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vs松本山雅FC プレビュー「結果と内容を求め、中断期間の成果を見せたい一戦」

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 3回戦 vs松本山雅FCは、7月11日(水)19時3分に松本平広域公園総合球技場にてキックオフされる。浦和レッズにとっては12大会ぶりの優勝を目指す戦いであり、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得にもつながる重要な大会だ。

相手の松本山雅FCはJ2リーグに所属している。天皇杯では6月6日の2回戦で同じくJ2リーグで戦うロアッソ熊本にPK戦の末に勝ち、3回戦進出を決めた。

J2リーグでの今季の松本山雅FCは、シーズン序盤は開幕から第6節まで勝利がなく、つまずきを見せたが、そこから立ち直っていき、第7節から前節(第22節)までの16試合は11勝3分2敗と好調だ。

第22節にはアルビレックス新潟に2-0で勝ち、今季初の3連勝。現在、大分トリニータ、レノファ山口と勝ち点40で並び、得失点差で首位に立っている。

ゴールランキング上位選手はいないが、2008年から2011年までレッズに所属していたFW高崎寛之がこのところの2試合で3得点と好調だ。高崎は身長188cmの長身選手。高さには十分に注意したいところだ。

松本山雅FCがレッズと対戦するのは、チーム史上唯一J1リーグに参戦していた2015年以来、3年ぶり。また、天皇杯に限れば地域リーグに所属していた2009年以来9年ぶりの対戦となる。その2009年の戦いはレッズにとって、前後半に1点ずつ決められて0-2で、まさかの敗退となった記憶に残る一戦となっている。

今回はレッズが約1ヵ月ぶりの公式戦であり、中断期間なくJ2を戦っていた松本山雅FCには、かなりの集中力を持って試合に入る必要があるだろう。また、レッズは6月のYBCルヴァンカップでJ2ヴァンフォーレ甲府に敗れている。今回も格下の相手だが、受け身になることなく、強気で前に出て行くサッカーを見せたい。

レッズはJ1中断期間中に静岡県でトレーニングキャンプを行った。その期間に身につけたものもきっちりと試合に出していきたいところだ。

戦力アップの好材料もある。ワールドカップ日本代表としてロシアで戦っていた槙野智章と遠藤航の2選手は7月8日からチームに合流している。同じくオーストラリア代表としてワールドカップに参戦していたアンドリュー ナバウトは負傷のために不在だが、槙野と遠藤は天皇杯から復帰する可能性もある。2人ともチームを勝利に導こうと意欲的だ。(※6月に加入したファブリシオは登録の関係上、今回の天皇杯3回戦には出られない)

1週間後の7月18日(水)にはJ1リーグ(名古屋グランパス戦)も再開する。弾みをつけるためにも、結果と内容の両方を求め、中断期間の成果を見せたい一戦。敵地でレッズのサッカーを存分に披露し、勝利をつかみたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

vs松本山雅FC プレビュー「結果と内容を求め、中断期間の成果を見せたい一戦」

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