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ハートフルサッカー in 東北2013 第1日 大槌町

浦和レッズハートフルクラブは、東日本大震災復興支援プロジェクトとして、『浦和レッズ ハートフルクラブ in 東北2013』(共催:国連の友アジア-パシフィック)を実施している。9月25日(水)~27日(金)の3日間にわたり、岩手県の上閉伊郡大槌町と下閉伊郡山田町の小学校、各町役場を訪問。落合 弘ハートフルキャプテンをはじめとしたハートフルクラブ全コーチ陣による、サッカーを通じた心のケアを目的とする活動を行っている。
第1日の25日、訪問した小学校は大槌町立吉里吉里小学校と大槌町立大槌小学校だ。吉里吉里小学校は、小学3年生と4年生の29名、大槌小学校は、小学校3年生の62名を対象に授業が行われた。ハートフルクラブ専用トラックが学校の敷地内に入ると、児童たちや先生が笑顔で出迎えてくれた。そして、最初の授業では、落合ハートフルクラブキャプテンによる講話が行われた。
落合キャプテンは、自身の子供時代の体験談から、子供のときに苦労して頑張ることの重要性や、思いやりある言葉や行いをすることの大切さなどを語った。「一生懸命に頑張れば、必ず良いことがあるよ」「挨拶するときは相手の目を見て挨拶しよう」「言葉を投げかけるときは相手の立場に立って投げかけてごらん」。最初は少し緊張した面持ちの児童たちだったが、落合キャプテンの言葉に真剣な表情で耳を傾けていた。













落合キャプテンの講話後、校庭に出てボールを使った授業サポート。吉里吉里小では緊張気味の児童たちに、ハートフルクラブのコーチたちがユーモアたっぷりの口調で語りかけると、グラウンドはすぐに明るく活気にあふれた雰囲気となった。その賑やかな雰囲気に興味を持った近所の方々や、偶然近くを通りかかった方が、微笑ましい表情でこちらを眺めていた。













午後の大槌小では、人数ゲームと呼ばれるメニューになると、さらなる盛り上がりを見せた。ビブスの色にちなんで黄色なら「カレーチーム」と白は「ライスチーム」と名付け、各チームに分かれて対抗戦を行うのだが、試合に参加するための順番待ちをする児童たちが、味方を一生懸命に応援すると、得点が加算されるというユニークなルールが設けられている。ゲームに勝ったチームは、大喜びで味方のもとに駆け寄りハイタッチでその喜びを共有しあっていた。


続いて、ハートフルクラブは大槌町役場と大槌教育委員会を表敬訪問した。(佐々木彰副町長と室井市衛コーチ)


浦和レッズが協力したイベントで集まった義援金をたずさえ、ハートフルクラブとともに大槌町 佐々木彰副町長を表敬訪問した南高通り商店会の千葉会長(右から6番目)、浦和六辻商店会の中村会長(右から5番目)。





表敬訪問後、この日最後のプログラム「大人のためのサッカー教室」を行った。対象は、町役場と教育委員会で働く職員の方々18名が参加。被災地で働く職員の方のストレスを、スポーツで発散してもらいたいとの思いから実施された。大槌町役場教育委員会 生涯学習課社会体育施設班の平館 豊さんは次のように語った。
「精神的に追い詰められてしまった仲間がいて、そういう人たちの心をスポーツで満たせれば復興の推進力になるのではないかと思いました。心を育むという点ではハートフルクラブの理念とも一致していますし、本当に来ていただいて良かったと思っています」
コーチ陣は町役場職員の方々とボール遊び、ミニゲームなどを行い、サッカーで交流を深めた。

第2日の26日(木)、ハートフルクラブは山田町の荒川小学校と轟木小学校、山田町役場、山田町教育委員会などを訪問をする予定となっている。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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