永田がニアポストで合わせるが、ヘディングシュートは惜しくも枠を外れる。
最初の決定機は21分、カウンターのチャンスが潰えた後にボールを回し直して、左の梅崎から中央の阿部に下げた後、ペナルティーエリアライン上の原口へ。阿部の縦パスにうまくターンして前を向いた原口が右足を振ったが、シュートはGK正面に飛んで弾かれる。
10分後の31分には、相手エリア内でDF2人が浮き球を『お見合い』したところをマルシオ リシャルデスが攫ってGKと1対1に。エリア内左からゴール右に流し込もうとしたが、右足インサイドでのシュートはわずかにポストの脇へと外れ、スタジアムには大きな溜息が充満した。
守備面では遠めからのシュート以外は許さずに45分を終えたが、アディショナルタイムに永田からのパスをカットされ、エリアすぐ外からフィニッシュされる。しかし、これは加藤がしっかりとセーブし、0-0のままハーフタイムを迎えた。
メンバー交代なくはじまった後半は50分に失点。ゴール左上のサイドネットを揺らされて先制を許す。3分後にはカウンターから数的不利をつかれてフィニッシュされるが、シュートは加藤がなんとか抑えて0-1の状態をキープする。
リードされたベンチは平川・啓太の2人を下げて宇賀神とポポを同時投入。柏木を啓太の位置に下げ、原口のワントップにマルシオ、ポポの2シャドー、右に梅崎、左に宇賀神という攻撃布陣を敷いた。
61分には攻め上がった槙野のカットインから原口、マルシオとつないでエリア内右からフィニッシュ。しかし、マルシオの右足は枠を捉えきれずに終わる。
リスクを怖れずに攻めるレッズと鋭いカウンターを返す札幌、という図式で試合は進行。74分、札幌のカウンターに際し、槙野がスライディングで弾いたボールが相手に当たって前方へと転がり、そのままGKと1対1に。加藤がかわされ、ゴールカバーに戻った阿部も逆をつかれ、シュートはゴールに収まってしまう。
2点差となり、より守備的になった札幌に対しレッズが押し込む。こじ開けられなかったゴールだったが、86分、ようやく1点を返す。右CKから柏木が送ったボールを相手守備がヘッドで跳ね返し、これを梅崎がエリア内で拾って左足でゴール右下に決めた。
さらなる追撃を目指すレッズは坪井を下げて矢島を投入。アディショナルタイムの4分をほぼすべて札幌エンドでプレーしたものの、効果的なフィニッシュにはつなげられず、1-2のまま試合は終了。この痛い敗戦には、ゴール裏だけではなくバック・メイン両スタンドからも大きなブーイングが飛び、選手たちはうなだれたまま受け止めていた。
次戦は10日(水)、19時からの天皇杯3回戦。佐賀県総合運動陸上競技場でカマタマーレ讃岐と対戦する。
鈴木啓太
「やっぱりゴールを奪われてはいけなかったという中で、得点を与えてしまいました。自分たちでゲームを難しくしてしまったと思います」
(序盤から固さが見えた気がするが?)
「こちらが固かったというのは、自分たちではよく分かりません。いろいろと考えることはありますが、結果がすべてですし、どこがどうとか、そういう話はあまり言いたくないです」
(1位、2位との直接対決は残っているし、これからも今まで続けてきたことを継続することが大切?)
「そうですね。この後もしっかりと準備をして臨んでいくというのは基本ですし、まだ終わっていません。ここからも今までやってきたことを続けていくだけだし、一番大切なのは目の前の試合です。だから今日の試合も一番大事にして戦っていたし、だからこそ反省すべきところは反省して、またリーグ戦も取り組んでいきたいです。ただ、その前にまずは次が天皇杯で、天皇杯も大切ですから、そこに向けてしっかり整えていきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】