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vs磐田「上位対決、ホームで勝利を飾る」

28日、勝ち点31で3位につけている浦和レッズは埼玉スタジアムにジュビロ磐田を迎えた。今シーズン、レッズがヤマザキナビスコカップで敗れリーグ戦では引き分けているジュビロの順位は4位、勝ち点は30。上位でリーグ戦を戦い続けるためには負けられない一戦は18時3分、『We are REDS!』の大コールが轟いた後、キックオフされた。
宇賀神が右アウトサイドで先発する以外は、前節アルビレックス新潟戦と同じメンバーで前半を迎えたレッズ。ポゼッションをしながら永田が空いたところに長いボールを入れてマルシオ リシャルデス、宇賀神らを走らせ、何度か良い形を作りかけていたが、ジュビロも最後のところでDF陣が体を張り、決定的な場面にまでは至らない。一方のジュビロもマイボールを大事にしながら攻撃を構築。レッズとしては、20分にCKのこぼれ球をロドリゴ・ソウトにオーバーヘッドキックで狙われた以外はヒヤリとする場面もなく、時間は経過していった。
先制は36分。ジュビロの前線からのチェックをかいくぐりつつ最終ラインでボールを回し、機を見て阿部が縦パス。ハーフウェーラインを越えたところで柏木がスルーし、背後にいた原口がボールを受けて前へと運ぶ。原口は相手DFを引きつけておいて、右アウトサイドで右斜め前のペナルティーアーク付近へとボールを転がす。そこには阿部の縦パスをスルーしていた柏木がフリーで走りこんでおり、左足で冷静にゴール右へとシュートを決めた。
1点リードで始まった後半、54分に槙野がハーフウェーラインを越えたところで縦パスをインターセプト、すぐさま相手の背後、ペナルティーエリア内左へと送って原口を走らせる。槙野のパスはシュートを狙うには長かったが、原口が諦めずに走った結果GKと交錯、PKを獲得する。追加点の決定的チャンスに、マルシオがボールをセット。ゴール右下を狙ったシュートは、しかしGKに阻まれてしまう。PK獲得の際に首を痛めていた原口は、マルシオのPKが止められた後にピッチに戻ったが、自身の両手で「×」サインを出して交代を申し出る。代わってポポがピッチに送り込まれる。
その後、同点ゴールを目指して前に出てくるジュビロの攻めをしのぎつつ、速攻と遅攻を使い分けたレッズは78分に追加点。左サイド梅崎がゴール前の柏木に送り、柏木が胸トラップしたところをマルシオが奪うように右足ボレー。シュートはDFに当たり、ペナルティーアーク右脇に飛んだところを阿部が冷静にゴール右下に流し込んで2-0とした。
その後、梅崎に代わって野田、マルシオに代わって小島がピッチへ入り、アディショナルタイムの4分も危なげなく消化し、2-0での勝利をつかんだ。
試合終了後は、サポーターと共に『We are Diamonds』を熱唱。選手たちは1枚に1文字ずつ書かれたTシャツを着て「次1000万人ありがとう!これからも共に」のメッセージを掲出。このパフォーマンスにはリハビリ中の山田直輝も参加し、オーロラビジョンに山田直がアップになると、スタジアムは歓声と拍手につつまれ、パフォーマンス終了後には大きな「ナオキ」コールも送られた。
次の試合は8月4日(土)18時から、埼玉スタジアムでエジミウソン選手を獲得したFC東京と対戦する。

阿部勇樹
「得点のシーンは、回転がすごくかかっていたので、思い切り打ったら外れるかなと思って、下もぬれていましたし、インサイドで蹴れたらとは思っていました。DFに当たりましたが、入って良かったです。入れられたのは良かったし、セカンドボールを狙っていたのもあるし、前が左からうまく作ってくれていたので、上がる時間もありました。本当に入って良かったなと思いました。
今まで1点を取って、次の1点が取れずに引き分けていることがありました。次の1点はすごく大事だったので、ああいう1点でも、入ってくれて良かったです。
守備でも行くところとブロックを作るところは、はっきりしていましたし、より得点を取った後もコンパクトに中を固めて、お互いに声を掛け合いながらやれていたので、それは良かったと思うし、次に続けていきたいです」

柏木陽介
「最近立ち上がり、前から行くことによって、守備の形から入って自分たちの攻撃のリズムを作るということをしていますが、それがしっかりハマったのかなと思います。ボールをつなぐときはみんなが出して動くということができていたし、無理なときは裏に出して、そこに誰かが走るということもできていて、今日は終始支配しながら勝つことができたと思います」
(先制の場面は原口からのパスだったが?)
「後で聞いたら本人は「陽介君に出しました」と言っていたけど、本当はどうか分からないです(笑)。まあ、ちょうどダイレクトで打ちやすいところに来たので良かったですし、その前に縦パスからスルーして走ってというプレーでチームとして崩して点が取れたというのは良かったです。
後半はPKを外したのもありましたが、自分たちで我慢してやっていけばまた点が取れると思ってやってましたし、毎回1点で守りきるのは辛いということを自分たちで理解して勉強してきた結果、追加点を取りにいくということができたので、それが今日の勝利につながったのかなと思います。
追加点を取って相手を0点に抑えたのはチームとして自信になりましたし、これで上位で戦っていける、優勝目指してやっていきたいって気持ちにさらになったと思うので、次からも負けないようにがんばっていきます。自分は次(警告累積で)出られないですが、次また埼スタで一緒に喜べたらいいなと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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