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さて、Ｊ２での戦いはサポーターにどんな変化をもたらすのだろう。実際にスタートしてみないと見当がつかい部分もあるが、今わかっていることを教えてもらおう。 （回答・浦和レッズ運営部）

Ｑ・そもそもＪ２リーグって、どういう仕組みなのですか。 Ａ ・Ｊ２（Ｊリーグ・ディビジョン２）は、１１チームによる４回戦の総当たり方式で行われます。奇数なので、毎回「試合なし」のチームがあります。 　Ｊ１のように２ステージに分かれておらず、全４４節で成績を争います。勝ち点制、延長などのルールはＪ１と同じです。最終成績で上位２チームが２００１シーズンからＪ１に昇格します。 　試合日程は、３〜７月開催分は２月７日に、８〜１１月開催分は４月末に発表されます。また９月に開催の１試合がシドニー五輪の日本戦の日程と重なる可能性があり、この節のみ６月下旬の発表になります。 〈チーム名〉 〈ホームスタジアム〉 コンサドーレ札幌 札幌市厚別公園陸上競技場 モンテディオ山形 山形県総合運動公園陸上競技場 ベガルタ仙台 仙台スタジアム アルビレックス新潟 新潟市陸上競技場 水戸ホーリーホック 笠松運動公園陸上競技場（改修中） 大宮アルディージャ 大宮サッカー場 ヴァンフォーレ甲府 小瀬スポーツ公園陸上競技場（甲府市） 湘南ベルマーレ 平塚競技場 サガン鳥栖 鳥栖スタジアム 大分トリニータ 大分市営陸上競技場 （実際の開催場所は変わる場合もあります） Ｑ・ゲームは何曜日になるのですか。 Ａ ・リーグ戦のホームゲーム２０試合は、すべて駒場スタジアムで行います。Ｊ２は日曜、木曜開催を原則としていますが、日曜日には駒場スタジアムで他の行事が予定されていますので、レッズは半数の１０試合が土曜開催になる予定です。日曜日にＪ２の試合を行う場合は、午前中にサブグラウンドで市民リーグの試合が組まれますので、駐輪場として開放するのは午後からになるでしょう。 　また開門時間は原則としてキックオフの２時間半前になります。ボーイズマッチもこれまで通り行う予定ですが、詳細は日程が確定した後で決定します。 Ｑ・ホームの入場料はどう変わるのですか。 Ａ ・入場料は、「クラブの収入」の大きな柱であると同時に、「ファン、サポーターの支出」でもあります。 　今シーズン、レッズのホームゲームは昨年よりかなり増えますが、Ｊ１で試合数が多くなるならともかく、Ｊ２になって試合数が増えたためにシーズンシートの金額が高くなることは、「ファン、サポーターの支出」を増大させることになります。それを避けるため、シーズンシートの料金を９９シーズンと同額にしました。これにより１試合当たりの額はＡ席大人で１，３７１円になります（リーグ戦２０試合＋ナビスコカップ１回戦）。 　一方、試合ごとのチケットは従来と同額で設定しました。試合ごとのチケット料金は「浦和レッズのエンターテインメントの価値」だと考えていますので、相手によって価格を変えるべきではないと考えます。たとえば９９シーズンのナビスコカップでは、相手がＪ２の大分でも、Ｊ１の鹿島でも同額でした。 　「Ｊ２でも、浦和レッズはこれまで以上の試合をお見せする」という誓いを込めて、試合ごとのチケット価格は、今まで同じ料金になります。入場料はクラブの収入の柱になるものであり、みなさんのご理解をお願いいたします。 　なおシーズンシートの発売数は１２，０００枚でこれまでと同じです。前売り・当日同料金も変わりません。 （注・レッズは９２年の創設時から、チケット料金は一部を除き同額） 〈チケット発売予定〉 ホームタウン優先受付 一般発売 リーグ戦３〜５月開催分（７） ２／１〜２／７ ２／２７ ナビスコ１回戦４月開催分（１） ３／１〜３／７ ３月 リーグ戦６〜８月開催分（６） ５／１〜５／７ ５月 リーグ戦９〜11月開催分（７） ８／１〜８／７ ８月 Ｑ・サテライトの試合はあるのでしょうか。 Ａ ・今シーズン、レッズはサテライトリーグに参加しないことにしました。サテライトはＪ１チームで構成されるため、Ｊ１の試合のない日曜日に開催されます。レッズはＪ２リーグ戦のホームゲームの多くを土曜日に行いますが、アウェー戦は日曜日になるため、サテライトの大会日程を大きく崩してしまうことになります。 　レッズはこれまで埼玉県下のいろいろな競技場を使ってサテライトを開催し、大勢の型に試合を楽しんでもらおうと、取り組んできただけに、今シーズン参加できないのは、大変残念です。 　ただし、チームとしてこの種の試合は大切ですから、練習試合が多くなるでしょう。