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vsFC東京「先制を許し惜敗、ベスト8で終わる」
24日、チームは第91回天皇杯準々決勝でFC東京と対戦。試合は13時4分、快晴の空の下、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて浦和レッズのキックオフで始まった。
開始からボールをしっかりつないで主導権を握りつつあったレッズだったが、6分過ぎにアクシデント発生。自陣左でのパスミスからピンチを招き、エリア内でFC東京・ルーカスに決定機を与えそうになる。必死に戻った山田暢がこれを防いだものの、負傷してプレー続行不可能に。すぐさま野田が準備して9分にピッチに入ったものの、山田暢の退場以降は、FC東京の出足の速さと、球際での厳しい守備に手こずり、主導権を譲ることに。20分にはワンツーで突破され、ペナルティーアーク付近から石川に右足でのシュートを決められて先制を許してしまう。
レッズはFC東京の前線からのチェックをかいくぐりながらボールを進め、サイドから、あるいは中央からのチャンスメークを狙う。35分には梅崎がエリア右から左足、40分には柏木がエリア左から左足でシュートを放つが、どちらもバーを越える。中盤の底でゲームの安定を図ることが多い啓太も、この日は1点を追い前へ。44分には山田直がボールを持つとスルスルと駆け上がり、スルーパスを受けてペナルティーエリアラインからシュート。しかし、ボールは惜しくもGKに抑えられ、前半は0-1のまま折り返した。
後半、立ち上がりにカウンターからルーカスに決定的なシュートを許すが、ボールはバーの上を越えて救われる。その後のレッズはボールを丁寧に回しながら前へと圧力を強めていった。67分には原に代えて高崎を投入。71分、マルシオ リシャルデスが狭いところを通したスルーパスをエリア内で受けた高崎がゴールエリア右からシュートするも、ボールはGKに弾かれる。以降、柏木、梅崎がそれぞれエリア内でシュートチャンスを迎えるのだが、相手の寄せも早く、切り返してかわしてからのシュートを狙い、結果的にフィニッシュしきれない場面が続いた。ゴールを目指して押し込んだレッズ。アディショナルタイムには濱田を最前線へと上げ、90+3分には啓太の強烈な右足ミドルがゴール左下に飛んだが、GKの好守にあいゴールを割ることはできず。0-1のまま敗れ、ベスト8で天皇杯から姿を消すこととなり、2011シーズンの全日程を終了した。
加藤順大
「負けてしまって、今シーズンがこれで終わってしまうということで非常に悔しいです。つないでいく中で、得点チャンスもいくつか作れたと思いますが、今シーズンは、先制点を奪われて苦しくなる戦いが何試合もありました。今日もそういう展開で、先制されたことが悔やまれる試合だったと思います。
後半になって修正できて、後ろからもつなげるようになって、チャンスもあるかと思いましたが、相手も固かったので、悔しいです。
今シーズンはリーグデビューできたことが大きな一歩だったと思いますが、成績のことを考えると、ファン・サポーターに非常に悲しい思いをさせてしまったことを申し訳なく思いますし、来シーズンはそういうことがないようにがんばっていきたいです」
鈴木啓太
「トーナメント戦ということで、どうしても勝ちたいゲームだったし、次のステージに進みたいという気持ちが強かったので残念です。前半は相手のプレッシャーに対して、落ち着いて対処できていた時間もあれば、落ち着けていない時間もあったと思います。ただ、立ち上がりは非常に良かったと思うし、やっていても怖さはそれほど感じていなかったんですが…」
(山田暢の負傷退場で流れが変わったように見えたが?)
「それはあったと思います。野田も、あれだけ早い時間にああいう出方をするというのは経験がないと思うし、難しさもあったと思います。後半は相手も多少戦術を変えたのもあってか自分たちのペースになって、チャンスも作れましたが決められずに残念でした」
(前線まで出ていく場面が多かったが?)
「陽介やマルシオが後ろでゲームを作ることができていたので、自分が後ろにいるよりも時々前に出た方が崩せるだろうなと考えて、前に出ました。それは1点リードされてるからというよりも、陽介やマルシオと前後で出入りをするというイメージは持ちながらやってきていました」
(大変なシーズンだったと思うが?)
「辛いシーズンでしたが、レッズに足りないものが見えてきたシーズンでもあったと思うし、そこを選手もクラブもオフに考えなければいけないと思います。それと、この数ヵ月に関して言えば、プレッシャーのかかるゲームもあったし、天皇杯に関してはステージを進む楽しさもあったし、良い時間を過ごせたなという感触はあります。
堀監督、天野コーチは少ない時間の中でも何とかチームを活性化させて結果をという気持ちで取り組んでくれたと思うし、何がダメだったのかを整理してくれて、自分たちのフィールドに持って行ってくれてたのかなと思いますし、お互いに信頼できていたと思います」
(今日のゲームでも堀監督とやってきたサッカーがだいぶ出せていたのでは?)
「そう思います。トレーニングでも良い感触をつかめていただけに、もうちょっとやりたいというのはありました。次のステージに進む可能性があったゲームだけに、なおさら残念です。ただ、来年に向けて、とにかくこの経験を活かすということしかないと思います。
ファン、サポーターの皆さんには本当に感謝したいです。辛い時に手を離さないでくれたことが一番嬉しかったシーズンでした」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
開始からボールをしっかりつないで主導権を握りつつあったレッズだったが、6分過ぎにアクシデント発生。自陣左でのパスミスからピンチを招き、エリア内でFC東京・ルーカスに決定機を与えそうになる。必死に戻った山田暢がこれを防いだものの、負傷してプレー続行不可能に。すぐさま野田が準備して9分にピッチに入ったものの、山田暢の退場以降は、FC東京の出足の速さと、球際での厳しい守備に手こずり、主導権を譲ることに。20分にはワンツーで突破され、ペナルティーアーク付近から石川に右足でのシュートを決められて先制を許してしまう。
レッズはFC東京の前線からのチェックをかいくぐりながらボールを進め、サイドから、あるいは中央からのチャンスメークを狙う。35分には梅崎がエリア右から左足、40分には柏木がエリア左から左足でシュートを放つが、どちらもバーを越える。中盤の底でゲームの安定を図ることが多い啓太も、この日は1点を追い前へ。44分には山田直がボールを持つとスルスルと駆け上がり、スルーパスを受けてペナルティーエリアラインからシュート。しかし、ボールは惜しくもGKに抑えられ、前半は0-1のまま折り返した。
後半、立ち上がりにカウンターからルーカスに決定的なシュートを許すが、ボールはバーの上を越えて救われる。その後のレッズはボールを丁寧に回しながら前へと圧力を強めていった。67分には原に代えて高崎を投入。71分、マルシオ リシャルデスが狭いところを通したスルーパスをエリア内で受けた高崎がゴールエリア右からシュートするも、ボールはGKに弾かれる。以降、柏木、梅崎がそれぞれエリア内でシュートチャンスを迎えるのだが、相手の寄せも早く、切り返してかわしてからのシュートを狙い、結果的にフィニッシュしきれない場面が続いた。ゴールを目指して押し込んだレッズ。アディショナルタイムには濱田を最前線へと上げ、90+3分には啓太の強烈な右足ミドルがゴール左下に飛んだが、GKの好守にあいゴールを割ることはできず。0-1のまま敗れ、ベスト8で天皇杯から姿を消すこととなり、2011シーズンの全日程を終了した。
加藤順大
「負けてしまって、今シーズンがこれで終わってしまうということで非常に悔しいです。つないでいく中で、得点チャンスもいくつか作れたと思いますが、今シーズンは、先制点を奪われて苦しくなる戦いが何試合もありました。今日もそういう展開で、先制されたことが悔やまれる試合だったと思います。
後半になって修正できて、後ろからもつなげるようになって、チャンスもあるかと思いましたが、相手も固かったので、悔しいです。
今シーズンはリーグデビューできたことが大きな一歩だったと思いますが、成績のことを考えると、ファン・サポーターに非常に悲しい思いをさせてしまったことを申し訳なく思いますし、来シーズンはそういうことがないようにがんばっていきたいです」
鈴木啓太
「トーナメント戦ということで、どうしても勝ちたいゲームだったし、次のステージに進みたいという気持ちが強かったので残念です。前半は相手のプレッシャーに対して、落ち着いて対処できていた時間もあれば、落ち着けていない時間もあったと思います。ただ、立ち上がりは非常に良かったと思うし、やっていても怖さはそれほど感じていなかったんですが…」
(山田暢の負傷退場で流れが変わったように見えたが?)
「それはあったと思います。野田も、あれだけ早い時間にああいう出方をするというのは経験がないと思うし、難しさもあったと思います。後半は相手も多少戦術を変えたのもあってか自分たちのペースになって、チャンスも作れましたが決められずに残念でした」
(前線まで出ていく場面が多かったが?)
「陽介やマルシオが後ろでゲームを作ることができていたので、自分が後ろにいるよりも時々前に出た方が崩せるだろうなと考えて、前に出ました。それは1点リードされてるからというよりも、陽介やマルシオと前後で出入りをするというイメージは持ちながらやってきていました」
(大変なシーズンだったと思うが?)
「辛いシーズンでしたが、レッズに足りないものが見えてきたシーズンでもあったと思うし、そこを選手もクラブもオフに考えなければいけないと思います。それと、この数ヵ月に関して言えば、プレッシャーのかかるゲームもあったし、天皇杯に関してはステージを進む楽しさもあったし、良い時間を過ごせたなという感触はあります。
堀監督、天野コーチは少ない時間の中でも何とかチームを活性化させて結果をという気持ちで取り組んでくれたと思うし、何がダメだったのかを整理してくれて、自分たちのフィールドに持って行ってくれてたのかなと思いますし、お互いに信頼できていたと思います」
(今日のゲームでも堀監督とやってきたサッカーがだいぶ出せていたのでは?)
「そう思います。トレーニングでも良い感触をつかめていただけに、もうちょっとやりたいというのはありました。次のステージに進む可能性があったゲームだけに、なおさら残念です。ただ、来年に向けて、とにかくこの経験を活かすということしかないと思います。
ファン、サポーターの皆さんには本当に感謝したいです。辛い時に手を離さないでくれたことが一番嬉しかったシーズンでした」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】