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vs福岡「J1残留へ大きな勝利」
26日のJリーグ第33節、浦和レッズはレベルファイブスタジアムに乗り込み、アビスパ福岡と対戦した。
レッズのスタメンは前節のベガルタ仙台戦と同じメンバー。GK加藤、DF平川・坪井・永田・野田、アンカーに啓太。インサイドハーフをマルシオと柏木が務め、アウトサイドは右が梅崎、左が原口、最前線にセルヒオが入った。
試合はアビスパのボールで17時33分キックオフ。レッズは開始から丁寧にパスをつないで試合を進める。序盤こそ相手の右クロスからチャンスを作られたものの、その後は安定した戦いを見せ、決定機を作り出した。6分、エリア右深くでボールを収めたセルヒオからマイナスのパス、これをマルシオが右足で狙うが枠上へ。9分には右CKから原口がニアに入り頭で合わせたが、直前にチャージがあったとしてファールの判定。以降、フィニッシュにまでは至らないものの、相手ゴールを脅かしていった。しかし23分、マルシオの裏へのパスに反応したセルヒオが相手GKと接触。そのまま負傷退場。28分に代わって達也が入った。それから間もない32分、自陣右サイドから崩され、ペナルティーアーク左付近から、アビスパ・岡本にゴールを決められて、先制を許してしまう。その後は一進一退の展開に。44分には永田のロングフィードを右サイドで収めた梅崎がカットインから左足で狙ったがゴール左上へ。迎えたアディショナルタイム。平川が右サイドを果敢にドリブル突破。中央へ送ると、中で達也がつぶれ役となり、ゴール正面にこぼれたところを柏木が左足シュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴール左隅に決まった。レッズは絶好の時間に同点に追いついて、前半を1-1で折り返した。
後半に入ってもレッズは複数の選手が連動しパスをつなぎながら相手の隙をうかがっていく。ただ、相手も前からのプレッシャーを強め、なかなか思うようにゴールに迫れない。56分にはエリア左角付近から福岡・中町に強烈なシュートを浴びるが、加藤が体で弾く好セーブ。そして61分。柏木が中盤左サイドからDF裏へ通した絶妙のスルーパスに梅崎が走り込んで抜け出しGKと1対1に。中央でシュート体制に入ろうかというところで、ファウルを受けてPKを獲得し、ファウルを犯した相手DFが退場となる。このPKをマルシオが決めるがやり直しの判定。緊迫した時間が流れる中、2回目も枠内左、ほぼ同じコースにしっかりと決めて、レッズが逆転した。一人多くなったレッズはその後、優勢に試合を進めていく。74分には平川の右クロスのこぼれ球をエリア左角付近でマルシオが右足で狙うが相手GKに弾かれた。84分にはDF裏に抜け出した達也がエリア内の至近距離から右足でシュートしたがGK正面。86分には達也に代わって原がピッチへ。そして、試合は後半のアディショナルタイムへ。勝利を信じて声援を送り続けるサポーターの後押しを受けて戦い続ける選手たち。アディショナルタイム4分が過ぎたところで、レフェリーの笛が鳴り、試合は終了に。レッズは2-1で逆転勝利を飾り、J1残留へ大きな勝ち点3を手に入れた。終了後、スタンドに挨拶に向かった選手たちに対しては、真っ赤なサポーターたちから熱い熱いコールが送られた。
次戦はリーグ戦最終節。12月3日(土)15時30分から、ホーム・埼玉スタジアムにて、首位、柏レイソルと対戦する。
鈴木啓太
「勝ち点3を取るために来たので結果が出て良かったと思います。とにかく自分たちとしては慌てないこと、福岡は失うものはないということで積極的に前に来ることも分かっていました。その辺はうまくコントロールしながら前にボールを運んでいきたいとは思っていました」
(前半終了間際に追いついたが?)
「前半に続けてきたことが最後の最後に実ったというような形だと思います。あのゴールによって、もう一度、ゲームが戻って来る、そういったことができたので非常に大きなゴールになったと思います」
(多くのサポーターがアウェイにもかかわらず来ていたが?)
「今シーズン、なかなか良い形で試合を見せることができませんでしたし、もちろんまだ終わってはいないですが、その中で福岡までこれだけ多くのサポーターが来てくれたことに僕たちは責任を持たないといけないと思っていました。そこまで内容が良かったかどうかというのは分かりませんが、サポーターと一緒に喜びあえて良かったです。この勝ち点3を取るまでにいろいろな状況がありましたし、厳しい状況、プレッシャーがかかる中で選手も本当に一つになってやっていたと思います。非常にこの勝ち点3は大きいと思います」
(ほぼ残留が決まったが?)
「明日の結果次第だと思いますが、まだ試合も終わっていないですし、とにかく最終節に向けて良い準備をしたいというのと、この勝ち点3を次につなげるために、もう一度、チーム全体としていろいろなところを見直して戦っていきたいです」
柏木陽介
「チームは立ち上がり、非常に良い状況で入りましたが、先制されて、そこで一気に流れが変わってやばいかなと思いました。
前半の最後、自分のゴールで追いつくことができ、良い時間に追いつくことができました。だからこそ、勝利につながったのかなと思います。今日はチームとして勝てたらいいと思っていましたし、今まで練習でやってきたことをしっかり出す、それをやるということだけを心がけていました。
試合前、監督は『超集中』『超強気』って、やたら超、をつけて言っていました。スーパーになれるように戦ったつもりですし、その強い気持ちが、本当に勝利につながったと思います。今日もアウェイなのにサポーターがこんなにたくさん来てくれて、その中でこういう大事なところで、勝てたのは非常にうれしいし、みんなで戦った結果かなと思います。
残留は、まだ油断はできないし、残り1試合、チームとして良くなっているところを見せたいです。ホーム最終戦ですし、自分たちの力を出して勝利を取るだけです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズのスタメンは前節のベガルタ仙台戦と同じメンバー。GK加藤、DF平川・坪井・永田・野田、アンカーに啓太。インサイドハーフをマルシオと柏木が務め、アウトサイドは右が梅崎、左が原口、最前線にセルヒオが入った。
試合はアビスパのボールで17時33分キックオフ。レッズは開始から丁寧にパスをつないで試合を進める。序盤こそ相手の右クロスからチャンスを作られたものの、その後は安定した戦いを見せ、決定機を作り出した。6分、エリア右深くでボールを収めたセルヒオからマイナスのパス、これをマルシオが右足で狙うが枠上へ。9分には右CKから原口がニアに入り頭で合わせたが、直前にチャージがあったとしてファールの判定。以降、フィニッシュにまでは至らないものの、相手ゴールを脅かしていった。しかし23分、マルシオの裏へのパスに反応したセルヒオが相手GKと接触。そのまま負傷退場。28分に代わって達也が入った。それから間もない32分、自陣右サイドから崩され、ペナルティーアーク左付近から、アビスパ・岡本にゴールを決められて、先制を許してしまう。その後は一進一退の展開に。44分には永田のロングフィードを右サイドで収めた梅崎がカットインから左足で狙ったがゴール左上へ。迎えたアディショナルタイム。平川が右サイドを果敢にドリブル突破。中央へ送ると、中で達也がつぶれ役となり、ゴール正面にこぼれたところを柏木が左足シュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴール左隅に決まった。レッズは絶好の時間に同点に追いついて、前半を1-1で折り返した。
後半に入ってもレッズは複数の選手が連動しパスをつなぎながら相手の隙をうかがっていく。ただ、相手も前からのプレッシャーを強め、なかなか思うようにゴールに迫れない。56分にはエリア左角付近から福岡・中町に強烈なシュートを浴びるが、加藤が体で弾く好セーブ。そして61分。柏木が中盤左サイドからDF裏へ通した絶妙のスルーパスに梅崎が走り込んで抜け出しGKと1対1に。中央でシュート体制に入ろうかというところで、ファウルを受けてPKを獲得し、ファウルを犯した相手DFが退場となる。このPKをマルシオが決めるがやり直しの判定。緊迫した時間が流れる中、2回目も枠内左、ほぼ同じコースにしっかりと決めて、レッズが逆転した。一人多くなったレッズはその後、優勢に試合を進めていく。74分には平川の右クロスのこぼれ球をエリア左角付近でマルシオが右足で狙うが相手GKに弾かれた。84分にはDF裏に抜け出した達也がエリア内の至近距離から右足でシュートしたがGK正面。86分には達也に代わって原がピッチへ。そして、試合は後半のアディショナルタイムへ。勝利を信じて声援を送り続けるサポーターの後押しを受けて戦い続ける選手たち。アディショナルタイム4分が過ぎたところで、レフェリーの笛が鳴り、試合は終了に。レッズは2-1で逆転勝利を飾り、J1残留へ大きな勝ち点3を手に入れた。終了後、スタンドに挨拶に向かった選手たちに対しては、真っ赤なサポーターたちから熱い熱いコールが送られた。
次戦はリーグ戦最終節。12月3日(土)15時30分から、ホーム・埼玉スタジアムにて、首位、柏レイソルと対戦する。
鈴木啓太
「勝ち点3を取るために来たので結果が出て良かったと思います。とにかく自分たちとしては慌てないこと、福岡は失うものはないということで積極的に前に来ることも分かっていました。その辺はうまくコントロールしながら前にボールを運んでいきたいとは思っていました」
(前半終了間際に追いついたが?)
「前半に続けてきたことが最後の最後に実ったというような形だと思います。あのゴールによって、もう一度、ゲームが戻って来る、そういったことができたので非常に大きなゴールになったと思います」
(多くのサポーターがアウェイにもかかわらず来ていたが?)
「今シーズン、なかなか良い形で試合を見せることができませんでしたし、もちろんまだ終わってはいないですが、その中で福岡までこれだけ多くのサポーターが来てくれたことに僕たちは責任を持たないといけないと思っていました。そこまで内容が良かったかどうかというのは分かりませんが、サポーターと一緒に喜びあえて良かったです。この勝ち点3を取るまでにいろいろな状況がありましたし、厳しい状況、プレッシャーがかかる中で選手も本当に一つになってやっていたと思います。非常にこの勝ち点3は大きいと思います」
(ほぼ残留が決まったが?)
「明日の結果次第だと思いますが、まだ試合も終わっていないですし、とにかく最終節に向けて良い準備をしたいというのと、この勝ち点3を次につなげるために、もう一度、チーム全体としていろいろなところを見直して戦っていきたいです」
柏木陽介
「チームは立ち上がり、非常に良い状況で入りましたが、先制されて、そこで一気に流れが変わってやばいかなと思いました。
前半の最後、自分のゴールで追いつくことができ、良い時間に追いつくことができました。だからこそ、勝利につながったのかなと思います。今日はチームとして勝てたらいいと思っていましたし、今まで練習でやってきたことをしっかり出す、それをやるということだけを心がけていました。
試合前、監督は『超集中』『超強気』って、やたら超、をつけて言っていました。スーパーになれるように戦ったつもりですし、その強い気持ちが、本当に勝利につながったと思います。今日もアウェイなのにサポーターがこんなにたくさん来てくれて、その中でこういう大事なところで、勝てたのは非常にうれしいし、みんなで戦った結果かなと思います。
残留は、まだ油断はできないし、残り1試合、チームとして良くなっているところを見せたいです。ホーム最終戦ですし、自分たちの力を出して勝利を取るだけです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】