NEWS
vs神戸「阿部復帰後初ゴール、ホーム完封勝利を飾る」
14日、チームは埼玉スタジアムでの第6節ヴィッセル神戸戦を迎えた。
レッズのメンバーは前節鹿島アントラーズ戦と変わらず。15時3分、前夜から続く雨の降るなかヴィッセルボールでキックオフされた。
最初のチャンスは6分。平川の右クロスがゴール前にこぼれたところをポポが蹴り込もうと左足を振るが、DFのブロックに遭う。8分にはヴィッセルのMF大久保のエリア左外からのシュートが枠の左角を直撃。9分にはカウンターから平川の右クロスにマルシオ リシャルデスが頭で合わせるが、惜しくもバーの上。前半はその後も互いに自分たちの時間を作り、そのなかでシュートチャンスを創出するという展開に。だが、両チームともラストパスやシュートの精度を欠いて、0-0のまま後半を迎える。
メンバー交代なく始まった後半、47分にレッズは左からのCKを獲得。柏木が蹴ったボールにゴール正面で槙野がほぼフリーの状態で飛び込むが、ヘディングシュートはGK徳重がセーブする。だが、その後もレッズは柏木・梅崎・槙野の3人が絡みながら左サイドから攻略。52分に左CKを獲得すると、47分のCK同様に槙野がゴール正面で飛ぶ。ボールは槙野と、彼と競り合った相手の頭上を越え、後方の阿部のところへ。阿部は右足でトラップすると、足元に置いたボールをすぐに左足でミートしてネットを揺すった。
阿部のレッズ復帰後初ゴールで先制したレッズは62分にも相手ペナルティーアーク付近でポポとマルシオのコンビネーションから、最後はマルシオが右足でシュート。ボールはゴール左のポストに当たり、リバウンドを詰めていた柏木が右足で押し込もうとするが、GKに阻まれて追加点のチャンスを逸する。
その後も相手クロスを跳ね返して阿部が拾い、マルシオ・ポポ・阿部・柏木とつないでゴール前まで攻め込んだが、柏木の右足クロスはマルシオに届かず、追加点を挙げることができない。
68分にはポポに代わって原口がピッチへ。75分、原口が起点となってカウンターを仕掛けFKを獲得。ゴール正面よりやや左、ペナルティーアークの5メートルほど後方にボールがセットされ、マルシオ、柏木、槙野の3人が立つ。ゴール裏から「オレ!オレ!ビバ、マルシオ!」のコールが響く中、その期待に応えるようにマルシオが右足を一閃、ゴール左隅に決めて2-0とリードを拡げる。
その後、梅崎がエリア左角でゴールチャンスをつかんで3本のシュートを放ったが、自身の今シーズン初ゴールを決めることはできず。
しかしながら、チームは守備面では危なげない試合運びでアディショナルタイムの3分をしのぎ、2-0で試合は終了。リーグ戦では2009年6月27日以来の対神戸戦勝利となった。
次戦はヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節、18日(水)19時30分から埼玉スタジアムでセレッソ大阪と対戦する。
阿部勇樹
(埼スタではヴィッセル神戸に初勝利だが?)
「難しい試合になるかなと思っていました。神戸にはあまり勝っていなかったので、覚えているのは駒場で勝った試合くらい。勝てて良かったと思います」
(ゴールシーンは?)
「それまで全部(CKの際には)ニアに入っていたのですが、あのシーンは外に、一番遅れてという感じでした。あのCKの前のCKで、槙野がヘディングで勝って(シュートした)というシーンがあったので、もしかしてその後ろにいればチャンスが来るかなと思っていて、少し遅れて入ったら本当に(ボールが)来ました。右足ではなかったのですが、すぐ打てるところに来たので、枠だけ外さないようにという感じでした。最初真っ正面に行ったので危ないかなと思いましたが、入って良かったです」
(ゴール後の一体感が素晴らしいが?)
「サポーターの方々が作ってくれる雰囲気、一緒に戦っているというのは、やっていて感じているので、一緒に喜び合えて良かったです」
(帰ってきた浦和の雰囲気は?)
「晴れたらもっと良いんですけどね。天気が良ければもっと大勢の方々に来ていただけたと思いますが、雨でも素晴らしいピッチ、そして雰囲気を作ってくれていると改めて思います」
(キャプテンとしての意識は?)
「特別ないですが、どれだけ監督が目指すサッカー、やりたいサッカーをやっていけるか、ということが今のチームに必要なことだと思うので、自分もまだまだできないところは多いと思いますが、しっかりやって、キャプテンマークに恥じないように頑張ってやっていきたいと思います。次の試合に向けて戦っていくことが大事ですし、勝った試合の次が大事。その繰り返しだと思うので、しっかり戦っていきたいです」
(新しいメンバーも多く、監督も変わった中、こんなに早くうまくいくと思っていた?)
「やれてきたこともあるし、まだまだできないところもあるので、何とも言えないのですが、やっていくサッカーを信じて戦っています。もっと、精度の部分を上げていかないといけないので、うまくいっていると言っても6試合しかやっていないし、完璧な試合はまだしていない。そういった内容を目指していければと思います。まだこれからじゃないかなと思います」
(英国から戻ってきて、チームは以前と違うか?)
「帰国すると(クラブに)いつも顔を出していたので、そんなには変わりません。顔を出すというより、邪魔しに行っていたんですけどね(笑)」
(攻守に自由があるサッカーはやりやすい?)
「試合をやるごとに、トレーニングをやるごとに、その感覚が良くなっている部分があると思います。楽しくやっています。トレーニングは厳しくやっていますが、楽しくやれるところはやっています。やはり、うまくいっているときはすべていい方向に行くと思うので、それが続けば良いと思います」
(そろそろ1点ほしかったタイミング?)
「1点くらいは取りたいなと思っていました(笑)僕はアウェイでのゴールが多くて、埼スタではあまりなかったので。素晴らしいサポーター、ともに闘う仲間の前で決められて良かったです」
マルシオ リシャルデス
「神戸の守備は非常にタイトで、スペースを見つけるのが大変でした。後半に関しては、徐々にスペースを見つけることができて、ゴールが生まれてリズム感も出たので良かったと思います。
全体的にみんなが全力で取り組んだのでこの結果になったと思います。FKは、僕自身本当に良かったと思うし、きれいにゴールを決めることができました。1-0でリードしたあと、相手が反撃に出てきて、その中での2点目だったので、ゲームを落ち着かせることができたと思います。
無失点はすごく良かったですし、僕らのチームはセンターフォワードから守備をするのが約束事なのでそれがうまくいっていると思いますし、もちろんディフェンス陣の頑張りもあったと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズのメンバーは前節鹿島アントラーズ戦と変わらず。15時3分、前夜から続く雨の降るなかヴィッセルボールでキックオフされた。
最初のチャンスは6分。平川の右クロスがゴール前にこぼれたところをポポが蹴り込もうと左足を振るが、DFのブロックに遭う。8分にはヴィッセルのMF大久保のエリア左外からのシュートが枠の左角を直撃。9分にはカウンターから平川の右クロスにマルシオ リシャルデスが頭で合わせるが、惜しくもバーの上。前半はその後も互いに自分たちの時間を作り、そのなかでシュートチャンスを創出するという展開に。だが、両チームともラストパスやシュートの精度を欠いて、0-0のまま後半を迎える。
メンバー交代なく始まった後半、47分にレッズは左からのCKを獲得。柏木が蹴ったボールにゴール正面で槙野がほぼフリーの状態で飛び込むが、ヘディングシュートはGK徳重がセーブする。だが、その後もレッズは柏木・梅崎・槙野の3人が絡みながら左サイドから攻略。52分に左CKを獲得すると、47分のCK同様に槙野がゴール正面で飛ぶ。ボールは槙野と、彼と競り合った相手の頭上を越え、後方の阿部のところへ。阿部は右足でトラップすると、足元に置いたボールをすぐに左足でミートしてネットを揺すった。
阿部のレッズ復帰後初ゴールで先制したレッズは62分にも相手ペナルティーアーク付近でポポとマルシオのコンビネーションから、最後はマルシオが右足でシュート。ボールはゴール左のポストに当たり、リバウンドを詰めていた柏木が右足で押し込もうとするが、GKに阻まれて追加点のチャンスを逸する。
その後も相手クロスを跳ね返して阿部が拾い、マルシオ・ポポ・阿部・柏木とつないでゴール前まで攻め込んだが、柏木の右足クロスはマルシオに届かず、追加点を挙げることができない。
68分にはポポに代わって原口がピッチへ。75分、原口が起点となってカウンターを仕掛けFKを獲得。ゴール正面よりやや左、ペナルティーアークの5メートルほど後方にボールがセットされ、マルシオ、柏木、槙野の3人が立つ。ゴール裏から「オレ!オレ!ビバ、マルシオ!」のコールが響く中、その期待に応えるようにマルシオが右足を一閃、ゴール左隅に決めて2-0とリードを拡げる。
その後、梅崎がエリア左角でゴールチャンスをつかんで3本のシュートを放ったが、自身の今シーズン初ゴールを決めることはできず。
しかしながら、チームは守備面では危なげない試合運びでアディショナルタイムの3分をしのぎ、2-0で試合は終了。リーグ戦では2009年6月27日以来の対神戸戦勝利となった。
次戦はヤマザキナビスコカップ予選リーグ第3節、18日(水)19時30分から埼玉スタジアムでセレッソ大阪と対戦する。
阿部勇樹
(埼スタではヴィッセル神戸に初勝利だが?)
「難しい試合になるかなと思っていました。神戸にはあまり勝っていなかったので、覚えているのは駒場で勝った試合くらい。勝てて良かったと思います」
(ゴールシーンは?)
「それまで全部(CKの際には)ニアに入っていたのですが、あのシーンは外に、一番遅れてという感じでした。あのCKの前のCKで、槙野がヘディングで勝って(シュートした)というシーンがあったので、もしかしてその後ろにいればチャンスが来るかなと思っていて、少し遅れて入ったら本当に(ボールが)来ました。右足ではなかったのですが、すぐ打てるところに来たので、枠だけ外さないようにという感じでした。最初真っ正面に行ったので危ないかなと思いましたが、入って良かったです」
(ゴール後の一体感が素晴らしいが?)
「サポーターの方々が作ってくれる雰囲気、一緒に戦っているというのは、やっていて感じているので、一緒に喜び合えて良かったです」
(帰ってきた浦和の雰囲気は?)
「晴れたらもっと良いんですけどね。天気が良ければもっと大勢の方々に来ていただけたと思いますが、雨でも素晴らしいピッチ、そして雰囲気を作ってくれていると改めて思います」
(キャプテンとしての意識は?)
「特別ないですが、どれだけ監督が目指すサッカー、やりたいサッカーをやっていけるか、ということが今のチームに必要なことだと思うので、自分もまだまだできないところは多いと思いますが、しっかりやって、キャプテンマークに恥じないように頑張ってやっていきたいと思います。次の試合に向けて戦っていくことが大事ですし、勝った試合の次が大事。その繰り返しだと思うので、しっかり戦っていきたいです」
(新しいメンバーも多く、監督も変わった中、こんなに早くうまくいくと思っていた?)
「やれてきたこともあるし、まだまだできないところもあるので、何とも言えないのですが、やっていくサッカーを信じて戦っています。もっと、精度の部分を上げていかないといけないので、うまくいっていると言っても6試合しかやっていないし、完璧な試合はまだしていない。そういった内容を目指していければと思います。まだこれからじゃないかなと思います」
(英国から戻ってきて、チームは以前と違うか?)
「帰国すると(クラブに)いつも顔を出していたので、そんなには変わりません。顔を出すというより、邪魔しに行っていたんですけどね(笑)」
(攻守に自由があるサッカーはやりやすい?)
「試合をやるごとに、トレーニングをやるごとに、その感覚が良くなっている部分があると思います。楽しくやっています。トレーニングは厳しくやっていますが、楽しくやれるところはやっています。やはり、うまくいっているときはすべていい方向に行くと思うので、それが続けば良いと思います」
(そろそろ1点ほしかったタイミング?)
「1点くらいは取りたいなと思っていました(笑)僕はアウェイでのゴールが多くて、埼スタではあまりなかったので。素晴らしいサポーター、ともに闘う仲間の前で決められて良かったです」
マルシオ リシャルデス
「神戸の守備は非常にタイトで、スペースを見つけるのが大変でした。後半に関しては、徐々にスペースを見つけることができて、ゴールが生まれてリズム感も出たので良かったと思います。
全体的にみんなが全力で取り組んだのでこの結果になったと思います。FKは、僕自身本当に良かったと思うし、きれいにゴールを決めることができました。1-0でリードしたあと、相手が反撃に出てきて、その中での2点目だったので、ゲームを落ち着かせることができたと思います。
無失点はすごく良かったですし、僕らのチームはセンターフォワードから守備をするのが約束事なのでそれがうまくいっていると思いますし、もちろんディフェンス陣の頑張りもあったと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】