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横断幕掲出の解禁に関する検討の現状と今後について
日頃より、浦和レッズへの熱いご声援を賜り、誠にありがとうございます。1月15日(木)、17日(金)、25日(日)の3日間で延べ158名の皆さまにご参加をいただき、横断幕の取り扱いに関するサポーターミーティングを実施いたしました。このミーティングでの対話も考慮したクラブによる検討の現状と今後についてお知らせします。
1.これまでの経緯と現状
・浦和レッズは昨年3月、差別的横断幕の掲出事案で無観客試合の制裁を受けました。その後、再発防止と自粛の観点から掲出物を全面禁止としました。
・クラブの存続の危機ととらえ、その後安全なスタジアムづくりを最重要視し、並行して快適なスタジアムをつくるためにファン・サポーターと対話を呼びかけながら、新たに誰もが楽しめるスタジアムづくりに取り組んでいます。
・掲出物の解禁については、安全確保と対話の進展を見ながら、「掲出エリア」「運用ルール」「表現」「外部環境」の4つの観点から検討し、昨シーズンの終盤にコレオグラフィーを解禁しました。
・次に解禁する掲出物として横断幕を検討対象としました。なお、運用ルールの実施体制にめどがつくことと、掲出エリア内での掲出希望者間の調整にめどがつくことが解禁の前提となります。
2.横断幕掲出の解禁までの手順について
・運用ルールの公表や申請受付開始から解禁までは5週間程度を要すると考えています。最終的な運用ルールを策定した後、2月上旬を目途に運用ルールの公表と申請受付を行う予定です。
・申請受付を完了した後、エリアごとに掲出希望者によるミーティングを開催します。このミーティングにおいては、掲出位置等の調整を今後どのように進めていくか等がテーマになると思われます。クラブとしても事前の掲出位置確認等必要なサポートをしていきます。
・申請受付が完了し、運用ルールにめどが立ち、エリアごとのミーティングを通じた調整もめどが立ったことを確認し、最終的な解禁日を決めていきます。
スタート時点では、ホームゲームのみを解禁対象とし、アウェイゲームでの解禁については、原則としてホームゲームの掲出が順調に行われることが確認できた後に検討していきます。
・大旗やゲート旗については、横断幕が順調に解禁されること等が確認でき、4点の検討項目(掲出エリア、運用ルール、表現、外部環境)を点検しながら検討していきます。
3.掲出可能エリアについて
・原則として下記エリア(全長約1,000m)でスタートします。掲出の際は、安全確保とスタジアム管理の観点からいくつかのルールを設ける予定です。
(例)
(1)設置する際に横断幕が階段や通路にかからないこと。
(2)競技運営エリアであるメインロアー最前列下については、運営エリアの通路確保等のため、横断幕は高さ1.7m以下とすること。
(3)広告看板の周辺は外縁から35cmの保護領域を設定すること。
(4)原則的に留め金(フック)が設置されている場所はそれを可能な限り使用してガムテープ等のテープ類は補助的な使用にとどめること。
[掲出可能エリア]
《北サイドスタンド》
(1)最前列下
(2)最後列上
(3)壁面の一部
《南サイドスタンド》
(1)最前列下
(2)最後列上
(3)壁面の一部
《指定席エリア》
(1)バックロアースタンド入場ゲート横
(2)バックロアースタンド中通路上
(3)バックアッパースタンド最後列上
(4)メインロアースタンド最前列下
(5)メインアッパースタンド最後列上
《スタンド外》
(1)南側ペデストリアンデッキ外側
(2)北側ペデストリアンデッキ外側
なお、バックスタンド最前列下につきましては、Jリーグのルール改正により、2015シーズンからクラブの広告掲出エリアとし、横断幕等の掲出はできなくなりました。皆さまのご理解をよろしくお願いいたします。
4.事前申請制
・リーディングアイテムやコレオグラフィーにおいて事前申請制を設けていますが、横断幕についても、あらかじめ申請し(申請受付)、クラブがそれを確認する(申請完了)ルールを導入いたします。
これは、掲出内容に問題がないか事前に確認することと突発的なトラブルに迅速に対することができるようにするためです。
・申請期間は、2015シーズンについては2月中旬の一定期間を考えています。掲出内容が確認されて申請が完了した横断幕は2015シーズン中、申請が完了したものとして扱われ、試合ごとに申請する等の手続きは不要となります。なお、追加申請につきましてはシーズン途中に別途申請の期間を設定することも検討しています。
・掲出内容については、申請を通じて確認をいたします。試合運営管理規程および各種外部環境等を考慮して個別に判断することになりますが、その際に掲出希望の方との対話等も参考に致します。なお、申請完了は横断幕の掲出を保証するものではありません。
5.運用ルールの概要
・原則としてホームゲームのみを解禁の対象とします。
・申請が完了した横断幕以外は掲出することができません。
・横断幕の設置後にクラブが確認を行う必要があるため、開場前に設置をしていただくことになります。
※自由席の当日抽選入場を考慮し、設置作業は6時間前から5時間前の時間帯となる見込みです。
・設置作業の際はビブスを着用していただく等、ルールに基づき設置をしていただきます。
・設置した横断幕は、試合終了後の撤収時間まで撤去することができません。
・設置完了後に横断幕を掲出したり、掲出内容を変更することはできません。
・撤収につきましてもルールに基づき行っていただきます。
・申請が完了した横断幕であるかにかかわらず、スタジアムにおいてクラブの判断で掲出を遠慮いただいたり、横断幕を撤去する場合があります。
・最終的な運用ルールにつきましては、後日策定します。
6.掲出希望者による調整について
・クラブが掲出エリアを設定し、具体的な掲出位置は掲出希望者でエリアごとに調整していただくものと考えております。
・申請完了を受け、掲出位置の調整を開始する際は、クラブがエリアごとのミーティングを呼び掛けます。
・新たな希望者の扱い等につきましてもミーティング等により調整していただくことになると考えています。
・掲出エリアからの様々な要望につきましては、クラブがサポートできるものについては、積極的に関与していきます。
※現在、下記スケジュールにて掲出希望者によるエリアごとのミーティングを調整中です。詳細決定後、オフィシャルウェブサイトにてお知らせいたします。場所は共に埼玉スタジアムを予定しております。
2月14日(土) 14:00~ 北サイドスタンド、南サイドスタンド
2月15日(日) 9:00~ メインスタンド、バックスタンド
1.これまでの経緯と現状
・浦和レッズは昨年3月、差別的横断幕の掲出事案で無観客試合の制裁を受けました。その後、再発防止と自粛の観点から掲出物を全面禁止としました。
・クラブの存続の危機ととらえ、その後安全なスタジアムづくりを最重要視し、並行して快適なスタジアムをつくるためにファン・サポーターと対話を呼びかけながら、新たに誰もが楽しめるスタジアムづくりに取り組んでいます。
・掲出物の解禁については、安全確保と対話の進展を見ながら、「掲出エリア」「運用ルール」「表現」「外部環境」の4つの観点から検討し、昨シーズンの終盤にコレオグラフィーを解禁しました。
・次に解禁する掲出物として横断幕を検討対象としました。なお、運用ルールの実施体制にめどがつくことと、掲出エリア内での掲出希望者間の調整にめどがつくことが解禁の前提となります。
2.横断幕掲出の解禁までの手順について
・運用ルールの公表や申請受付開始から解禁までは5週間程度を要すると考えています。最終的な運用ルールを策定した後、2月上旬を目途に運用ルールの公表と申請受付を行う予定です。
・申請受付を完了した後、エリアごとに掲出希望者によるミーティングを開催します。このミーティングにおいては、掲出位置等の調整を今後どのように進めていくか等がテーマになると思われます。クラブとしても事前の掲出位置確認等必要なサポートをしていきます。
・申請受付が完了し、運用ルールにめどが立ち、エリアごとのミーティングを通じた調整もめどが立ったことを確認し、最終的な解禁日を決めていきます。
スタート時点では、ホームゲームのみを解禁対象とし、アウェイゲームでの解禁については、原則としてホームゲームの掲出が順調に行われることが確認できた後に検討していきます。
・大旗やゲート旗については、横断幕が順調に解禁されること等が確認でき、4点の検討項目(掲出エリア、運用ルール、表現、外部環境)を点検しながら検討していきます。
3.掲出可能エリアについて
・原則として下記エリア(全長約1,000m)でスタートします。掲出の際は、安全確保とスタジアム管理の観点からいくつかのルールを設ける予定です。
(例)
(1)設置する際に横断幕が階段や通路にかからないこと。
(2)競技運営エリアであるメインロアー最前列下については、運営エリアの通路確保等のため、横断幕は高さ1.7m以下とすること。
(3)広告看板の周辺は外縁から35cmの保護領域を設定すること。
(4)原則的に留め金(フック)が設置されている場所はそれを可能な限り使用してガムテープ等のテープ類は補助的な使用にとどめること。
[掲出可能エリア]
《北サイドスタンド》
(1)最前列下
(2)最後列上
(3)壁面の一部
《南サイドスタンド》
(1)最前列下
(2)最後列上
(3)壁面の一部
《指定席エリア》
(1)バックロアースタンド入場ゲート横
(2)バックロアースタンド中通路上
(3)バックアッパースタンド最後列上
(4)メインロアースタンド最前列下
(5)メインアッパースタンド最後列上
《スタンド外》
(1)南側ペデストリアンデッキ外側
(2)北側ペデストリアンデッキ外側
なお、バックスタンド最前列下につきましては、Jリーグのルール改正により、2015シーズンからクラブの広告掲出エリアとし、横断幕等の掲出はできなくなりました。皆さまのご理解をよろしくお願いいたします。
4.事前申請制
・リーディングアイテムやコレオグラフィーにおいて事前申請制を設けていますが、横断幕についても、あらかじめ申請し(申請受付)、クラブがそれを確認する(申請完了)ルールを導入いたします。
これは、掲出内容に問題がないか事前に確認することと突発的なトラブルに迅速に対することができるようにするためです。
・申請期間は、2015シーズンについては2月中旬の一定期間を考えています。掲出内容が確認されて申請が完了した横断幕は2015シーズン中、申請が完了したものとして扱われ、試合ごとに申請する等の手続きは不要となります。なお、追加申請につきましてはシーズン途中に別途申請の期間を設定することも検討しています。
・掲出内容については、申請を通じて確認をいたします。試合運営管理規程および各種外部環境等を考慮して個別に判断することになりますが、その際に掲出希望の方との対話等も参考に致します。なお、申請完了は横断幕の掲出を保証するものではありません。
5.運用ルールの概要
・原則としてホームゲームのみを解禁の対象とします。
・申請が完了した横断幕以外は掲出することができません。
・横断幕の設置後にクラブが確認を行う必要があるため、開場前に設置をしていただくことになります。
※自由席の当日抽選入場を考慮し、設置作業は6時間前から5時間前の時間帯となる見込みです。
・設置作業の際はビブスを着用していただく等、ルールに基づき設置をしていただきます。
・設置した横断幕は、試合終了後の撤収時間まで撤去することができません。
・設置完了後に横断幕を掲出したり、掲出内容を変更することはできません。
・撤収につきましてもルールに基づき行っていただきます。
・申請が完了した横断幕であるかにかかわらず、スタジアムにおいてクラブの判断で掲出を遠慮いただいたり、横断幕を撤去する場合があります。
・最終的な運用ルールにつきましては、後日策定します。
6.掲出希望者による調整について
・クラブが掲出エリアを設定し、具体的な掲出位置は掲出希望者でエリアごとに調整していただくものと考えております。
・申請完了を受け、掲出位置の調整を開始する際は、クラブがエリアごとのミーティングを呼び掛けます。
・新たな希望者の扱い等につきましてもミーティング等により調整していただくことになると考えています。
・掲出エリアからの様々な要望につきましては、クラブがサポートできるものについては、積極的に関与していきます。
※現在、下記スケジュールにて掲出希望者によるエリアごとのミーティングを調整中です。詳細決定後、オフィシャルウェブサイトにてお知らせいたします。場所は共に埼玉スタジアムを予定しております。
2月14日(土) 14:00~ 北サイドスタンド、南サイドスタンド
2月15日(日) 9:00~ メインスタンド、バックスタンド